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佐村河内守

CD 交響曲第1番『HIROSHIMA』 大友直人&東京交響楽団

交響曲第1番『HIROSHIMA』 大友直人&東京交響楽団

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検索結果:31件中1件から15件まで表示

  • ★★☆☆☆ 

    トロ  |  不明  |  不明  |  2017年12月29日

    曲については皆さんご存知のとおりなので、評価は他の先人の方々に任せる。注目はチェリビダッケへの思い入れたっぷり解説で著名な評論家Kの文章。佐村河内を「稀にみる潔癖な人間のようだ」との批評!この評論家の鑑賞力の神髄を如実に表している貴重な文献だ。

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  • ★★★★☆ 

    youone  |  東京都  |  不明  |  2014年02月15日

    3つの楽章から作られていますが、それぞれがゆっくりな楽曲で、独立しているとも考えられる作品です。 ■次々と楽想が現れてつながっていく、謂わば単一楽章の交響曲が3つ合わさったような構成です。構成や構造がしっかりとしていると言う古典的、ロマン的な作品とは少し違うかもしれませんが、この点を受け入れるとこの作品の魅力に取り付かれます。巧みな作曲技法とあらゆる楽器に精通した作曲能力は非常に優れたものを感じました。■片手間に作ったものやあるていど息を抜いたものが人々を感動させることは良くありますし、ご本人が一所懸命に作り上げても多くの人に伝わらないということもあるのは世の常で、作品の成り立ちによってその作品の持つ価値、力(魂)のほとんどが左右されるということは悲しく残念なことです。■新垣さんご本人名義の作品に比べてはるかに聴きやすく感動的な作品です。これからも多くの人々に聴かれる機会があることを願っております。■ご本人名義のものはかなり前衛的なもので、「えっ、これって音楽?」というような領域に踏み込んだものですので、(川島素晴さんは「これからはご自分の目指す本来の作風、作品をつり出していってほしい。」というようなことをおっしゃっておられますが)私としては、この作品のようなものも作曲していただきたいというのが率直な思いです。そして、大友さん以外にもいろいろな指揮者が取り上げてくれたらと期待しています。

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  • ★★★★★ 

    dendrimer  |  不明  |  不明  |  2014年02月08日

    曲の持つ価値は、曲自体によって評価されます。それ以外の事情はいずれ何の意味も持たなくなるでしょう。モーツアルトのレクイエムも別人の作として初演されたとのことです。ベートーベンの作品は、音が聴こえない中で作曲されたことと関係なく愛され続けています。くだらないスキャンダルに惑わされることなく、この作品がこれからも愛されていくのではないでしょうか。正しい作曲家と名称にして、この曲が早く再発売されることを望んでいます。また、この作曲家によるこれからの曲も楽しみです。期待も込めて★★★★★!!

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  • ★☆☆☆☆ 

    francesco  |  神奈川県  |  不明  |  2014年02月06日

    最悪。世界中のクラシック音楽愛好者を冒涜している。

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  • ★☆☆☆☆ 

    ゲイル  |  広島県  |  不明  |  2014年02月06日

    赴任先から600km、喜び勇んで聞きに行った広島公演。広響の熱演。その後のスタンディングオベーション。作曲者と思っていた人の登壇。さらなる喝采。 あれは一体何だったのだろうか? このCDは、広島で発売日に購入したが、その後もそんなに売れてもいなかった。地方での密かな楽しみ。それからしばらくして、マスコミの盲目の作曲家への賞賛や偶像化。そして落胆。 演奏会で鑑賞できたことは、幸運だったのか?ただ言えるのは、指揮者と広響の渾身の演奏は真実であったこと。

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  • ★★★☆☆ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  2014年02月05日

    この話題の大作が影武者の手によるものという驚くべき事実が明らかになったが、残念なことである。曲の良し悪しはともかく、作曲者や演奏者の人となりが作品や興行の評価に結び付く風潮が呼んだものだろう。かつてリパッティやフルヴェンのニセ音源が正規盤として出回った黒歴史もあり、聴き手も含めた権威主義、ブランド主義、商業主義といったクラシック界をなんとなく漠然と覆うものが温床になったのだろう。せめて、作品が素晴らしいと感動し高く評価した人も多いのだろうから、このまま贋作として切って捨て、お蔵入りにするのではなく、作曲者サイドやレコード会社は、非は認めたうえで、真の作曲者(たとえチームの作品であっても)に名乗り出てもらい、作品を世に問い続けるのが芸術に対するモラルである。

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  • ★☆☆☆☆ 

    ぼなぺてぃ  |  神奈川県  |  不明  |  2014年02月05日

    ゴーストライターとはよく聞く話だが、ゴーストコンポーザーとはこれ如何に。 誰が作曲しようが名曲は名曲だ!となるのか、あのNHKスペシャルで放映されたStoryが偽物となると、一気に陳腐な迷曲扱いとなるのか、はてさて。

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  • ★★★☆☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2013年10月03日

    話題の交響曲。総じてとっつきにくい音楽です。風景であれ現象であれ感情であれ、何かを具体的に表現しようという感じではないなあ。大きな一貫した流れでもなく、断片的な想念が膨らんでは消え、また膨らむ、という感じで80分を超える大曲になっております。この長さとそれに込められた内容とを聴き手に理解させるだけの必然性がわかりにくいですね。ラストだけなじめるような平易な楽想と気分になるのは、やはり一つの「解決」、「希望」なのでありましょうか。音楽として聴いておりますと、「木に竹を接ぐ」といふ感じでやや違和感を覚えるものではあります。このラストは、マーラーの交響曲第10番のフィナーレに似ていますね。美しく、また哀しい音楽です。このディスク、4回ほど繰り返して聴きましたが、多くの方がおっしゃるような感動は、残念ながら当方は得られず。ま、その責任はこちらにあるかもしれません。演奏の良し悪しはなんとも言えませんが(スコアを見たわけじゃなし)、オケはやや非力ではないでしょうか。特に金管は美感を欠き、技量に問題ありかな。テレビで取り上げられたりして話題性が先行してしまいましたが、作曲者がその数奇な人生から得た想念を楽譜に写し取り、新しい音楽世界が創造されることを願ってやみません。マスコミではなくて、音楽業界の方々が後ろでしっかり見守って支えてあげられれば良いのではないでしょうか。物語だけで捨てられてしまっては、あまりにも惜しいというべきでしょう。話題だから聴いてみようか、というくらいの態度で臨むと、「?」ということになっちゃうでしょうね。ムツカシイです。

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  • ★★★☆☆ 

    にゃおにゃお金  |  千葉県  |  不明  |  2013年07月05日

    「竜頭蛇尾」というのが正直な感想。中盤までは「オッ、これは中々の秀作かも」と期待させるのだが、とってつけたように明るく陳腐なエンディングには大いに興醒め(私の感受性の鈍さが原因なのか)。それに全体を通してオーケストラがガンガン鳴り過ぎなのも気になる。現代の日本における注目作で一聴に値する力作なのを認めるにやぶさかでは無いが、マーラーとかブルックナーとかの過去の大作曲家の作品に比肩し得る云々と言うのは正直褒めすぎでは無いか。

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  • ★★★★★ 

    johnbach  |  東京都  |  不明  |  2013年05月20日

     たった今、交響曲第1番「HIROSHIMA」を聴き終えたところです。最終楽章のコーダの部分はなんと言う美しさでしょう。NHKの番組を見て作曲家佐村河内 守と交響曲第1番「HIROSHIMA」を知り、それは本当に大きな驚きでした。NHKの映像でも、演奏会でこの祈りにも似た美しいアダージョを聴いて涙を流していた被災地の方がとても印象的でした。わたしもその場にいたら同様だったかもしれません。まずはライナーノーツも読まずすぐに聴きました。第1楽章から、なんだかショスタコビィッチの新作を聴いているかのような錯覚にとらわれたのはわたしだけでしょうか。80分の大曲ですがあっと言うまでした。とくに第3楽章は本当に素晴らしい。印象は人それぞれですが、わたしは間違いなく交響曲第1番「HIROSHIMA」は傑作で、人に勇気を与える魅力に溢れた作品だと思います。この作曲家の大きなハンディを克服して、驚くべき方法で曲作りに励む姿は素直に感動します。これからの活躍も願ってやみません。コンサートのDVDも夏に発売されるそうですが、そちらも今から楽しみです。

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  • ★★★★☆ 

    GO三  |  茨城県  |  不明  |  2013年05月12日

     NHKの番組で紹介されていたこと、原子力発電所の事故で未だその影響が大きい「IBARAKI」の住民にとって、また作曲者の佐村河内氏と同い年であることからCDを購入しました。  全体的に「HIROSHIMA」とあるとおり、重さをとても感じた曲でした。  3楽章で一つの交響曲を構成してるため、その重さが継続して攻めてくるんだと感じました。個人的には、4楽章にして、「復興」をイメージする明るさを入れてくれるとこの交響曲が好きになったのではと思いました。  それにしても、作曲者として大切な音を感じる感覚に障害がある中での曲作りには感服しました。  交響曲第2番に期待したいと思います。  

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  • ★★★☆☆ 

    らぷとる  |  東京都  |  不明  |  2013年05月02日

    自伝も読んだし5回じっくりと聴き通しましたがなにゆえこの音楽がこうもうけるのか不明。あっさりと現代的な語法を否定されたのでは音大で真面目に作曲の勉強をしている学生さん達の苦労が浮かばれまい。Nスペや金スマや自伝本や評論家氏の記事や日の出写真がなかったらこれほどもてはやされただろうか。細かいことですが、金スマ冒頭で海外でも絶賛と紹介された「現代のベートーヴェン」は誤訳でしょう。画面でdigital-age Beethovenと読めたから「デジタル世代のベートーヴェン」では?前後の文章を読んでませんが、佐村河内氏がゲーム音楽作者であることを思うとはたして賞賛の言葉なのか。 聴き手・オーケストラ・指揮者のせいでつまらないのかもしれないので中立の評価にしておきます。 ご購入時にはそのお金を何に使うべきか良くお考えを。今は過去の超名演が信じられない値段で買えますからね。

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  • ★★★★★ 

    クリングゾール  |  静岡県  |  不明  |  2013年05月01日

    わたしがこの曲に魅かれる最大の理由は、とてつもなく重く深刻なテーマをもとにしながら、明快で迫力があり、壮大なスケールを持った音のドラマ=交響曲を聴く醍醐味を十二分に堪能させてくれるところにある。どなたかも述べておられたが、マーラー、ブルックナー、ショスタコーヴィチを連想するような「ごった煮」感があるのは、わたしはむしろ長所だと思う。新しい語法や響きへの追求の結果が、いわゆる今日の「現代音楽」であり、作曲者・佐村河内がこれに背を向けた最大の理由が、古今の大作曲家、彼らが創った交響曲への敬意から来ているように思われるからだ。もちろん、この交響曲が伝統的な交響曲に無い点もある。それはスケルツォ楽章を欠いていることだ。第二楽章にそれに類する部分もあるが、そこにはユーモアや諧謔性は感じられない。それほどシリアスなテーマでありながら、それを補うかのように、色彩溢れるオーケストレーション、華麗なソロ、重厚で壮大なハーモニー、親しみ易いメロディなど、耳へのご馳走はふんだんに用意されている。エンディングの弦楽によるカンティレーナ(確かにマーラー#3・#10のフィナーレを連想させる)の美しさは筆舌に尽くし難い。この曲はいわば、純文学性とエンターテイメント性を併せ持った作品であり、作曲者の途方もないエネルギーと高い技術、創作意欲を感じないわけにはいかない。そしてなにより、ぐいぐいと前へ進む「生きる力」に、励まされないわけにはいかない。

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  • ★★★★★ 

    登山家いっちー  |  愛知県  |  不明  |  2013年04月28日

    柔らかいタッチからうっとりしていたかと思うと、アダラートから徐々にアレグロという暗さのテーマが流れる辺りから変貌し始める。 これは再び悲劇を助長する傾向は多くありますが、鎮魂曲というレクイエムに近い内容が、この交響曲第1番「HIROSHIMA」です。 未来への予感とは如何なる鎮魂曲なのか? では私はどの様な人間の持つエネルギーなのだろう・・・ 負の遺産が、正へと導き出す方法論として凝縮してあるような錯覚に陥る傾向にある演奏・・・かなあ・・・ やはり難しいけど、東日本大震災か阪神大震災の経験者ならわかるかも・・・

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  • ★★★☆☆ 

    abbadondon  |  栃木県  |  不明  |  2013年04月27日

    2013年4月26日の金スマにて聴きました。 はっきり言うと、マーラー・ブルックナー・ショスタコの ごった煮という印象。 素人向けにドラマ仕立てで放送していたのが、 私のようなクラシック歴40年の人間には反感をかう元。 大友直人指揮で一部を演奏していたが、 ヒロシマという表題が付いてなければ怠惰な曲。

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