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ストラヴィンスキー(1882-1971)

CD 春の祭典、ペトルーシュカ ブーレーズ&クリーヴランド管、ニューヨーク・フィル

春の祭典、ペトルーシュカ ブーレーズ&クリーヴランド管、ニューヨーク・フィル

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検索結果:16件中1件から15件まで表示

  • ★★★★☆ 

    snk  |  北海道  |  不明  |  2021年07月12日

    ブルースペックCDということで音質に期待して聴いてみた。確かに第2部「いけにえ」(トラック11、12等)のティンパニ強奏など、ややおどろおどろしい程の迫力があるが、全体的には我が家の再生装置では思ったほどの高音質を聴くことはできなかった。意外だったのは「ペトルーシュカ」で、ニューヨーク・フィルが思っていた以上に柔軟な音で聴きやすかった。

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  • ★★★★☆ 

    いやみなぶらいあん  |  神奈川県  |  不明  |  2018年10月15日

    もう50年も前とは思えないクリアな音像とシャープな演奏で、特にハルサイは未だに同曲ベスト3に入る超名演。これだけスコアを透視し音化すると通常はクール過ぎて推進力や爆発力に欠けるのだが、冷たく燃えていると言うか、ぐいぐい迫ってくるリズムの躍動をも併せ持っている所が、冷静と情熱、主観と客観等々の本来相反する要素を両立し得ている点が稀有だと思う。 ここが特にこの時期のブーレーズの特異な才能で、これらストラヴィンスキーやバルトークなど近代曲で表現されている結果を聴くにつれ、1種の天才的な音楽家だったのだと改めて感慨深い思いに囚われた。 ペトルーシュカはオケが違う分出て来るサウンドはややソフトで聴き易いが、吹き上がるような木管や敢えてpで叩かせている小太鼓等、こちらも鋭いスコアリーディングから来る表現は斬新でヴィヴィッド。 もう少しのユーモアや悦楽が欲しいが、この指揮者の特色を考えるとないものねだりか。 2曲ともに永遠に残るストラヴィンスキー演奏だが、私見では今やもっと自由で闊達そしてセンシティブな内容を好み求める為、サロネンやMTトーマスやバティストゥーニの方により魅かれている。

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  • ★★★★★ 

    テリーヌ  |  大阪府  |  不明  |  2016年02月28日

    半世紀ほど前の発売時、『ペトルーシュカ』において冒頭のフルートの演奏をはじめとしてかなり個性的なものと感じました。『春の祭典』はこれが発売されたときのレコードジャケットが印象的でしたが、この曲に期待される迫力面ではちょっと煮え切らない思いがありました。しかし個性的であり丁寧な洗練された演奏であることに敬意を表しています。

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  • ★★★☆☆ 

    聖オーガスティン  |  IRELAND  |  不明  |  2013年09月16日

    昔から評論家はこの演奏が決定盤だと誉め、知的なみたいな言葉を使ってきたし、それを信じて聴いてきたが、初演を再現したバレエを観るとこの演奏は違うのではないかと思う。かといって激しい演奏も好きではないが、もはやストラヴィンスキー、バルトークは現代音楽ではなく、もっと聴きたいと思うときにこういうアプローチは飽きてしまう。それならブーレーズの1回目の録音のようにもっと血を抜いてしまったほうがおもしろい。ただよくわからないジャケット昔から好き。裏が9枚ブーレーズの写真のやつ。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年09月10日

    本盤には、ブーレーズが指揮したストラヴィンスキーの三大バレエ音楽のうち、「春の祭典」と「ペトルーシュカ」がおさめられている。このうち、「春の祭典」については、様々な指揮者による同曲の演奏史上でも今なおトップの座に君臨する至高の超名演と高く評価したい。ブーレーズは、同曲を本演奏も含め3度に渡って録音を行っている。最初の録音はフランス国立放送交響楽団との演奏(1964年)であり、クリーヴランド管弦楽団との本演奏(1969年)が続き、そしてDGへの録音となった同じくクリーヴランド管弦楽団との演奏(1991年)が存在している。このうち、最初の1964年盤については、圧倒的な名演との評価がなされてはいるものの一般配布されていなかったこともあって現在でも入手難。3度目の1991年盤は、一般論としては立派な名演と言えるのではないかと考えられる。もっとも、ブーレーズの芸風は、1990年代に入ってDGに自らのレパートリーを再録音するようになってからは、かつての前衛的なアプローチが影を潜め、すっかりと好々爺となり、比較的オーソドックスな演奏をするようになってきたように思われる。もちろん、スコアリーディングについてはより鋭さを増しているものと思われるが、当該指揮によって生み出される音楽は比較的親しみやすいものに変容しており、これはまさしくブーレーズの円熟のなせる業ということになるのではないだろうか。したがって、立派な円熟の名演ということには間違いないが、いわゆる普通の演奏になってしまっているとも言えるところであり、ブーレーズならではの強烈な個性が随分と失われてきていると言えるのではないかと思われる。これに対して、本演奏は徹頭徹尾、ブーレーズならではの個性が全開の快演であると言える。思い切った強弱の変化や切れ味鋭い強烈なリズムを駆使するなど、これ以上は求め得ないような斬新な解釈を施すことによって、ストラヴィンスキーによる難解な曲想を徹底的に鋭く抉り出しており、その演奏のあまりの凄まじさには戦慄を覚えるほどである。これほどの先鋭的な解釈が施されたのは、おそらくは同曲演奏史上でも空前にして絶後であり、ブーレーズによる本演奏によってはじめて、同曲が完全に音化されたと言っても過言ではあるまい。ブーレーズの凄みのある指揮の下、一糸乱れぬアンサンブルで最高の演奏を繰り広げたクリーヴランド管弦楽団にも大いに拍手を送りたい。このような豪演を聴いていると、セル時代の全盛期のクリーヴランド管弦楽団の鉄壁のアンサンブルと超絶的な技量の凄さをあらためて認識させられるところだ。「ペトルーシュカ」については、ブーレーズによる同曲の2度の録音のうち、本演奏は最初のものとなる。二度目のクリーヴランド管弦楽団との演奏(DG)(1991年)が、「春の祭典」の場合と同様に、いわゆるノーマルな名演になっているのに対して、本演奏は正に若き日の脂が乗り切ったブーレーズならではの先鋭的な超名演。これほど楽曲の細部に至るまで彫琢の限りを尽くした精緻な表現が施された演奏は比類がないと言えるところであり、「春の祭典」と同様に、ブーレーズによる本演奏によってはじめて、同曲が完全に音化されたと言っても過言ではあるまい。ブーレーズは、当時ニューヨーク・フィルの音楽監督に就任して間もない頃であったが、ニューヨーク・フィルもブーレーズの指揮にしっかりと応え、持ち得る実力を十二分に発揮した最高の演奏を披露しているのが素晴らしい。録音については、従来盤でも比較的良好な音質であったが、「春の祭典」については、数年前に発売されたシングルレイヤーによるSACD盤が驚天動地の衝撃的な高音質であった。当該SACD盤は通常のボリュームで聴いても部屋が吹っ飛んでしまうようなとてつもない音圧であり、その圧倒的な超高音質に完全にノックアウトされてしまうことは必定である。当該SACD盤は現在では入手難であるが、ブーレーズによる衝撃的な超名演を味わうには不可欠のSACD盤であり、早急な再発売を大いに求めておきたいと考える。現在では、「ペトルーシュカ」も含めBlu-spec-CD盤がベストの音質と言うことになるが、前述の「春の祭典」のSACD盤の衝撃的な高音質を一度知ってしまうと、いささか物足りないと言えなくもないところである。

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  • ★★★★★ 

    yoshio0427  |  東京都  |  不明  |  2011年04月27日

    この「春の祭典」は決定盤である。 未だにこれを凌ぐ演奏を知らない。 しかも録音も素晴らしい。 1969年に録音されたとは驚異である。 セル時代のクリーブランド管は凄い。 ブーレーズの新盤はダメ。

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  • ★★★★★ 

    楽太郎  |  福井県  |  不明  |  2011年01月09日

    「ペトルーシュカ」は、洗練された演奏で約40年慣れ親しんできたもの。4チャンネル録音のせいか以前のCDは音が痩せていたが、DSD、Blue-specにより改善されたのは喜ばしい。「春祭」は、切れ味の鋭い風格のある演奏であるが、第2部の終結部が単なる交通整理に聴こえ、プリミティブな迫力に欠ける。最後の盛り上がりがこれでは、ホームランかと思いきやフェンスをよじ登った外野手に捕られてアウトといった印象。実に惜しい。

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  • ★★★☆☆ 

    バリトン  |  千葉県  |  不明  |  2009年06月01日

    皆さんがこのCDを絶賛しているのですが,こんなこと言って申し訳ない。この名演をSACDで聴くと,その音楽のすごさにぶったまげます。たとえ音質改善したCDと言っても,SACDには及びませんでした。ぜひSACDを購入しましょう。そして,SACDの発売に消極的になってしまったSONYに発売を要求しましょう。

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  • ★★★★★ 

    Kan-no  |  Germany/Allemagne  |  不明  |  2009年03月07日

    言うまでもなく最高の演奏。技術、解釈、音響、スリムさ何をとってもこれ以上は考えられない。もちろんDGをも凌いでいる。

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  • ★★★★★ 

    黒熊怪  |  神戸  |  不明  |  2009年01月10日

    NY時代までの彼は、正に破竹の勢いで、驚くべき柔軟性があった。恐らく、このようなリズム細胞を生き返らせたストラビンスキーの解釈を実現できたのは、この人が最初だろう。しかし、クレンペラーが心配したように、あまりに音楽家としての人生を急ぎ過ぎた。実際フランス国立との演奏は、稀代の名演として知られ、一般頒布されていないにもかかわらず、世界中の先鋭的な愛好家の間に広まっていった。最高の技術力を誇った米国の楽団とのこの盤は、最も優れた、記念碑的的なストラビンスキーの演奏だと思う。

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  • ★★★★★ 

    黒熊怪  |  神戸  |  不明  |  2008年06月06日

    NY時代までの彼は、正に破竹の勢いで、驚くべき柔軟性があった。恐らく、このようなリズム細胞を生き返らせたストラビンスキーの解釈を実現できたのは、この人が最初だろう。しかし、クレンペラーが心配したように、あまりに音楽家としての人生を急ぎ過ぎた。実際フランス国立との演奏は、稀代の名演として知られ、一般頒布されていないにもかかわらず、世界中の先鋭的な愛好家の間に広まっていった。最高の技術力を誇った米国の楽団とのこの盤は、最も優れた、記念碑的的なストラビンスキーの演奏だと思う。

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  • ★★★★★ 

    ひさ  |  神奈川県  |  不明  |  2007年11月24日

     私も後年のDG録音よりも尖ったブーレーズ時代のこちらを推薦します。音的にはDG盤の方が良いかもしれませんが、SACD化してもらえれば、絶対これでしょう。  ブーレーズならではの絶妙なテンポ、奇をてらわない真面目一筋の指揮に好感がもてます。なお、これ以前にフランス国立放送交響楽団を指揮したものがありますが、そちらも音が良くなれば、再評価されると思います。  個人的にはLP時代に擦り切れる程聴き込み、約40分の曲を憶えてしまうくらい愛着があります。  対極は、マゼールの指揮で、奇をてらい過ぎ。

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  • ★★★☆☆ 

    たけかわ  |  豊中  |  不明  |  2007年03月20日

    定評のある名盤だそうですが、春の祭典は始終聞くには全く不向きに演奏されています。ペトルーシュカは無味乾燥な感じ。緻密で解析的・・・だそうですが、このようなスタイルは、私はすぐあきますね

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  • ★★★★★ 

    LUNAV  |  横浜  |  不明  |  2007年02月04日

    DGへの再録音より「真剣勝負」な本盤は、聴くほどに味が出る感じ。今更ではあるけれど、HMVレビューの「歴史的名盤」以上の言葉が見つかりません。

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  • ★★★★★ 

    エルネスティナ  |  千葉県  |  不明  |  2005年09月30日

    春の祭典を聴く時はこのブーレーズ69年Nypに決めてる。自分の中でこの演奏が1番優れてると安定したから。この曲に関しては狂暴性と全体を通しての完成度の高さはブーレーズがダントツだと思う

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