サン=サーンス:交響曲第3番『オルガン付き』、ショーソン:交響曲、ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲 パレー&デトロイト響(平林直哉復刻)
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あじ | 不明 | 不明 | 2021年03月09日
興味本位で購入しましたが、年配の方々は昔にこのような音源を聞いていたんだなって考えると当時の演奏はやっぱり凄かったんだなぁってのが分かります。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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manmansaru | 神奈川県 | 不明 | 2012年04月26日
LP時代から気になる存在ではありましたが手にすることはなかったパレー、復刻盤やら盤おこしやらの怪しげな言葉に苦い思いをしたこともありますが、選曲もいいので購入しました。 サン=サーンスは最近入手したマルティノンやロト盤に比べても私には充実感が感じられ好ましく思いました。(もちろんアプローチ方法が違うのでしょうけど。) データによればサン=サーンス、ショーソン、ドビュッシーの順に録音が古くなるようですが、ヒスもその順番に大きくなるように聞こえました。 (とはいっても、サン=サーンスなんかはヒスを感じる暇も無い・・・笑) 詳細な演奏評をするほどの鑑賞力はありませんが、買ってよかったと思える観点から★5つです。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 2012年03月08日
P.パレーは比較的ドイツ物を得意としていたフランス指揮界の長老で毅然とした指揮ぶりがこの盤のデトロイトSOの1950年代の黄金時代?を保ったのでしょう・・・マーキュリーレーベルLPも今では懐かしいです。さて、ショーソンはフランクの弟子だけにこのあまり聴かれない唯一の交響曲はワグナー風で第1楽章は重い弦がテーマ・スタートし次第に高まりを見せて行きます。転じてテンポが速まるとムードは明るくなって経過もしますが管によるテーマがバックに流れ出しフィナーレで前面にティンパニーと共に強調され〆になります。とにかく少し地味なこの作品で散漫にならない様にパレーの構築力が発揮されています。第2楽章は落ち着いた運びながら決してダレず物思いに沈んだ弦からワグナー的咆哮も聴かれます。第3楽章の悪魔的舞曲の様な出だしは昔NHKTVニュースのバックに流れていた曲というのを思い出しました、この楽章中間部はやヽ脆弱性を見せコーダ近くはドヴォルザーク「新世界」終楽章主題と似た断片がしばしば提示されて雄大に静まる様に終結します(ショーソンの方がこのテーマは先行)。曲目自体は渋いものでありますが、演奏そのものはたいへん素晴らしくきちんと整えながらも、響きそのものには豊かな香りと独特の爽快感があります。このショーソン交響曲は1956年パレー70歳の時の録音で演奏タイムは@11’31A8’24B11’18であります。もう一つの交響曲、サン=サーンスの第3番は翌年1957年録音でタイムは@10’15A9’16B6’26C8’15で特に後半二楽章は比較的テンポを早めに進めています。第3楽章はこれも昔TVニュースがBGM入りで報じられた時しばしば用いられた曲です。そしてやってくる最終楽章は重鎮デュプレ(指揮者のパレーと同じフランス出身で同年同月生まれ・・・録音当時は両者71歳ということになりますね)のオルガンの長く引っ張る印象的エンディングで硬さの残る古い録音も挽回していますね。パレーの指揮はこの曲でも愛想をせず剛毅な演奏を展開しました。1955年録音のドビュッシーは聴いておりませんが本盤全体平林氏による音質改善も期待されますね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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