泥棒成金 スペシャル・コレクターズ・エディション
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西荻椿山 | 東京都 | 不明 | 2011年07月14日
お話が火サスなみ?なためヒッチコック専門家の方々の評判はあまりよろしくないようです。が、これほどきれいなカラー写真はこの後撮られてないような。まず舞台が素敵、つかみのカーチェイス、空撮で南仏の風光をあますところなくとらえて見事です。そのほかにもいってみたいなーと思わせる場面が多々ありますよ。次に主人公、いったいどうやったらこんなにシュッとできはるんですかね、キスシーンのさまになることといったら呆れかえってしまいます。世のイケメンは全員顔を洗ってでなおしてくださいですよ。対するヒロイン、クールビューティーとは説明不要でこの方のこと、うーん、エロガント。このお嬢が涼しい顔して爆走するのがこの映画のハイライトで、恐ろしくも可笑しい。ご両人絶対汗なんかかかないと思わせる、そう、絶滅して久しいスタアがここにはいるんです。助演陣もはずれなし、全シーン憶えてしまってもなお見入ってしまう逸品です。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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伊東洋輔 | 神奈川 | 不明 | 2006年08月14日
個人的には一番好きなヒッチコック映画。サスペンスというよりはコートダジュールを舞台にした観光映画&ラヴロマンスとして楽しむことをお奨めする。それにしてもグレース・ケリーが美しい。そもそもこの作品を誘致したのがモナコ王室と海運王オナシスで、両者は話題作りとお妃選びを目的に彼女を主演にした映画制作をヒッチコックに持ちかけた由。その後の顛末は承知の通りで、正にレーニエ大公とオナシスにしてみれば「してやったり」だったろう。尤も映画ファンとしては「グレース王妃」ではなく女優としての彼女をもっと見たかったが。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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