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リスト(1811-1886)

CD ピアノ協奏曲第1番、第2番、ピアノ・ソナタ(1985)、超絶技巧練習曲、他 アラウ、C.デイヴィス&ロンドン響(6CD)

ピアノ協奏曲第1番、第2番、ピアノ・ソナタ(1985)、超絶技巧練習曲、他 アラウ、C.デイヴィス&ロンドン響(6CD)

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    music is great  |  滋賀県  |  不明  |  2013年08月28日

    ピアニストを比較する際、何かとテクニックが引き合いに出される。そもそもテクニックとは何か…それは演奏者が表現する内容に奉仕する技術だと考える。アラウのテクニックは「単なる技巧」を圧倒的に凌駕している。このリストを聴いて欲しい。ここで奏でられるフレージングの隅々にまで音色の変化・使い分けが徹底的になされている。同じ四分音符でもアラウが弾けば何層にも深い意味づけが彫琢され表出されることになる。アラウが表現しようとする音楽を、アラウの芸風で表現し切るなら自ずと、このテンポになるのが納得行く。ピアノは速く弾く方が楽である。弾き飛ばせば、そこでの時間は軽いものになるから。。素晴らしいアラウ…是非このリスト全集をアラウの演奏で聴いて欲しい。もしかしたら、あなたのこれまでの音楽観が刷新されるかもしれない。私はこの演奏を聴いて今晩も心身の芯を振るさせ涙するであろう。嗚呼…アラウ!あなたの演奏を一度でも生で聴きたかった。。

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    しょーぱん  |  神奈川県  |  不明  |  2012年02月26日

    リストの曲は超絶技巧を誇示するための作品と言われることが多いが確かに技巧の冴えがなければ曲に何の説得力も生まれないところがある。アラウのリストは技巧の冴えはもちろんのこと持ち前のゆったりとした深い呼吸でリストの曲の「隠れた美しさ」を聴く者に気付かせてくれる。かく言う自分もリストの曲はただ単にスポーティーで華やかな曲か晦渋で難解な曲だと思ってた時期がある。リストの「深い精神性」を弾いてくれる人が少ないためであろう。アラウは巨匠の名にふさわしく見事なまでに美しいリストを弾いてくれた。生誕200年記念のこのセットはアラウ、リストのファンなら必携である。

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    静流  |  福岡県  |  不明  |  2011年09月03日

    堂々としたピアノ協奏曲第1番は2楽章の濃厚なロマンティシズムが素晴らしい。2番のコンチェルトもロマンティック。 ソナタは、繊細で何かを慈しむようなタッチで描かれている。 超絶技巧練習曲では立派なテクニックと高い音楽性を聴かせてくれる。 そして、アラウの『孤独の中の神の祝福』は絶品。 全体的にテクニックで聴かせるというよりは、テクニックだけでなく深い音楽性を湛えたリストと言える。 ボーナス・トラックの『スペイン狂詩曲』はそれまでと打って変わって、速いテンポ感で一気に駆け抜ける。爽快。

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