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黛 敏郎(1929-1997)

Blu-spec CD 涅槃交響曲 岩城宏之&東京都交響楽団

涅槃交響曲 岩城宏之&東京都交響楽団

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    せごびあ  |  愛知県  |  不明  |  2021年03月28日

    感動とか素晴らしいなどを超えた衝撃的な作品と演奏です。日本人という共感からなのか、曲のインパクトなのか?、耳にこびりついてしまってなかなか離れないです。生粋の右派な黛氏が思想を超越、芸術に昇華した真骨頂的な作品です。

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  • ★★★★☆ 

    テリーヌ  |  兵庫県  |  不明  |  2017年08月21日

    久しぶりに聴いた「涅槃交響曲」。奥深い響きに魅せられます。鐘の音の分析による響きの神秘性、そして聲明の深みなど、心に染み入ります。作曲者も指揮者も故人となり久しく、音楽そのものだけでなく、時の流れへの感傷や無常観を感じてしまいます。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年09月20日

    涅槃交響曲は凄い作品だと思う。日本の仏教の根源的な音色の一つである梵鐘の音色を徹底的に追究し、作曲後も、天下のNHK交響楽団を活用して実験を繰り返したというのだから、その拘り方は尋常ではないと言える。梵鐘の音色を西洋の楽器で表現するという、非常に困難な所為だけに、黛敏郎としても、作曲上、大変な苦労があったと思うが、合唱の絡み方も含め、実に良く出来た完成度の高い傑作と高く評価されるべきである。形式的には交響曲と称しているが、かのフランスの現代を代表する作曲家、メシアンのトゥーランガリーラ交響曲を彷彿とさせるところであり、私見では、作曲技法等において一部共通するものがあるとも考えたい。同曲は、サラウンドを前提として作曲されたというが、録音も実に臨場感のある素晴らしいものである。本来は、SACDで聴くのが最高であると思うが、今回のBlu-spec-CD盤の登場は、費用対効果をも加味すると、同曲を高音質で味わうのに相当な成果だと考える。この曲が含有する深遠な精神性は、やはりこのような高音質CDで聴きたい。なお、本CDには、奈良の薬師寺の聲明が収録されている。私も、このCDではじめて聴いたが、西洋のグレゴリオ聖歌に匹敵するような音楽が、我が国においても存在し、しかも今日まで脈々と受け継がれてきたことに深く感動した。

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  • ★★★★☆ 

    レインボー  |  不明  |  不明  |  2009年10月24日

    この涅槃交響曲という曲、初めて聴いたのだが驚いた!! とにかく刺激的な音で、正直私は黛敏郎は、スポーツ行進曲の分かりやすい作曲家という位にしか知らなかったので軽くカルチャーショックを受けた。残念ながらこの一枚しか聴いてないのであまりよくは分からないが、なかなか優れた演奏ではないかと思う。尚、このCD本物の声明も収録されているがこれは余計だと思う。

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  2008年08月01日

    故黛氏の「舞楽」と曼荼羅交響曲はこの「涅槃」交響曲と共に氏の遺した日本の誇るべき作品です。演奏はこれ又このジャンルには抜きん出た故岩城氏の指揮によるもので間合いというか呼吸の見事さとスコアの再現力には所謂洋楽クラシックでは発揮出来ないと思われます。競合盤が少ないので相対的評価は難しいのですが「涅槃」交響曲については個人的好みとして意外と W.シュヒター指揮/NHK交響楽団にも惹かれてはいます。

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  • ★★★★☆ 

    でぃー  |  茨城  |  不明  |  2008年07月20日

    2楽章の迫力は本当にすごい。なぜ、日本人はこの曲を積極的に演奏して世界に広めようとしないのだろうか?(ただ、ショスタコやメシアンなどの大物に比べると曲の魅力が劣るのも事実だが)

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  • ★★★★★ 

    水の精  |  東京都  |  不明  |  2006年07月27日

    '59年発表。日本の梵鐘の音に魅せられた黛敏郎は、NHKから除夜の鐘のテープを入手。NHK技術研究所で藤田尚が音響解析し、ソノグラフを通常のオーケストラで演奏するという手法を実践した。第2楽章は声明を男性合唱で再現しており、グレゴリオ聖歌ばりの重厚さ。

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  • ★★★★★ 

    Pianist  |  Tokyo  |  不明  |  2006年04月15日

    この作品の現時点での最も美しい再現ではないでしょうか。「オドロオドロしさ」と言われますが、それは声明と仏教とにあまりに固執された先入観で、肝心の黛敏郎がひとつの交響曲として仕上げたスコアには、様々なアプローチの仕方、表現手段があるのだと思います。シュヒター盤の時代よりははるかにオーケストラの技術・表現力共に向上し、素直にこの音楽の魅力を聴かせてくれるものに仕上がっているのではないでしょうか。ただカップリングの声明はステージを歩き回る音がカラコロと可愛らしく、これは石畳の音であって欲しかった。

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  • ★★★★☆ 

    Waldvogel  |  Neu Schwanstein  |  不明  |  2005年07月21日

    W.シュヒター+N響の古いアナログLPで親しんだこの曲も、デジタル録音のクリアな音で聴くとずいぶん印象が違うものです。岩城先生の涅槃はこの録音以前(80年代初め)に実演でも聞きましたが、オドロオドロしいところが段々無くなっているような・・・。岩城氏自身「合唱もオケも少し音がずれていた方がこの曲には合うかな」とどこかのインタビューで仰っていましたが、洗練されすぎるとかえって曲の凄みが失せてしまうような気もします。

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