『グレの歌』 ヤンソンス&バイエルン放送響、ヴォイト、藤村実穂子、他
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村井 翔 | 愛知県 | 不明 | 2011年01月18日
『グレの歌』は演奏風景の見映えのする作品で、ブーレーズやウィッグルワース指揮の映像を見たことがあるが、市販ソフトはこれが初のようだ。ガスタイクの舞台を埋めつくす超巨大編成のマンモス・オーケストラを見るだけでも壮観。指揮は手際よく数百名の大所帯をまとめていて、さすがにうまい。さらに表現主義的に、シャープに振る余地もあると思うが、これはこれで良いと思う。CDではかつて同じオケを振ったクーベリックの路線につながるドイツ・ロマン派風の解釈だ。サロネンのCDに続いて登場のアンデルセンは、ややリリックな声だが、難役ヴァルデマールを破綻なく聴かせて立派。藤村美穂子も堂々の貫祿だ。しかし、ヴォイトは相変わらずドイツ語のディクションが改善されず、トーヴェはそんなにドラマティックな声を要するパートでもないのでミスキャスト。映像は素直に演奏会を収録したもので、変な工夫は何もなし。画面に歌詞は出せないが、これもまた一つの見識だろう。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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yukikaze | 新潟県 | 不明 | 2011年01月09日
ブーレーズのレコード「グレの歌」を聴いてよりこの神秘的かつ壮大な救済の物語を聴き続け、後ブーレーズのCD購入しあの冒頭の美しさ亡霊達の騎行にシュプレヒ・ゲザングに魅了されております。神憑り?的ブーレーズ盤、珍しくテンポ速めで新古典主義的インバル盤と最近ショスタコーヴィチの8,10番でヤンソンス聴き始め、今回のDVDですが独唱、バイエルン放送響も素晴らしいヤンソンスも客観的な指揮者だと思いますがのりのりですね、ただどうしてもあのころのブーレーズが凄かったですよねギュンター・ライヒの「ワルソーの生き残り」なんか!!2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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