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マーラー(1860-1911)

CD マーラー:交響曲第1番『巨人』、アルマ・マーラー:7つの歌曲(管弦楽伴奏版) マーツァル&プラハ交響楽団、ポラーシコヴァー

マーラー:交響曲第1番『巨人』、アルマ・マーラー:7つの歌曲(管弦楽伴奏版) マーツァル&プラハ交響楽団、ポラーシコヴァー

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    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2013年04月29日

    マーツァルさんの「巨人」、チェコフィルとの録音の2年後のライヴです。基本的なアプローチは同じかなあ、ハッタリや作為のない、自然な姿勢であります。プラハ交響楽団の技量が不十分で、特に管楽器が「ナマ」の音を出して美感を欠くところがあり、仕上がりには問題があります。但し、何とも不思議なことに、そうしたオケの不十分さが一種素朴で鄙びた味わいにも感じられ、不満とばかりは言い切れないのが面白いところ。名演ではありませんが、ちょっと妙な演奏。一方、アルマ・マーラーの歌曲は興味津々。雰囲気がベルクやシェーンベルクの歌曲に似ていて、いかにも未来の音楽。グスタフがアルマに作曲を禁じたのは、こうしたところに理由があったのかな、と思ってしまいます。グスタフがいかに新しい音楽世界を開いたとはいっても、明確でロマンティックな旋律に溢れ豊かなハーモニーを基調とした、伝統的な部分が多いことは事実。旧世界に片足を残し、後ろを振り返っているというところ。それに比して、アルマの音楽は明らかに前を見ているもの。自分のすぐ横でこういう曲を書かれたらグスタフとしては耐えられなかったんじゃないかな。そんな事を想像させ、大変面白く聴きました。演奏の出来栄えについては、ちょっとわかりません。なお、歌の収録レベルが大きくて、オケのトゥッティ並みの音量になってしまうのはどうにもいかん。製作者の皆さんはそういうあたりはちゃんとモニターしないのかなあ。

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