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シベリウス(1865-1957)

SACD 交響曲第2番、第5番 オスモ・ヴァンスカ&ミネソタ管弦楽団

交響曲第2番、第5番 オスモ・ヴァンスカ&ミネソタ管弦楽団

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    ケニチ  |  愛知県  |  不明  |  2012年11月11日

     全体として,隅々まで制御の行き届いた模範的な演奏.また,金管楽器とティンパニの力強い響きは印象的である.録音も重低音をよく捉えており,極めて優秀.

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  • ★★★★★ 

    Abbadian  |  東京都  |  不明  |  2012年03月25日

     一皮むけたヴァンスカの,温かくしかも緻密で豊かな,従来のシベリウス演奏とは一味違う名演である。ミネソタに移ってからのヴァンスカの仕事には,正直個人的にはあまり納得できないものが多かった。何となく中途半端なベートーヴェン,世評は高いが,ハフの鮮烈なピアノの足を引っ張った感もある,ピンボケ気味のチャイコフスキーのバックなどがその典型だが,オケとの一体感が格段に高まったこのシベリウスは,そのような不満を一気に吹き飛ばしてくれる見事な演奏だ。言わばクール志向で押し通したラハティとの旧盤と比較して,オケの力もあってか,表現・サウンドのグラデーションがぐっと多彩になり,クールさより暖かさが感じられる。特に第2の第2楽章は,旧盤では感じられなかった豊かな人間的感情が表現されていて素晴らしい。また2曲とも,細部まで表現が詰められていながら,決して息苦しさや堅苦しさがみられないのが良い。次作以降も本当に楽しみだ。   なお,シベリウスをヴァイオリン両翼配置で聴いたのは初めてだったが,随所に新しい発見があり,非常に楽しめた。個人的には,チャイコフスキーやドヴォルジャークのような,オーケストレーションが巧みなスラヴ系の作曲家の作品は,ヴァイオリン両翼配置によって弦と管がよくブレンドされるのみならず,音場の広がり・奥行きともぐっと豊かになると思っているが,シベリウスでもまた然りであった。更に,円熟期以前の第2にあっても,既にオーケストレーションの面で十分に個性的であり,特に第2ヴァイオリンを雄弁に語らせることで魅力的なサウンドが創られていることが分かり,驚きでさえあった。また,弦の動きが若干モヤモヤしがちな第5でも,内声部がきちんと分離することで不透明感が払拭されている。第2,第5といった聴き映えのする作品でも,スケール感を押し出すのではなく,音楽性を重視したBISの録音ポリシーも称賛されるべきであろう。 音楽性,テクニック,サウンド全ての面で,最近最も感動したシベリウス録音である。

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  • ★★★★☆ 

    DVDマニア  |  神奈川県  |  不明  |  2012年01月23日

    No.2:9’11/16’28/5’47/14’38, No.5:13’13/8’35/8’54と、第2番の第2楽章以外は旧版より速くなっている。第5番は申し分ない演奏。第2番の方がアクセント等が独特だと思うが、旧版との比較ではやはり第2楽章に興味あるのではないか?BIS/ヴァンスカ/ミネソタはサラウンド感が弱いと思う。

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