トップ > 音楽CD・DVD > クラシック > ショパン (1810-1849) > ピアノ協奏曲第1番、第2番 ワイセンベルク、スクロヴァチェフスキ&パリ音楽院管弦楽団

ショパン (1810-1849)

CD ピアノ協奏曲第1番、第2番 ワイセンベルク、スクロヴァチェフスキ&パリ音楽院管弦楽団

ピアノ協奏曲第1番、第2番 ワイセンベルク、スクロヴァチェフスキ&パリ音楽院管弦楽団

商品ユーザレビュー

  • ★★★★★ 
    (1 件)
  • ★★★★☆ 
    (0 件)
  • ★★★☆☆ 
    (0 件)
  • ★★☆☆☆ 
    (0 件)
  • ★☆☆☆☆ 
    (0 件)

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:1件中1件から1件まで表示

  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  2013年06月13日

    本盤はブルガリア出身のピアニスト、ワイセンベルクが大凡十年の演奏活動休止後の1967年フランスに活動拠点を構え収録したショパンのピアノ協奏曲第1番(タイム@21’02A10’31B10’03)と第2番(同@14’59A10’52B8’43)で伴奏はショパンの生まれたポーランド出身のスクロヴァチェスキーが指揮するパリ音楽院Oであります。ちょっと横道に逸れますが1967年はワイセンベルク38歳、スクロヴァチェスキー44歳の頃でこの年この伴奏オーケストラ・パリ音楽院Oはクリュイタンス亡き後心機一転一旦解散してパリOに改組された時期でワイセンベルク自身もこの頃から暫くカラヤン・バックの協奏曲を多く録音するマァ全盛期を迎えつつある頃だった様に思えます。彼のちょっとハードボイルド的な男前のルックスがその演奏とマッチしてこのショパン両協奏曲も一音一音はっきり粒立ちした音色で何か聴く者に対してツベコベ有無を言わせぬ説得感溢れる「男」の演奏であります。ショパンでの聴き処要素でもある甘い儚いと言った世界とは明らかに異なってテンポがややゆる目な展開によりはっきりこのピアニストの硬質なタッチと鮮やかな指周りに聴き入った次第です。伴奏もやや厚めのサウンドでしっかりサポートしスクロヴァチェスキーによく評される一音たりとも無駄にせず音化していく「レントゲン写真のような演奏」とは雰囲気は異なって特にショパンのオーケストレーションの貧しさも感じませんでした。この共演者、年齢的にも近くそして収録時期にも過不足の無い頃(尤もスクロヴァチェスキーの方はもっと後年巨匠の仲間入りをするわけですが・・・)で繰り返しになりますが少なくとも軟弱ではない演奏を味わえそうです。懐かしさも込めて最高ランクで・・・。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:1件中1件から1件まで表示