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ブルックナー (1824-1896)

SACD 交響曲第4番『ロマンティック』(初稿) シモーネ・ヤング&ハンブルク・フィル(ハイブリッドSACD)

交響曲第4番『ロマンティック』(初稿) シモーネ・ヤング&ハンブルク・フィル(ハイブリッドSACD)

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  • ★★★★★ 

     |  岐阜県  |  不明  |  2011年11月16日

    まるで違う曲ではないですか?ブルックナーはいったい自分の曲についてどのような判断をしていたのでしょうか?彼は実に不思議な、そして、ユニークな人物だったのでしょうね。2楽章がとくに美しい。しかし、3楽章はいけませんね。普及版の方が美しいです。

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  • ★★★★★ 

    たけっちゃん  |  兵庫県  |  不明  |  2011年07月03日

    交響曲第4番の初稿は初めて聴きました。    これまで通常の版を聴いて「どこがロマンティック?」と感じていましたが、この版を聴くと「これぞロマンティック!!」。ブルックナーが、感情の(感傷の?)趣くままに書いたような音楽で、特に第1楽章は整理整頓が行き届いてない感じがするものの、何か甘ーいオーラが全編をおおっているようで、とても気に入りました。    オーケストラも初めて聴く団体でしたが、やわらかくなめらかな音色でたっぷりと歌い、録音の良さ(私が最近聴いたCDの中ではベストの音質!)も相俟って、聴き終わった後にさわやかな気分にさせてくれました。    ということで、買ってよかった!!

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  • ★★★★★ 

    m326  |  新潟県  |  不明  |  2011年05月01日

    美しく、瑞々しい演奏だ。これは理屈抜きに楽しめた。録音も良い。他の曲でもそうだが、なぜブルックナーは改訂後もオリジナルの楽譜を破棄しなかったのだろうか?第5のように、作曲者がオリジナルを残さなかった場合は、他者の評価とは関係なく、全く「自発的に」改訂したのだろうが。作曲家としての評価と名誉を確立したかったブルックナーが、改訂を行ったことは理解できるが、なぜオリジナルを破棄せず、複雑な版問題を引き起こしたのか?後世がオリジナルを評価してくれることを期待したのではないだろうか。ヤングのようにオリジナル版を積極的に取り上げる指揮者が増え、ブルックナー作品本来の姿が評価される時代がようやく訪れたのだと思う。

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  • ★★★★★ 

    千葉のアリアドネ  |  千葉県  |  不明  |  2010年08月28日

    これは楽しめた。小理屈をこねるのでもなく、楽理に汲々とするのでもなく、自らの思うブルックナーを伸び伸びと歌いあげている。フレージングの取り方など往年の大指揮者たちとは大分異なるが、感興はみずみずしくも豊か。強奏部では充実した響きを出すが、輝かしくもケバケバしくはない。まだ50歳にもならないというのに、自分固有の語法でもって、纏めにくいであろう初稿を、大きなスケールでここまで構成する手腕は並ではない。今後の続編に大いに期待するとともに、録音済の曲については是非完成稿も聞いてみたい。旋律を長くは歌わないこのやり方が完成稿でどのように聞こえるか楽しみなところ。

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  • ★★★★★ 

    たくわん  |  宮城県  |  不明  |  2010年07月12日

    超名盤と思います。1370円の時に購入し、「美しい!美しい!」と聴いていましたが、スピーカーを改良・調整し再度聴きなおし、伝わってくるものの凄さに圧倒されました。 弦楽器群がここまで美しく生き生きと再現される録音が有ったでしょうか? そこに絡み、寄り添う木管楽器と、かもし出すハーモニーの凄絶なまでの美! 第2楽章は特に好きですが、終結部、14分40秒からの楽節を、これほどまでに心躍る美しさで表現できる指揮者が他にいるだろうか? 原典版だからという理由だけではないと思います。ヤングは楽譜に本当に「生命」を吹き込んだのだと、素直に思います。それも極上の。 Laetzschさんやhohohohoさんも言っておられるように、ブルックナーが色々なことに挑戦し、試しているような「現代性」も特に3楽章では強く感じられます。 確かに2−3−4−5−6と続く流れの中にこの原典版はあるのでしょうね。 第3楽章は「変てこ」かもしれませんが、通して聴いてみると、改訂版は逆に俗受けねらいになってしまったのじゃないかとさえ思えてきてしまいます。 超お奨め版だと、心から思います。

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  • ★★★★★ 

    カラジャン  |  山口県  |  不明  |  2010年01月26日

    凄い迫力に圧倒される。天井知らずのフォルテッシモ、感情豊かな表現。ブルックナーの4番「ロマンティック」は、曲名から由来する有名曲ではあるが、7番以降にくれべればかなりだらだらとして長く、退屈な面もあるが、この演奏は素晴らしい。初稿と言う事もあり、通常の演奏とはかなり違った部分があるが、8番程の違和感はない。これまでは、ブロムシュテット盤が1番のお気に入りだったが、それに勝るとも劣らない名演だ。ブルックナー指揮者としてのシモーネ・ヤングの手腕には恐れ入る。正直、ブルックナーは女性には理解できない世界だと思っていただけに衝撃的。

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  • ★★★★☆ 

    mid&massa  |  三重県松阪市  |  不明  |  2008年12月30日

    初めて聴いた1稿はLPでインバルだった。あれからもう20年以上経った今、いろんな人のが聴ける。いい時代になったもんだ。ナガノのが来月出るらしいが、現時点ではコボス>ヤング≧インバルという感じかな?第3楽章の野暮ったさ、くどさは結構微笑ましいのではないか?未整理の原稿が入っていると考えればいい。別にもう1曲あったんだ、と思えば得した気分になれる。個人的にはクナファンなので改訂版で充分満足しているが、ヤングには次の8番に期待したい。全集にするらしいから7番にも期待したい。みんな廉価盤で出してナ!HMVさん!

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  • ★★★★☆ 

    MusicArena  |  神奈川県横浜市  |  不明  |  2008年07月28日

    初めて聴く初稿だが、3楽章がまるで別の曲で今まで聴いたこともないメロディと和声でちょっとつんのめるほどだ。4楽章も所々ノヴァーク版などとは風情が違いやはり別の曲では? との印象は強い。今般では貴重な初稿専門チクルスとして全部買い揃えるかも知れない。音質は極めて優秀だ。中庸よりはちょっとオフマイク気味に狙われたステージは広大で奥が深いし、楽器の配置が明瞭に見えるほどの解像度だ。

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  • ★★★☆☆ 

    ばっきん  |  函館市  |  不明  |  2008年07月05日

    絵でも曲でも、作者が自己の作品に手をつける(修復する)とろくなことはないとよくいわれます。 しかし、ブルックナーの第4の場合はどうなのかという疑問も湧いてきます。5チャンネンルで聞くと新鮮な感覚は増大しますが、やっぱり異曲の感が抜けません。 やはり、ブルックナーの場合は総じて改訂版の方がいいのかもしれません。 演奏そのものは大変立派なものと思います。

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  • ★★★★★ 

    顕  |  岐阜県  |  不明  |  2008年07月01日

    まるで違う曲ではないですか?ブルックナーはいったい自分の曲についてどのような判断をしていたのでしょうか?彼は実に不思議な、そして、ユニークな人物だったのでしょうね。2楽章がとくに美しい。しかし、3楽章はいけませんね。

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  • ★★★★★ 

    fuka  |  横浜  |  不明  |  2008年06月26日

    コピーマスター氏がお感じになられているように、この初稿は異形の曲でありながら引きつけられる魅力があります。それは推敲前の原稿のような荒削りで未熟なものと捉えるのか、作曲者自身も気づいていなかったような現代性をもっていたのか。我々或いは当時の耳にきこえやすいように誰かの作風になぞらえて作り上げられただけで、実はブルックナーはいまだ初演されていない、ということになるのでしょうか。それにしてもヤング女史、絶好調ですね。

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  • ★★★★★ 

    としちゃん  |  宮城  |  不明  |  2008年06月06日

    第1楽章が格別だ。出だしからして神秘的で繊細。ホルンの吹奏は実に格調高い。特に第1楽章の終わる時が素晴らしい。ホルンが木霊する。ハッとさせられる。その後も原典版や改訂版を知っている耳からすると、ハッとさせられる瞬間が何度も現れ面白い。しかし演奏は難しそう。晩年の作曲者からすると、これでは許せなかっただろう。原典版・改訂版の方が良い音楽だとも思った。

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  • ★★★★★ 

    hohoho  |  愛知県  |  不明  |  2008年06月01日

    暴騰の弦のトレモロから、奥深さとみずみずしさを伝え、魅力ある響きが続出する。初稿を使用していることで、4番の1,2,3番から5番、6番へつながっていく世界もようやく理解できる。ヤングが言うとおり、現代性、革新性、ブルックナーの天才性もよくわかる。  2,3番の録音より、確信と命がけのひたむきさがよく伝わってくるかなりの名盤であると心から思う。

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  • ★★★★★ 

    usax  |  千葉県  |  不明  |  2008年05月31日

    録音がかなり良いのに加え、聴きなれない第1稿はまさに新たなバージョンを聴ける新鮮な喜びがありました。何にしても歴史あるこのオケを堂々と鳴らし切るシモーネ恐るべし!

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  • ★★★★★ 

    コピーマスター  |  千葉県  |  不明  |  2008年05月31日

    これはショスタコの4番か?4番は最も聴きやすいと思っていたが、第1稿はかなり異常でショックを受ける。全くの別物。まるで現代音楽の作曲家が編曲したようなごちゃごちゃ感、極端な沈黙、突拍子もない和声!ヤングの熱演に妙な迫力、説得力があるので実に複雑な心境。これが「音楽」なのかはわからないが、いま我々が高度な芸術を体験していることは確か。

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