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ドヴォルザーク(1841-1904)

CD 交響曲第9番『新世界より』 ゲオルグ・ショルティ&シカゴ交響楽団

交響曲第9番『新世界より』 ゲオルグ・ショルティ&シカゴ交響楽団

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  • ★★★★☆ 

    またたび度々  |  NETHERLANDS  |  不明  |  2021年03月18日

    ショルティー/CSOのコンビの黄金時代の絶頂期に録音されたCD(当時はLP全盛時代でしたが)。この作品の特徴と本コンビの特性が合致し、録音の良さも相まって素晴らしい内容に至っています。第2楽章はバーンスタインに迫る14分台とかなり遅めテンポ設定。第1楽章の主題が再現する部分では劇的で特徴ある表現がなされている。第4楽章の最後の部分はのけ反ってしまうかも。

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  • ★★★★★ 

    久保田文吾  |  千葉県  |  不明  |  2018年02月11日

    このコンビらしい剛直で筋肉質な表現を聴かせる一方、2楽章では豊かな情感が伝わってくる。録音も優秀だし、何も言うことはない。ただ、あと30分くらいスペースがあるので、オマケがついていてもよかった。(ショルティのドヴォルザークやチェコ関係の録音は少ないから、組み合せるものがなかったのかもしれない)

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  • ★★★☆☆ 

    レインボー  |  不明  |  不明  |  2017年06月27日

    ゲオルグ・ショルティ指揮、シカゴ交響楽団の演奏で録音された、ドヴォルザークの交響曲第9番『新世界』である。 ショルティの演奏という事で期待して聴いたが、正直ちょっとイマイチであった。 もちろん、第4楽章等にシカゴ交響楽団の金管の凄さも出ているし、ショルティらしさもあるのだけれど、この指揮者ならもう少し快活なメリハリのついた演奏を期待してしまう。 年齢を重ねて巨匠になってしまったのか、若い頃の勢いはない。 1983年1月録音、音質良好。

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  • ★★★★★ 

    カズニン  |  東京都  |  不明  |  2013年08月11日

    素晴らしい演奏と録音です。フィルアップが一曲欲しいところですね。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2012年09月22日

    ショルティは先輩格のカラヤンと同様に、極めて広範なレパートリーを誇っており、数多くのレコーディングを行ったところであるが、意外な有名曲の録音をなかなかしなかったということがあった。例えば、ブラームスの交響曲全集については、1977年〜1979年になって漸く初録音したところであるし、本盤におさめられたドヴォルザークの交響曲第9番に至っては、70歳を過ぎた1983年になってはじめて録音を行ったところだ。その理由は定かではないが、ブラームスの交響曲全集と同様に、正に満を持して録音に臨んだだけに、ショルティの名声をいささかも傷つけることがない素晴らしい名演に仕上がっていると高く評価したいと考える。同曲におけるショルティのアプローチは、例によって強靭なリズム感とメリハリの明瞭さを全面に打ち出したものであり、その鋭角的な指揮ぶりからも明らかなように、どこをとっても曖昧な箇所がなく、明瞭で光彩陸離たる音響に満たされていると言えるところだ。それでいて、1980年代に入ってショルティの指揮芸術にも円熟の境地とも言うべきある種の懐の深さ、奥行きの深さが付加されてきたところであり、本演奏にもそうした点が如実にあらわれていると言える。要は、ショルティを貶す識者が欠点と批判してきた力づくとも言うべき無機的な強引さが本演奏においては影を潜め、いかなる最強奏の箇所に至っても、懐の深さ、格調の高さを失っていないのが素晴らしい。スケールも雄渾の極みと言えるところであり、いい意味での剛柔のバランスのとれたスケール雄大な演奏というのが本演奏の特質と言えるのかもしれない。同曲の演奏において、チェコの民族色に満ち溢れた情感豊かさを希求する聴き手にとっては、いささか期待外れとの批判も寄せられるのではないかとも思われるが、例えば第1楽章の呈示部の繰り返しなども忠実に行うなど、同曲の絶対音楽としての魅力を十分に堪能させてくれる本演奏に対しては、文句は言えないのではないかと考えられるところだ。そして、本演奏においてさらに素晴らしいのはシカゴ交響楽団の超絶的な技量であろう。ショルティの指揮にシカゴ交響楽団が一糸乱れぬアンサンブルを駆使してついていっているところが見事であり、ショルティ統率下のシカゴ交響楽団がいかにスーパー軍団であったのかを認識させるのに十分なヴィルトゥオジティを最大限に発揮していると言える。かかるシカゴ交響楽団の好パフォーマンスが、本演奏を壮絶な名演たらしめるのに大きく貢献しているのを忘れてはならない。音質も英デッカによる極めて優秀なものであり、ルビジウム・クロック・カッティングによって更に鮮明さが増したと言える。もっとも、本演奏は、ショルティの円熟を感じさせる素晴らしい名演であり、可能であれば、シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤で発売して欲しいと思っている聴き手は私だけではあるまい。

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