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    独居人  |  東京都  |  不明  |  2011年05月25日

    この作品は同時発売の「Oblivion」と共に長らくCDとして手に入れる事が出来なかったもので今回の再発(国内紙ジャケ仕様)は喜ばしい限りである。 冒頭から乾いたギターのサウンドでユートピアらしからぬアメリカンロックと言おうか、ポップロック路線。 しかし焦点はぶれていない、繊細さを併せ持つトッドらしい音だ。 キャッチーなメロディーラインのバンドサウンド。 そしてブルーアイドソウルの元祖らしいソウルフルなボーカル。 ここに「Nearly Human」以降の路線を見いだす事が出来ると感じるのは私だけだろうか。 しかし、随所に80年代的なサウンドの片鱗を聴く事が出来る。 アナログからデジタルへの過渡期とでも言おうか。 この時期以降音楽制作は完全にコンピューターの手に委ねられる事になる。 ドラムマシーン、シーケンサー、サンプラーなどの機器がポップ・ロックシーンを席巻してゆく。 それらを駆使したボートラの3曲は今出来たばかりと言われても何ら疑う余地のないほど現代的である。 かといって中途半端な作品群ではなくトッドの魅力が最も発揮されたものとなっている。 特にM4.M9は昨今のステージでも好んで演奏されている事を顧みても明らかであろう。 すべてのポップ・ロックファン、トッドフリーク必携の作品となっている。 音質はリマスタリングの効果もあり迫力のあるもの。 国内盤の装丁は紙ジャケット制作をdisk unionが行っており日本語解説、対訳等と共に丁寧なパッケージングがされている。

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