木下惠介生誕100年::新釈 四谷怪談(前・後篇)
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邦画好き | 鳥取県 | 不明 | 2012年02月28日
木下恵介監督の初めての本格的な時代劇。「四谷怪談」というのがおもしろいが、題名に新釈とある通り、亡霊出現は関係者の心理的なものという合理的な解釈である。ホラーを期待される向きには少々肩すかしだが、人間ドラマとしては結構面白い。出演者は多数の新劇俳優が出ていて、壮観である。ことに直助権兵衛に扮した滝沢修の存在感は他を圧倒している。メフィストよろしく上原謙の民谷伊右衛門を破滅の道に誘う。なお、GHQはチャンバラを禁じていた時代だが、冒頭の囚人の暴動シーンは刀で囚人を斬る役人の姿もあって、必ずしも徹底されたものではないなという印象も受けた。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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