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ベルク(1885-1935)

SACD 3つの小品、『ルル』組曲 ガッティ&コンセルトヘボウ管弦楽団、エフラティ

3つの小品、『ルル』組曲 ガッティ&コンセルトヘボウ管弦楽団、エフラティ

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    テリーヌ  |  Hyogo  |  不明  |  2018年04月04日

    「管弦楽のための3つの小品」をあらためて聴いて、その魅力を再認識しました。マーラーの第6交響曲などの影響を意識して聴いてみると、ヨーロッパ音楽史の転換点を実感できたような気持ちになります。

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  • ★★★★★ 

    Stuemper  |  愛知県  |  不明  |  2015年04月06日

    「3つの小品」はこの曲が一貫して必要とするアグレッシブな性格をもっとも見事に体現した演奏の一つだろう。それにしてもこのオケは金管も弦楽器もソノリテが実に美しい。『ルル組曲』も歌うところは目一杯歌い抜き、陶然とさせてくれる。ソプラノの歌唱が安定していないのはその点で画竜点睛を欠いていて、惜しまれる。録音はいずれもこのレーベルならではの大変秀逸なもの。「3つの小品」で活躍する打楽器群や「組曲」でのサキソホンなど、あざやかに音響を再現している。

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  • ★★★★☆ 

    Claudio  |  東京都  |  不明  |  2010年06月19日

    2006年9月30日のコンセルトヘボウでの実演に接したときの印象とは違うものだった。当時は初めてコンセルトヘボウでの演奏を聴いたので、ホールの音の響きに驚嘆と興奮を隠せないでいたが、ガッティの演奏は、これらの曲の演奏としてはロマンティックな部類だと感じられた。一方この録音では、細部も結構明瞭に聴き取れるので、実演よりは引き締まった印象をあたえてくれる。ただし、自分としては、ベルクの「3つの小品」はロマンティックな演奏でよいと思っているので、この録音は少しばかりの違和感を覚えた。それでも「3つの小品」は立派な演奏であるので、この録音を聴いて損はない。(ちなみに、実演のほうは、「3つの小品」の後にチャイコフスキーの交響曲第6番を演奏してくれたが、この「悲愴」のほうは少々性急な感を拭えない。)

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  • ★★★★★ 

    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  2009年08月31日

    「3つの小品」はブーレーズ/BBC響の1967年録音を聞いて(同じコンビで1984年に再録音している)、その解像度の高さにぶったまげたものだが、時代は移り、そのブーレーズやカラヤン、アバドなど過去の名盤をことごとく顔色なからしめるような新録音。スタジオ録音ではなくライヴだというのに、とにかく総譜が隅々まで聞こえるのは驚き。第2曲「輪舞」のクライマックスでの複数モティーフ重ね合わせによる騒音効果なども鮮烈そのものだが、オペラ指揮者らしく、それぞれの音が無機質に羅列されるのではなく、ちゃんとつながって雄弁にドラマを語るところが素晴らしい。「ルル組曲」で歌うエフラティは既にレック指揮、パレルモ・マッシモ劇場と全曲を録音しているが、やや色気過剰。「ルルの歌」ではもう少しクールさが欲しい。

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  • ★★★★☆ 

    MusicArena  |  神奈川県横浜市  |  不明  |  2008年10月25日

    ガッティはロマンティストでメロウな解釈をする指揮者と思われているようだが、実はそうではなくて贅肉をそぎ落とした筋肉質のマッチョなのである。動作は極めて機敏であって高速パッセージをこよなく好み、ルバートの起伏は極めて深いものがある。しかし、決してダルな音楽を演ずることはなく相当に引き締まった音を引き出すのである。ある意味従来からのRCOの優美で柔和なイメージを払拭する演奏で、いつもながらの美音とテクニックはそのままにソリッドで速い音を出すことに成功している。

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