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ラヴェル(1875-1937)

CD 管弦楽作品集 クリュイタンス&パリ音楽院管(1964東京ライヴ ステレオ音源+新発見音源収録)(2CD)

管弦楽作品集 クリュイタンス&パリ音楽院管(1964東京ライヴ ステレオ音源+新発見音源収録)(2CD)

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  • ★★★★☆ 

    恐怖のタヌキ男  |  不明  |  不明  |  2011年02月14日

    クリュイタンスの東京ライヴ、ラヴェルにステレオ録音があったとは驚きで、マスターの状態は幻想よりはるかに劣り、擬似ステレオ並みですが、それでもクリュイタンス/パリ音楽院が日本でラヴェルを演奏した記録が高音質で再現される衝撃は大きく、このコンビがEMIにスタジオ録音したラヴェルと同水準のものが、ライヴで再現されるのをCDで聴くのは素晴らしいことです。その他、アンコール2曲目の新発見の曲も貴重でした。

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  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  2009年12月10日

    やはりライヴは人を熱くするんだなぁ…を実感。完成度は当然スタジオの方が勝りますが、この“熱さ”、スタジオでは絶対に表出できないものでしょう。それも優雅さの表出にかけては右に出るもののいないコンビが作り出すフランス本場物の“熱さ”です。こたえられません。ただ、ステレオ・バージョンには少しがっかりしました(『幻想』が良すぎました)。

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  • ★★☆☆☆ 

    Pianist  |  東京都  |  不明  |  2009年11月18日

    EMIのスタジオ録音盤よりもすぐれた演奏ではないか…とは初発売のKingのLPを聴いた時からの印象だったが、AltusのCDを聴いてもやはり同じ感想。但し今回の発売のポイントであるステレオ録音については残念ながら期待を下回る。同時期のベルリオーズ「幻想」のような水準を考えていたのだが、音のピントが甘く冴えない音場感で、これならばモノラルのままでも構わないと思った。60年代のNHKのステレオには時折こういうピンボケ・ステレオが(マタチッチN響のベートーヴェンなど)あり、1959-61年あたりのイタリアオペラのステレオ水準を下回る記録がある。発掘された事は嬉しいが、正直なところ「モノのままでもいい」と感じた。モノラルの新マスタリングも好みの差。中低音域膨らまし加減で、豊かな音を狙ったのかもしれないが、これまでの盤を圧倒的に上回るとは思わなかった。逆に古びの付いたドンシャリ、AMラジオ的な音の方が、弦楽器の高音部など独特の香気が感じられ、より魅力的に思えるのはこれまでの盤を聴き次いで来たせいか。星二つはステレオバージョンへの期待はずれに対して。演奏そのものはもちろん五つ星。

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  • ★★★★★ 

    ぼん  |  神奈川県  |  不明  |  2009年09月28日

    いい演奏。ほんとうにいい演奏です。今回のアルバムを聴いてあらためてそう思いました。この演奏を実際に聴いた人にはもちろん、そうでない人にもこれはかけがえのない「アルバム」となることでしょう。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2009年09月23日

    クリュイタンスがパリ音楽院管弦楽団とスタジオ録音した4枚にもわたるラヴェルの管弦楽曲全集は、フランス風のエスプリに満ち溢れた不朽の名盤として名高い。本盤は、当該全集が録音された直後の来日時のライブ録音であるが、演奏は実に素晴らしい。いずれの曲も、スタジオ録音と同様に、フランス風のエスプリに満ち溢れているが、それに加えて、ライブならではの圧倒的な迫力や即興性があるのが特徴だ。スペイン狂詩曲やラ・ヴァルス、ダフニスとクロエの第2組曲の終結部の猛烈なアッチェレランドと劇的な大強奏や、マ・メール・ロウやクープランの墓での絶妙に揺れ動くテンポ設定の下、各楽章を巧みに描き分けをしていくという、いわゆる即興性は、スタジオ録音には見られない本盤の特徴と言うことが出来よう。有名な亡き王女のためのパヴァーヌも、決して通俗には陥らず、クリュイタンスが指揮すると、高貴にして優美な抒情で満ち溢れるのはさすがと言うべきであろう。かつて発売されていたモノラル録音は、やや音質に難があったが、リマスタリングによりかなり聴きやすい音質に生まれ変わった。更に、嬉しいのは、本盤には、新たに発見されたステレオ音源が収録されていることで、より一層音質に臨場感が加わったのは素晴らしい限りだ。特に、ラ・ヴァルスの劇的な終結部が、モノラルではやや籠った音であったが、かなり鮮明な音質に変化した点が印象的であった。

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