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ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

CD ピアノ協奏曲第3番 ホロヴィッツ、ライナー&RCAビクター交響楽団(XRCD)

ピアノ協奏曲第3番 ホロヴィッツ、ライナー&RCAビクター交響楽団(XRCD)

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  • ★★★★★ 

    困ったお父さん  |  三重県  |  不明  |  2021年07月15日

    このモノトーンの顔を見て購入意欲が湧きますか?湧きませんよね。そんなラフマニノフならぬ昔の総理大臣の石像の様なジャケットが印象的。ホロヴィッツとライナー、丁々発止の掛け合いでまれにみる「第3番」が聴けます。モノラルながら長く名盤ガイドに名を連ねていただけのことはあります。この曲には数多の名盤がありますが、外せない外したくない演奏の最右翼です…あっ、やっぱり買っちゃった!

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2011年12月10日

    演奏タイムデータを主に再投稿させていただきます。作曲者ラフマニノフから「私よりうまくこの曲を演奏する 」と感動を伝えたというホロヴィッツの弾くラフマニノフのピアノ協奏曲第3番はホロヴィッツがキエフの音楽院を卒業する時の卒業演奏にも選んだ程の曲で演奏録音盤も数種類残されている様です。確認出来ていない点もありますがHMVレビューと重複するとしてもちょっと棚卸しして見ましょう。1930年録音A.コーツ/LSO(タイム@14’23A8’06B11’16)、1948年録音バルビローリ/NYPO(タイムトータル34’22)、1950年録音クーセヴィッキー/HBSO、1951年録音ライナー/RCASO(タイム@15’18A9’46B12’12)、1978年録音オーマンディ/NYPO(同@16’50A11’39B14’58・・・但しライブ)、1978年録音メータ/NYPO(同@16’13A11’23B14’59・・・但しライブ)といった具合です。本盤は1951年の録音で、ライナー(当時63歳)の引き締まった指揮をバックにホロヴィッツ(当時48歳)はやや愛想はないもののそのピアノタッチの明確さを伝えた演奏でその力感・安定感が素晴らしいですね。まぁ、技巧面を主にピアニスティックな表現でラフマニノフの情緒を打ち出す処は勿論あるのだけれどモノラルだけに彼の切れの良さが轟音に近く実にダイナミックに聴かれます。第1楽章でのカデンツァの弾き切りも印象的です。とにかくこの難曲ありてホロヴィッツ有りという処でしょうか。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年07月30日

    とてつもない超名演だ。このような演奏こそは、人類が永遠に持つべき至宝であるとさえ言えるだろう。本演奏におけるホロヴィッツのピアノはもはや人間業を超えているとさえ言える。強靭な打鍵は、ピアノが破壊されてしまうようなとてつもない迫力を誇っているし、同曲の随所に聴くことが可能なロシア風のメランコリックな抒情的旋律の数々においても、ホロヴィッツは心を込めて歌い抜いている。その表現の桁外れの幅の広さは、聴いていてただただ圧倒されるのみである。同曲は、弾きこなすのに超絶的な技量を有することから、ピアノ協奏曲史上最大の難曲であると言われており、ホロヴィッツ以外のピアニストによっても名演は相当数生み出されてはいるが、それらの演奏においては、まずは同曲を弾きこなしたことへの賞賛が先に来るように思われる。ところが、ホロヴィッツの演奏では、もちろん卓越した技量を発揮しているのであるが、いとも簡単に弾きこなしているため、同曲を弾きこなすのは当たり前で、むしろ、前述のように圧倒的な表現力の方に賛辞が行くことになる。このあたりが、ホロヴィッツの凄さであり、ホロヴィッツこそは、卓越した技量が芸術を凌駕する唯一の大ピアニストであったと言えるだろう。人間業を超えた超絶的な技量を有していながら、いささかも技巧臭がせず、楽曲の魅力のみをダイレクトに聴き手に伝えることができたというのは、おそらくは現在においてもホロヴィッツをおいて他にはいないのではないかと考えられるところだ。そして、本演奏を聴いていると、あたかも同曲がホロヴィッツのために作曲された楽曲のような印象を受けるところであり、それ故に、現時点においても、同曲については、ホロヴィッツを超える演奏がいまだ現れていないのではないかとさえ考えられるところだ。ライナー&RCAビクター交響楽団も、このようなホロヴィッツの圧倒的なピアニズムに一歩も引けを取っておらず、感情の起伏の激しい同曲を見事に表現し尽くしているのが素晴らしい。なお、ホロヴィッツによる同曲の超名演としては、オーマンディ&ニューヨーク・フィルをバックにしたライヴ録音(1978年)があり、指揮者はほぼ同格、オーケストラは新盤の方がやや上、録音は新盤がステレオ録音であるが、ホロヴィッツのピアノは本盤の方がより優れており、総合的には両者同格の名演と言ってもいいのではないだろうか。また、本盤でさらに素晴らしいのは、XRCD化によって見違えるような高音質に蘇ったということである。本演奏は今から60年前の録音であり、モノラル録音ならではのレンジの幅の狭さはあるが、ホロヴィッツのピアノがかなり鮮明に再現されており、おそらくは現在望み得る最高の音質に生まれ変わったと言える。いずれにしても、同曲演奏史上最高の超名演をXRCDによる高音質で味わうことができるのを大いに喜びたいと考える。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  2009年04月02日

    皆さんが書かれていますように本盤のピアノ協奏曲第3番は1951年収録のモノラルながらライナーの引き締まったバックもありホロヴィッツの切り込みの凄まじいタッチと当時の彼のシャープな技術で仕上げられた中々素晴らしい演奏です。録音当時は50才近く、それでも過去の食う為のハングリー的演奏の片鱗は見え隠れするらしいです。この録音前1930年コーツ指揮LSOと又後はオーマンディ共演でも収録していますが何故か第2番の方の盤が私は聴けていません、無いのかも?それと第3番にホロヴィッツはこだわりがあったのかも・・。素晴らしい盤です。

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  • ★★☆☆☆ 

    煮物  |  ロンドン  |  不明  |  2008年12月13日

    トスカニーニとNBCのような驚きは無い。 ピアノが一歩迫ってきたのには驚いたけれども相変わらずオケの音量が貧弱。 録音時の技術を恨む他無い。 演奏はライナーの統制とホロヴィッツの自由闊歩さ(晩年のものよりかは劣るが)の調和が見事であり、最高。

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  • ★★★★☆ 

    シゲ  |  佐世保  |  不明  |  2008年11月14日

    この'51年録音は、ホロヴィッツの「危険な香り」全開の演奏なだけにどのようなリマスター盤として復活するか楽しみである。次にトスカニーニとのチャイコ協奏曲も是非発売してもらいたい。

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