『こうもり』全曲 プレヴィン&ウィーン・フィル、テ・カナワ、グルベローヴァ、他(1990 ステレオ)(2CD)
検索結果:2件中1件から2件まで表示
-
Verdi | 神奈川県 | 不明 | 2021年07月13日
プレヴィン指揮の「こうもり」というのもちょっと意外ではある。歌手がなかなか曲者揃い。ロザリンデがキリ・テ・カナワだったり、と思えばアイゼンシュタインがヴォルフガング・ブレンデル、何故かフロッシュがオットー・シェンク。あんたこんなとこで何やってるんですか....まぁ、歌手としてはグルベローヴァがアデーレを歌っているのでそれが全て。オケはウィーン・フィル。一体これはなんなのか。正直、これが出た当時のベストチョイスはクライバー盤だったので、既にして評価は微妙ではあったのだけれど、今になってみると、結果的には幾つかあるベストチョイスの1つくらいにはなっていると言っていいと思う。今このクラスの陣容を揃えて「こうもり」の録音をするのはほぼ至難だと思う。そういう意味では「昔は良かった」になりかねないけれど。結局、思いの外適度な「バランスの良さ」が身上なのだと思われます。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
-
レインボー | 不明 | 不明 | 2011年10月17日
1990年にアンドレ・プレヴィン&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、カナワ、グルベローヴァ他で録音された、ヨハン・シュトラウス2世の喜歌劇『こうもり』全曲盤。 この国内盤は2009年、プレヴィンが80歳を迎えた事を記念して発売されたCD。 このこうもりという作品は誰がやっても仕上がりは一定の水準以上になる珍しい作品で、本盤もそうだ。 ただ、豪華なキャストのわりには、思った程の仕上がりではないのが残念。 第三幕冒頭の笑わせどころもいまいち。 解説書は詳しい楽曲解説、歌詞対訳がついていて、資料としても良。 デッカの録音故、音質は綺麗だ。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
検索結果:2件中1件から2件まで表示