櫻井哲夫

CD Talking Bass

Talking Bass

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    kana@  |  栃木県  |  不明  |  2012年08月10日

    全10曲中8曲がカバー曲とセルフカバー2曲という、アレンジャーとしての櫻井さんを再発見できるアルバムです。 前作まではフュージョン、ファンク、ロックとアップテンポでリズムも激しい元気で若々しい曲が多かったのですが、今回はジャズやスタンダード、バラードといったスロー〜ミディアムの曲が多く、カフェのBGMにも違和感のない、ゆったりと聴ける大人の雰囲気になっています。 ”Donna Lee”では新しい16ビートのビバップを、”Butterfly”ではMarcus Millerとのツインベースでセクシーなミディアム・グルーヴを、”I Wish”ではベースだけのファンクを、”I Can’t Help It”では爽やかなボサ・ノヴァとヴォーカルを、そして櫻井さんのベース技がすべて堪能できる新しく生まれ変わった”Sailing Alone”を。 全体的にメロディーをベースに美しく歌わせています。今までのお腹にずんとくるタイトなリズム楽器としてのベースもいいけど、リード楽器としての役割のベースも素晴らしいと思えるアルバムになっています。 そして多彩なジャンルの音楽が溶け込んでいる櫻井さんのアレンジのセンスは秀逸です。 情熱的で、セクシーでジェントルな櫻井さんのお人柄がそのままベースと一体化して音楽になったような作品だと感じました。 この”Talking Bass”は、フュージョンファン以外の人にも聴いてもらいたいと思います。

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