トップ > 音楽CD・DVD > クラシック > ブラームス(1833-1897) > ピアノ協奏曲第1番 ポリーニ、ティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデン

ブラームス(1833-1897)

CD ピアノ協奏曲第1番 ポリーニ、ティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデン

ピアノ協奏曲第1番 ポリーニ、ティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデン

商品ユーザレビュー

  • ★★★★★ 
    (1 件)
  • ★★★★☆ 
    (3 件)
  • ★★★☆☆ 
    (0 件)
  • ★★☆☆☆ 
    (0 件)
  • ★☆☆☆☆ 
    (0 件)

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:4件中1件から4件まで表示

  • ★★★★★ 

    s.k.  |  東京都  |  不明  |  2012年07月24日

    貫禄のポリーニ、さすがです。ティーレマンもよくサポートしていて素晴らしい。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2012年04月05日

    この重厚、如何にもドイツ、という作品に、晩年、巨匠となったポリーニ、3度目のブラームスはティーレマン、ドレスデンとのライヴ。期待してましたが、バレンボイム、チェリの演奏には、及ばず、と言ったたところでしょうか。三者とも健闘していて、正確、恰幅のあるピアノ、ドイツ本流を体現する指揮、伝統の美音オケ、がっぷり四つに組んだ現代を代表する名演、1枚ではあります。このまま、ティーレマンは、シュターツカペレ、40年振りのブラームス全集に突き進んでくれるのかな。ハイティンク辺りで、2番聴きたかったのだけれど。もちろん、ピアノ協奏曲の2番は、このポリーニ、ティーレマンで聴いてみたい。或いは、ツィメルマン、又は、シフさん辺りで、どう。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年11月23日

    ポリーニによる3度目のブラームスのピアノ協奏曲第1番の登場だ。ポリーニは完全主義者として知られているだけに、レコーディングには慎重を期して臨むのが常であるが、そのようなポリーニが同じ曲を3度も録音するというのは異例のことであり、これはポリーニが同曲にいかに深い愛着を有しているのかの証左であると言えるだろう。最初の録音は、ベーム&ウィーン・フィルとともに行ったスタジオ録音(1979年)であり、ポリーニの個性を垣間見ることはできるものの、どちらかと言うと、最晩年のベームの重厚な演奏が際立った演奏であり、かかるベームの多大なる力量によって名演に仕上がっていると言えなくもないところだ。これに対して2度目の録音は、アバド&ベルリン・フィルとともに行ったライヴ録音(1997年)であり、これはポリーニの個性が全面的に発揮された演奏と言えるところだ。アバドは、協奏曲の録音を行う際にはソリストの演奏を下支えする役割に徹するのが常であり、そうしたアバド、そしてベルリン・フィルという望み得る当時最高の豪華コンビをバックとして、ポリーニがその個性と実力を十二分に発揮した演奏を展開していると言えるだろう。もっとも、アバド&ベルリン・フィルによる演奏が無色透明であるだけに、当時のポリーニのピアノ演奏の欠点でもあるいささか無機的な技術偏重ぶりがあらわになっていると言えるところであり、青雲の志を描いたとされる同曲の味わい深さが必ずしも的確に表現し得ていないとも思われるところである。したがって、一部には高く評価されている当該演奏ではあるが、私としてはあまり評価をしていないところだ。そして、本盤におさめられた演奏は、2度目の演奏から14年を経た後のものであるが、これは素晴らしい名演と評価したい。そもそもポリーニのピアノ演奏が、1997年盤とは段違いの素晴らしさであると言える。1997年盤に顕著であった技巧臭さえ感じさせる無機的な演奏など薬にしたくもなく、もちろん超絶的な技量は健在ではあるが、どこをとっても懐の深い豊かな情感が満ち溢れているのが素晴らしい。これは、ポリーニの円熟によることは間違いがないところであり、ポリーニが演奏の技術的な正確さ、緻密さを追及するのではなく、このような情感豊かな演奏を行うようになったことに深い感慨を覚えるところだ。このような演奏を聴いていると、ポリーニこそは名実ともに現代を代表する偉大なピアニストの一人であることを痛感せざるを得ない。ポリーニとしては3度目の同曲の演奏ということになるが、3度目の正直との諺のとおり、漸く自他ともに満足できる名演を成し遂げることが出来たと言えるだろう。かかる偉大なポリーニのピアノ演奏を下支えするティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデンについては、このコンビならばもう少しハイレベルの演奏を望みたい気もしないでもないところだ。同曲は、ピアノ伴奏つき交響曲との異名をとるだけに、同曲の分厚いオーケストレーションを活かしたより重厚かつ雄渾なスケールの演奏を望みたいと思った聴き手は私だけではあるまい。ティーレマンは、将来を嘱望されている期待の独墺系の指揮者だけに、今後の更なる研鑽を大いに望んでおきたいと考える。音質は、2011年のライヴ録音であるが、特にオーケストラの音が必ずしも鮮明とは言えず、国内盤においてはSHM−CD仕様が行われたにもかかわらず、音質改善がなされたとは言い難いところだ。ポリーニのピアノタッチは比較的鮮明に再現されているだけに、実に惜しい気がする。いずれにしても、本盤全体の評価としては、ポリーニの素晴らしい円熟のピアノ演奏とティーレマンの今後の更なる成長に期待して、いささか甘いが★4つの評価とさせていただきたいと考える。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  2011年11月08日

    話題性だけでティーレマンとの共演を実現してしまったのだろうが残念だ。ポリーニとティーレマンは方向性が異なり、ここではティーレマンが持ち味を十分発揮できず、ポリーニのソロに歩み寄る格好になり、中途半端感が否めなくなった。ポリーニは従来どおり45分台の速めのテンポでクールに駆け抜けるが、このスタールにあうのはベームの筋肉質な響きかアバドのような明快で理知的なタクトだ。勿論、これはこれで十二分に素晴しい演奏ではあるが、歴史に残るガチンコ相撲を期待したら肩透かしだったといえば言いすぎだろうか。ポリーニは過去の2回の演奏スタイルと大きく変化なく演奏解釈の一貫性(ぶれなさ)という点では見事なまで徹底している点では流石だ。技巧のキレは70年代後半のベーム指揮ウィーンフィルとのCD(最近、1000円で発売されるはず)には及ばす、人にはやはりそちらを勧める。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:4件中1件から4件まで表示