夜と霧

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    さまざん  |  埼玉県  |  不明  |  2021年07月23日

    著者のフランクルさんが経験した苦しみは想像を絶するものですが、著者はその「苦しみ」に意味があると断言しています。水木しげるさんの言葉で「苦しむことから逃げちゃイカン。人生はずっと苦しいんです。苦しさを知っておくと、苦しみ慣れする。これは強いですよ。」というのがあって大変好きな言葉なのですが、それに通じる本だと思いました。 夜も眠れないほどの苦しみというのは生きていれば誰にでも訪れるものだと思いますが、それを乗り越えた先にもっと強くて優しい自分がいるのだと思います。

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    Ko  |  埼玉県  |  不明  |  2021年04月17日

    著者が、異常で過酷な状況に対峙している最中にも客観的に観察し続け、そののちに二度と振り返りたくもないような記憶を辿ってここに記録するという、偉業を成し遂げた能力と努力に感銘を受けました。定期的に読みなおし続けていきたい一生ものの本です。

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    霧島ヤルル  |  青森県  |  不明  |  2012年02月06日

    洋書廉価版で読みましたが、非常に冷静に、そして人生の教訓として読むことができます。 著者のフランクル自身が学者であるためか、主観的になることを恐れながらも、非常に客観的で分かりやすい文になっています。論の展開もついていきやすいです。難しいこともあまり言いませんし、言うとしてもきちんと丁寧に説明をつけてくれます。 表現も豊かなので、彼と仲間の囚人達の心情や環境が脳裏に浮かぶようです。 むやみやたらに収容所の非人道性を誇張するわけではなく、体験した現実を純粋に述べ、考察し、色々なことを示してくれます。 美徳とか崇高さという話題にも時折触れますが、決して綺麗ごとではないことが窺えますので、素直に受け止めることができます。要所要所でいいこと言います。 あまりに幼いお子様意外なら、誰にとってもいい本だと思います。 特に、死にたくなったら読む一冊として薦めます。 ただし、お食事中には読まないように。

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