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ベートーヴェン(1770-1827)

CD ヴァイオリン・ソナタ第1、4、7、8番 イブラギモヴァ、ティベルギアン

ヴァイオリン・ソナタ第1、4、7、8番 イブラギモヴァ、ティベルギアン

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    快傑ハリマオ  |  宮城県  |  不明  |  2014年10月14日

    このCDを聴いていて、スコット・ラファエロが生きていた時代のビル・エヴァンスのトリオの演奏を思い浮かべていました。それまでのジャズ・ピアノトリオのイメージを一変させ、ベースが単なる脇役からピアノと対等に「話す楽器」へと変貌させた素晴らしい演奏でした。このCDのイブラギモヴァとティベルギアンの演奏は正にお互いの演奏に触発されていままで以上に実力を高めていく様がすばらしい クラシックにおけるインタープレイを確認できました。今後が楽しみです。

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    so減七  |  埼玉県  |  不明  |  2011年11月05日

    これは新時代を切り拓く演奏。クレメル+アルゲリチも時代を開いたが、それでも観念の縛りからの飛翔はできながった。この二人の音楽は、その地平から軽々と浮き上がっている。大演奏時代にまとわりついていた胡散臭さとは無縁の、異星人みたいな感覚。だがそれが何とも見事。ベートーヴェンが純粋に音楽として成り立っている。 しかし音楽観・世界観がこれほどピッタリの共演者が居たとは…。 シマノフスキ、ラヴェル+ルクーでの共演でもティベルギアンの見事なピアにズムが確かめられる。

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    さが  |  愛知県  |  不明  |  2010年07月05日

    ソナタ第1番から凄かった…。 ヴァイオリンソナタ…といってしまうと、ヴァイオリンメイン、ピアノ伴奏というイメージだが、二人のソナタはまさに「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ」と呼ぶに相応しい見事な競演だった。 ヴァイオリンの見せ場、ピアノの聞かせ処を律儀に押さえつつ、勢いを失わないダイナミックで軽快な音…。 タイミングも鳥肌が立つほどピッタリで、音量もばっちり、どんなに疾走してもずれず、聴き手の心も、もっと、もっと、と逸ってしまうほど。 アリーナは弱音のヴィブラートも素晴らしいが、今回は特に、高音域の音の伸び、これは延びといってもよいだろう。残響に頼らない絶妙な延び感に、魂が持って逝かれる(笑) それがまた、ソプラノ歌手の朗々と謳い上げるアリアのような…そうまるで肉声のような音…。 ピリオド奏法的な、スーッと伸びる高音が印象的だった彼女が、こんなに詩心のある、躍動的な演奏をするとは…でも音はしっかりいつもの彼女。 私が特に気に入ったのは、4番と7番だ。 ローテンポな旋律に、一層味わいを感じられるのと、ドラマティックな展開部分に、競演の醍醐味を感じられた。 っていうか、ティベルギアンも凄い。 名手の競演は、ぶつかりすぎてお腹一杯になることも多いが、彼は脇役に徹するわけでもなく、ヴァイオリンの旋律に真摯に応えており、出るところはしっかり主張してくる。 それが単なる自己主張じゃないから、結果ふたつの楽器のいいところが惜しみなく出てるという…お互いの良さが存分に引き出されたソナタを作り上げてるわけだ。 凄い競演だ…。 っていうか、これホールで聴いた人がホント羨ましい…。 このベートーベンのソナタはシリーズでリリースされるらしいので次のリリースが楽しみだ。

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