破獄 新潮文庫
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海尾水 | 神奈川県 | 不明 | 2021年04月12日
登場人物名が仮名であること以外はほぼノンフィクション。4度も脱獄できた人物がいるとは驚く。吉村昭の羆嵐とならんで最も面白い作品の1つ。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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I.O.U | 北海道 | 不明 | 2021年04月11日
「事実は小説より奇なり」という言葉を絵にかいたような快作! 北海道に住んでいるため家族旅行で立ち寄った「博物館 網走監獄」でこの小説のモデルになっている「昭和の脱獄王」の話を知り、小説が出ていることを知り読んでみた。 「博物館 網走監獄」では脱獄王・佐久間清太郎がどのように脱獄したか人形を使って説明されているが、知恵を使って鉄格子を破壊したり、5メートルの高さの天井にスパイダーマンよろしく張り付いてみたりと・・・とても人間業とは思えない光景を実体験することができる。 2019年にビートたけし主演でテレビドラマ化されたのでご存じの方も多いと思うが、こちらの小説では佐久間清太郎の超人的な所業ばかりではなく、投獄された経緯から亡くなるまでの「人間・佐久間清太郎」としてのヒューマンドラマも史実に基づいてしっかり書かれており、内容的にも非常に密度の高い作品となっている。 吉村作品の中では是非、ご一読いただきたい快作である。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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MAZ | 東京都 | 不明 | 2009年11月26日
淡々とした表現だからこそ、主人公の執念が強く伝わってきます。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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