ピアノ・ソナタ第7、15、17、29、32番 メジューエワ(2CD)
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sadRed | 千葉県 | 不明 | 2011年02月13日
自分は、ヘンデル、ハイドン以前や、いわゆるロマン派以降には関心がないという、ある意味偏狭なクラシック音楽ファンなので、今回その理由を探ってみると、バッハ(1750没)、モーツァルト(1756-1792)、ベートーヴェン(1770-1827)というように、好きな3人は18世紀末とほぼ時代が重なっている。それは、王族貴族社会の衰退、しかしのちの(かったるい!)ヨーロッパブルジョワ社会はまだない、ある種の真空地帯である。その中でとくに晩年のベートーヴェンは、自分の孤独な「個」というものに沈潜していった。(途中省略)。最後のソナタ32番は、身の程知らずに自分も挑戦したことがあるが、この演奏の音、とくにフォルティッシモのコードを中心とするフレージングは、私が弾きたいと思った音そのものだ。それプラス、2楽章の最後の夢幻玄妙な音の織り方は、この曲について私が初めて教えられた部分だ。「熱情」のリビューにも書いたが、この人の左手の表現力は、他に類なくすばらしい。今後の健康と長寿を、ぜひお願いしたい。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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KM | 福岡県 | 不明 | 2010年06月01日
ただの美人ピアニストかと思ったら、うまかった。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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横濱の風 | 神奈川県 | 不明 | 2010年02月28日
メジューエワはどちらかというとロマン派向けのピアニストというイメージがあったが、このベートーヴェンのピアノ・ソナタ・チクルスには頭が下がった。時に男性的で、しかし女性らしさも忘れずに響いてくる様子は、他の演奏者には真似のできないものだ。数ある名演の中でも、32番は5本の指に入る演奏だと感じた。次回、いよいよ大詰めも多いに期待したい。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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