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SACD 『名器の響き〜ヴァイオリンの歴史的名器』 ピエール・アモイヤル

『名器の響き〜ヴァイオリンの歴史的名器』 ピエール・アモイヤル

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    ゆりぞう  |  兵庫県  |  不明  |  2012年10月02日

    もう30年も前、CDがアナログディスクにとって代わったが、その最大の失望は「バイオリンの音」であった。このために、小生はレコードをやめることができず、やがて、高価なオリジナルレコードの収集に走り出した。その音は、別世界であったからだ。しかしSACDとして復刻された過去の名盤の数々を聴くにつれ、(音質のためだけなら)もうオリジナルレコードも不要であるとの思いを大変強くしている今日この頃であるが、本SACDはそのことをあらためて痛切に感じ入らせてくれるのである。エラート・アナログ盤とまったく遜色のない、いや、それ以上の、実に素晴らしい音質である。やっとやっと、オトキチには、本当に良い時代になったのである。もっともっとSACDによる過去の名盤の数々の復刻を、各社に期待します。とりあえず、ワーナー、ありがとう!(ちなみに、今回のワーナーのシリーズはどれもこれもあたりはずれがなく、本当に素晴らしい音質なので、皆さん安心してお求めください。パガニーニもブリュッヘンも、驚きますよ!)

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    colourmeister  |  愛知県  |  不明  |  2012年09月26日

    パリ音楽院楽器博物館所蔵のバイオリンを修復して録音された貴重な音源がSACDで復刻された。長い年月の中で改造されているとはいうものの、カペーやサラサーテが弾いたとされる楽器の音をSクラスの高音質録音で聞けるのはすばらしい。録音は1977年9月パリ音楽院のオルガンホールと書かれているが、日にちは記載がなく、何日かに分けて録音されたのかもしれない。というのは、曲によって微妙にマイクロフォンと楽器の距離や音場感に違いが感じられるからである。ほとんどの曲は直接音主体で、非常に鮮明で、刺激的な感じや歪み感はない。私の好みはストラディヴァリ「ダヴィドフ」を用いたパガニーニの「カプリス」の音である。プロデューサーはミシェル・ガルサン、エンジニアはヨランタ・スクラである。LP(エラートSTU71146)との比較ではほとんど差はないが、低音部の量感はSACDの方が豊かに感じられる。なお、CDの解説書の曲目リストには記載がないが、スーザン・モーゼスが弾くチェロはマテオ・ゴフリラー(ストラディヴァリのラベルが貼られていたが調査の結果ゴフリラーと判明した)、エドアルド・ファリーナが弾くクラヴサンはアンソニー・シデイが制作した新しいものである。

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