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バルトーク (1881-1945)

CD ピアノ協奏曲全集 アンダ(p)フリッチャイ&ベルリン放送交響楽団

ピアノ協奏曲全集 アンダ(p)フリッチャイ&ベルリン放送交響楽団

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  • ★★★☆☆ 

    robin  |  兵庫県  |  不明  |  2022年11月17日

    LP時代から本曲の名演として知られ評論家も持ち上げていたし、他にこれと言って対抗盤がほとんどなかったので当時は良く聞いたが、いまでは新感覚の演奏が多く出ている。そういう演奏を聴くと、リズム、ニュアンス等やや古いという感じは免れない。ソロ、オケともに音に切れが欲しいと思う。バルト等の演奏を聴くことのほうが多い。アンダの弾くモーツァルトも今では古く感じる。

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  • ★★★★★ 

    ヴァニタス  |  千葉県  |  不明  |  2012年02月08日

    これ以上望むものはない。ここまで血の通った演奏は滅多に聴けないだろう。バルトークはどこまでもヒューマンな作曲家であると思う。一つ一つの音が、戦う精神のドキュメンタリーのようなものだ。この演奏はドキュメントそのものである。金管が高らかに吹奏するとき、私はディオニソス的な精神の乱舞の彼方に、アポロンの出現を垣間見たような思いをめぐらせる。

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  • ★★★★★ 

    崖っぷちのシニー  |  神奈川県  |  不明  |  2010年08月13日

    2番は、“アンダってこんなに凄いピアニストだったんだ”、“フリッチャイってこんなに凄い指揮者だったんだ”と思わせてくれた超名演! この二人ががっぷり4つに組んだ手に汗握る演奏で、初めから終わりまでこの緊張感を持続できるのはほんとうに凄い! 作曲したバルトークがほんとうは一番偉大なのだろうが、それをこれくらいのレベルで再現してくれなければ、曲の持つ素晴らしさは伝わらない。 そういう意味では満点!!

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  • ★★★★★ 

    版画利案  |  埼玉県  |  不明  |  2010年08月04日

    長らく愛聴してきたアンダ、フリッチャイのCD化。この不世出のバルトークと言う天才のなしえた最高作品群。ポリーニとは比較にならない。アンダの素晴らしさは有機的演奏の極。ポリーニはいかにも機械的、血の通わない演奏だ。アンダ、フリッチャイはバルトークという音楽史上でも20世紀最高の作曲家を敬意を表して演奏している。タッチは奔放かつ繊細。私の聴いたいかなる演奏もこれをしのぐことはできない。特に第3番。バルトークの結晶化、古典的名曲をいつくしむように弾いている。これをいまだにバルトークの後退と見る研究家が多い中で、いち早くレパートリーに入れたアンダの慧眼に拍手を送りたい。

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  • ★★★★★ 

    黒熊怪  |  兵庫県  |  不明  |  2010年07月19日

    白血病に冒されていたバルトーク最晩年の傑作第3番は、既に彼岸の世界から響いてくるような清明な境地に到達している。この演奏は半世紀にわたってバルトークの魂をとらえた傑作として知られていた。自分がいなくなった後も、精神を病んだ身寄りのない夫人が弾いて生計を立てられるようにと考えて創造されたという。しかしこの至高の名作は、人類の遺産となった。早逝したフリッチャイの最高傑作であろう。この曲、この同国の奏者達、この解釈によって、この演奏を聴いたあらゆる人の心の中に生き続けるであろう珠玉の演奏。

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  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  2010年04月06日

    第1番はポリーニ&アバドに軍配を上げます。“硬質なタッチと勢い”が、私のイメージにピッタリです。第2番は甲乙つけがたい…。1番同様“硬質なタッチと勢い”という面ではポリーニ&アバドですが、アンダ&フリッチャイの最終楽章の“煽り・追込み”は凄い…。第3番はグリモー&ブーレーズを愛聴していますが、「これだ!」という演奏には出会えていませんでした。これで自分の中の決定版に漸く出会えました。静謐な第2楽章…朴訥とした打鍵が愛惜の情さえかもし出す…。そして圧倒的な“煽り・追込み”を見せる最終楽章!

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  2009年03月08日

    LPで第2番、第3番を聴いていますがアンダ、フリッチャイ、バルトーク何れも決して長命とは言えない同郷の相通じたとしか解釈出来ない名演だと思います。CDはLPより音に満足行く筈。異色なオーケストラ扱いでの第2番より未完成部分を弟子が完成させたとしても第3番・・親しみ易い出だしでやがてキザミ、トレモロ風?等織り交ぜ更にメロディ風な第1楽章、コラール風でスタート・・中程弦とピアノが緊張感を孕ませアンダのピアノの絶品の底深い蒼さの2楽章、終楽章は元気よいラスト仕上げ、焦らせるティンパニー、ピアノカデンツァ兎に角凄いです。

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  • ★★★★★ 

    兵庫助  |  香川県  |  不明  |  2008年05月09日

    バルトークのピアノ協奏曲、人生の折り返し地点に来て初めて全曲聴きました。3曲ともリズミカルな曲で親しみやすく肩の凝らない演奏時間で気に入りました。「管弦楽のための協奏曲」や「弦チェレ」も素晴しい音楽ですが「ピアノ協奏曲」もバルトークの名曲だと思います。アンダの演奏も素晴しいしフリッチャイの指揮も揺ぎ無く安心。本当に良い演奏に出会えました。

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  • ★★★★★ 

    いなまる  |  埼玉県  |  不明  |  2007年12月13日

    曲自体もすばらしいですが、アンダの演奏がやはり凄いのだと思います。モーツァルト弾きの印象が強かったですが、先般出版されたショパンといいこのバルトークといい、まるで作曲家が憑いているかのような気がします。

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  • ★★★★★ 

    黒熊怪  |  神戸  |  不明  |  2007年03月10日

    白血病に冒されていたバルトーク最晩年の傑作第3番は、既に彼岸の世界から響いてくるような清明な境地に到達している。この演奏は半世紀にわたってバルトークの魂をとらえた傑作として知られていた。自分がいなくなった後も、精神を病んだ身寄りのない夫人が弾いて生計を立てられるようにと考えて創造されたという。しかしこの至高の名作は、人類の遺産となった。早逝したフリッチャイの最高傑作であろう。この曲、この同国の奏者達、この解釈によって、この演奏を聴いたあらゆる人の心の中に 生き続けるであろう珠玉の演奏。

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  • ★★★★★ 

    dante庵  |  京都市  |  不明  |  2007年03月01日

    中学の頃、廉価版LPで手に入れ、最愛のレコードとなった。 特に第3番は、今日に至るまで何百回となく聴き返している。 2曲とも、聴き飽きることのない、超名曲の超名演奏として、特薦します。

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  • ★★★★☆ 

    火へんに華  |  千葉  |  不明  |  2006年06月18日

    バルトーク初心者は是非とも押さえておきたい一枚である。3番などは非常にピアニスティックであり、さながらモーツァルトの様だ。二楽章の美しさは特筆できる。1番はメカニックな解釈が横行する現代からすると隔世の感があるが、丁寧かつコンパクトな演奏で安心して聴ける。2番は名演だ。フリッチャイの伴奏もピアノに寄り添いながらツボを押さえている。そんなわけで収録の3つの協奏曲はいずれも高い水準にあり、推薦したい。リマスター・音質良好。

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  • ★★★★★ 

    トドカラ狂  |  名古屋市  |  不明  |  2005年10月31日

    バルトークのピアノ協奏曲全曲が収録されており、まとまりの良い、有り難いCDです。演奏はもう言うまでもありません。作曲家との共感度において、指揮のフリッチャイ、ピアノのアンダは申し分ない、かけがえのない演奏者です。フリッチャイの的確な音づくりと、思いやりを込めた演奏に感動です。録音も思ったほど悪くありません。バルトークの音楽はもっと評価されても良いように思います。

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