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本 ウィーンフィル魅惑の名曲 第6号 ベートーヴェン2 (CD付き)

ウィーンフィル魅惑の名曲 第6号 ベートーヴェン2 (CD付き)

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2011年10月28日

    現在一般CDとしては販売されておらず(是非復活すべきとは思っております・・・恐らく販売政策上2001年発売のUCCD7012や2008年発売されていたUCCD9615との両建て回避の為)BOOK折込されたCDのシュミット・イッセルシュテット/VPOによるベートーヴェン「運命」「田園」交響曲に対してBOOK分野ではありますが忘れられない内に以前(2008/10)一般CDに書き込んだレビューを主に繰り返させていただきます・・・シュミット・イッセルシュテットと言えば伴奏指揮者としての腕前は認められながらもシンフォニー指揮者の位置付けはどうしても地味であったことは否めません。VPOとバックハウスとのベートーベンピアノ協奏曲のバックを詰めていた彼が交響曲全曲をリリースした時「やった!」という感がしたものです。LP時代その中で私は先ず「田園」(指揮者67歳の頃の1967年録音、タイム@9’38A12’27B5’42C3’57D10’17)をチョイスしたわけですがそのVPOの音色と指揮者のバランス感が素晴らしい端正な「コク」を醸し出して演奏タイムとしてそう「だらだら感」はないのだけれどゆったり気分を自覚した次第です(特に終楽章は忘れ難いです)。「運命」(1968年録音、タイム@8’07A10’28B6’00C8’58)も素晴らしいですがやや若干のボッテリ感・ゆったり感もちらつく演奏をどう聴くかでしょうね。第1楽章から聴かれる節目の念押しは結構説得力がありVPOサウンドと相俟ってこの指揮者の引き締まった造形感覚が味わえ私は先述「田園」と共に最高ランクにしたいですね。何れにせよBOOK折込にされる程汎用性の高い(現代の演奏からは少しグラマラスなものの)名演奏で冒頭申し上げた様に一般CDでも復活し長く残るべき演奏かと思います。なお、この「ウィーンフィル魅惑の名曲」BOOKシリーズの各CD演奏は比較的レベル高い飽きの来ないものを揃えている様ですね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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