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ブルックナー (1824-1896)

CD 交響曲第5番 ベルナルド・ハイティンク&バイエルン放送交響楽団

交響曲第5番 ベルナルド・ハイティンク&バイエルン放送交響楽団

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検索結果:22件中1件から15件まで表示

  • ★★★★☆ 

    TM  |  神奈川県  |  不明  |  2021年03月21日

    SACD 5.0ch盤です。 録音は良好。 惜しい!気持ちは良くわかるのですが、最終楽章コーダで、ぐっとテンポを落とします。ここまで落とすのならば、ここの音響バランス調整をもう少ししてほしい。あのホルンの旋律線は、明確に聴きたいのです。最終結部の響きなど、その他が素晴らしいだけに、本当に残念。

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  • ★★★★★ 

    silver  |  岐阜県  |  不明  |  2018年08月03日

    これを聴いて文句を言ってる人は、普段どんな立派な演奏を聴いてるのでしょうか? イヤイヤすごいですよ、これ。テンポは適切だし、湧き上がってくるエネルギーが音の大伽藍を築く。ライブならではの熱気と相俟ってこれ以上の演奏はそうそう無いでしょう。これこそ僕の求めていたブル5。ハイティンクってやっぱりスゴイんだな・・・。ちなみに演奏後の拍手は入ってません。御安心を。

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  • ★★★★☆ 

    エーテルの風  |  長野県  |  不明  |  2018年01月17日

    「楽譜どおり」を極限まで突き詰めると、このような演奏(名演?)になるのだという好例。 ハイティンクの場合は、とりわけブルックナーを演奏するときにその長所が現れると思う。感想はただただ「平凡」としか言いようがないが、退屈とはかけ離れた感動的名演でもある。あらゆることにバランスがよく、もし難癖付けるとすれば、各要素の平準化という意味で、他の要素に引っ張られ、ブルックナー臭も薄らいでしまっていることくらいか? それと第2楽章のテンポが他の楽章に比して少々速すぎる感じがあるのが残念だ。 

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  • ★★★☆☆ 

    yama/music  |  神奈川県  |  不明  |  2013年12月11日

    晩年のハイティンクは円熟味を増し風格を備えた巨匠の1人となりつつあることは決して否定はしませんが、このブルックナーから満足は得られませんでした。ブルックナーの組み合わせとしても最高のオーケストラを得て、分厚い響きと重心の低いまことに立派な演奏であることは間違いないでしょう。でも、これは今まで数多く聴いてきて自分の中に何となく形造られてきたブルックナーのイメージとは違う。例えば、2楽章のアダージョにはもっと懐深く、オーストリアの森を思わせる美しさと哀調感も感じさせて欲しい。終楽章、音響としては確かに豪壮で堂々と、迫力もあり、SACDは素晴らしい音で鳴り響く。しかしながら、本来こうした演奏を聴いて自然に起こってくる興奮、ウォーすごい!という感激が全くない。結果的には、立派ではあるが平板で中庸を備えた演奏としか言いようがない。多くの方が絶賛しているのに、私の聴き方がどこかおかしいのか、一抹の不安も覚え何度か聴きかえしてみたのですが同じでした。レコ芸などでプロの評論家の方々がどう評価するか知りたい気もします。本当は元々前からハイティンクは好みの指揮者の1人だったのですが、最近ではアルプス交響曲、少し前にリリースされたベートーベン、ブラームスの交響曲などでも物足りなさを感じていました。

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  • ★★★★★ 

    バケペン  |  神奈川県  |  不明  |  2013年03月23日

    すでに多くの皆さんが絶賛されていますが、聴いてみて自分も絶賛せずにはいられないような名演奏です。録音もとても良い。しかも安い(購入時はさらに安かった)。ハイティンク、かつて日本の評論家には常々凡人と言われていたけど、この人の価値を見抜けなった人達こそ凡人です。悠揚として、しかるべきには快調なテンポ、強奏時にも崩れないバランス、とにかくいい演奏です。この曲は快演が多いですね。曲が素晴らしいのかな。

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  • ★★★★★ 

    G.v.Eisenstein  |  栃木県  |  不明  |  2012年08月19日

    購入後しばらく放置したままだったのですが、聴いてみてビックリ!ハイティンクはいつからこんな深い響きを出すようになったのでしょう。これは形が整っているとかどうのこうの言う前に、紛れもないブルックナーの響き…(ちなみにシカゴの7番ではそうは思わなかったのですが)。この自然体のブルックナー、確かにヨッフム以来の体験かも知れません。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2012年04月09日

    ブルックナー5番には、ヨッフム様とコンセルトへボウによる、最後の公演となった盤があり、私は、そちらか、スクロヴァチェフスキの整えられた演奏を長年、聴いておりましたが、ここに、大家、あちこちのオーケストラ・レーべルから、大曲ライヴ出しまくるハイティンク、今度は、バイエルン放送響より登場。毎度の如く、丁寧、スケールも大きく、熱気も帯びた素晴らしい演奏となっている。まだ、どこぞのレーベルからブルックナー出してきそう。80歳を超えても元気、世界中を飛び回る、若いオケとも、演奏している充実さ、健康第一。モーツァルトの3大交響曲辺り、聴いてみたい、独墺のオーケストラで。

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  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  2012年03月26日

     恐らく私が知る中で最も美しく鳴り響いているブルックナー。ブルックナーというより,もしかしたら私が知る中で最も美しく鳴り響いているクラシック録音かもしれない…。職人ハイティンクとバイエルン放送響だから美しい響きがするなんてことは容易に想像できることですが,その想像をはるかに超えた素晴らしさ…もう,呆気にとられるレベル。  私が5番で最も注目するのはピチカートとパウゼ。そのピチカートの粒立ち…最高だ。1速・2速・3速の3速マニュアルのようにしか聴こえない平板なピチカートを聴いたこともありますが,ここに聴けるピチカートは一つ一つ微妙にニュアンスも異なり,正に“無段階変則”の趣き。  そしてパウゼ。ブルックナーやシューベルトは,パウゼが生きていないと退屈なものに感じてしまうのですが,ここに聴ける(?)パウゼはピチカート同様,最高。こんなに美しい余韻は初体験だ。ティーレマンのものも美しかったが,こちらは美しいだけじゃない。最高の録音も味方して,“深い”!  私が最も好きなブルックナーの5番は,ヨッフムのライブ。ついでフルトヴェングラーやクナッパーツブッシュやカラヤン…と続く。残念ながらそれらの仲間入り…とまではいかなかった。だけど,ブルックナーの5番を最も美しく演奏し,最も美しく録音したのはこのアルバムだ。それは間違いない。

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  • ★★★☆☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2011年06月27日

    絶賛の嵐の中、恐縮ながら。ブルックナーをよく知る大ヴェテラン指揮者、超優秀なオーケストラ、この組み合わせで予想される通り、一切の冒険や破綻と無縁な演奏。もちろんそれは悪いことではありません。プロ中のプロのスーパー・ハイレベルの仕事です。ですが、ここに聴かれるのは「予想通りの円満さ」に過ぎず、生き生きとした音楽行為ではない、という気がしてなりません。落ち着いたテンポ、はみ出しのないバランス、確かにそれは安心して聴けるブルックナーではありますが、裏返せば、積極性や表現意欲に欠ける、そういう姿勢にもなります。ついちょっと前に、マーク&都響のディスクでこの曲を聴いたので、そこで堪能した「生きた音楽」がここにないことに、私個人は不満を禁じえないのであります。

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  • ★★★★★ 

    としちゃん  |  宮城県  |  不明  |  2011年04月24日

    廉潔な官能!ただただ偉大。極上の録音とヨーロッパ最高峰の技量が見事で、圧倒された。ウィーン盤は、あんまりにも退屈で、即叩き売ったものだが。最後の盛り上がりでは、かのクナッパーツブッシュ=ミュンヘン盤を凌ぐ。

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  • ★★★★★ 

    錦糸公園  |  東京都  |  不明  |  2011年04月09日

    ブルックナーのオルガントーンとはこれだと冒頭から聞き惚れてしまった。SACDの録音も極上の部類で、強奏だけでなく弱音もしっかり音が鳴っており、最後まで音の洪水にどっぷりひたることができる。演奏時間的には長めの方だと思うけれども、実時間と実際の演奏における前進性の矛盾が絶妙のバランスを醸しだており、それがまた心地よく、全曲があっという間に終わってしまう。最終楽章最後のコラールは、それまでのテンポ設定からすると、そこまで落とすか、というギリギリのところまで倍テンポ化する。しかし、ブルックナーが意図したであろう教会の中に響き渡る音の大伽藍が出現し、この名演の白眉を飾っている。最後のティンパ二を決然と叩かせて終曲の大見得を切る。この曲のベストを競う名演と言ってよいと思う。

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  • ★★★★★ 

    愚猿  |  茨城県  |  不明  |  2011年03月01日

     恥ずかしながら私はこれまでブルックナーの音楽にあまり馴染みがなかった。とにかく長く単調で、私のような低レベルの愛好家には理解のできない高踏的な音楽だと決め込んで敬遠していた。ところが、このCDは私のブルックナー観を一変させた。ブルックナーの音楽は低俗の私にも共感できる美しい音楽だったのだ。その美しい響きは私の心を揺さぶった。ハイティンクとバイエルン放送交響楽団の素晴らしい演奏がなせる業であることは勿論だが、それを忠実に録音し、SACDに仕上げた技術陣の功績もまた特筆されるべきだと思う。各楽器が絶妙のハーモニーを保ち、またそれぞれの音色が実に美しい。今まで私が聴いてきたCDとはまるで違う美しいブルックナーなのである。長すぎるとか単調だとかいう不謹慎な思いに駆られる間もなく、全曲を聴き終えた。これは素晴らしいCDである。今更、凡俗の私がレビューを書くまでもないことではあるが、もしブルックナーの音楽について似たような感想をお持ちの方がいらしたら参考になるのではないか、と思いあえて筆を執った。

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  • ★★★★★ 

    ま〜さん  |  東京都  |  不明  |  2011年02月10日

    この演奏には凄く感銘を受けた。最後の最後にぐっとテンポを落として、がっちりと足場を固めながら、頂点を目指していく。壮大なゴチック建築を想起させる名演である。しかしこのテンポについていくオケも凄いと思う。さすがに最後のトランペットによる主題は爆演にかき消されて聴き取れないが、ハイティンクの音楽を堪能出来る1枚である。同じオケによる自主制作盤でありながら、ハイティンクが指揮したシカゴ響のそれと比較すると、演奏内容・録音ともに数段上に思える。

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  • ★★★★★ 

    gate.gate  |  北海道  |  不明  |  2011年01月20日

    ハイティンクは、昔購入した退屈なCDに懲りて今まで無視してきたのですが、期待しないでこのCDを聴いて、正直、驚きました。贅沢を云えば、もう少しコクが欲しい気もしますが、もたれる事が無く清楚とも感じるこの美しい演奏は、「ブルックナーらしさ」などを声高に要求するのが野暮な気がするほど。録音も良く、バイエルンのオケの音のなんと美しい事か。この演奏、録音で、この価格ですから、お薦めですね。

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  • ★★★★★ 

    算∂ring  |  Tokyo  |  不明  |  2011年01月14日

    ハイティンク/バイエルン放送交響楽団の演奏で,ブルックナーの交響曲第5番に注目盤の登場である。2010年2月12日,ミュンヘンのフィルハーモニー・ガスタイクにおけるライブ録音。バイエルン放送響はまた何という魅力的で透き通るように美しい音楽を奏でることか!?その特質は,必要にして十分なホール・トーンと渾然一体となり,音符の一つ一つはまばゆい光を放ち,その場に居合わせた聴衆の感動をのせて消えてゆく・・・。第一楽章,模範的と言いたいほどの見事な立ち上がりから圧倒的な頂点が築かれる。一点,注意しておかなければならないのは,全編を通して,ティンパニや金管楽器にはみ出しは一切無いということだ。ということは,荒びた迫力はどこを探しても皆無ということになる。しかし,それに対して,根源的な迫力不足を嘆くのは野暮というもの。少なくとも,ハイティンク/シュターツカペレ・ドレスデンのブラームス交響曲第一番にみる不足≠ヘ,全くない。ハイティンクのバランス感覚を,尊重すべきだ。とにかく,この第一楽章は見事であり,完璧という人もいるだろう。そして,第一楽章のハイ・クォリティを途切れさせることなく,ハイティンク/バイエルン放送響は,第二楽章,第三楽章,そしてフィナーレへと着実に歩みを進めてゆく。しかし,まだまだ終わりではない。本演奏のクライマックスは,フィナーレのラスト3分半を待たなければならないのである。テンポを落とし,ややもすると押しつぶされそうになる程の音楽の重みに,耐えに耐えるバイエルン放送響。特に,土台を支える弦楽器群が凄い。なんという音力であろうか!巨大なコーダの幕開けに,息をつく暇もなく,まばゆい光を放ちながら,全ての音符がなだれ込む。瞬間,音楽を聴く喜びが,感動が,爆発する!!まさに,記念碑的な名演奏であるといってよいだろう。

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