交響曲第3番、くもの饗宴 エッシェンバッハ&パリ管弦楽団
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2018年05月12日
バレエ音楽「蜘蛛の饗宴」が素晴らしい 全曲の見通しが利いている ディテイルを丁寧に描きながら表現過多に陥る危険を上手に回避して 音楽の流れを滞らせないように運ぶ手際に舌を巻いた 決して薄味ではないが口説くならず余計な感情を挟まない味付けがあり 単調になったりそれこそ無味乾燥になったりしない知的な演奏だ さぞやダンサーは踊りやすいだろう 大好きな第3交響曲は新鮮な切り口に今更のように感心した ロマン派の歌謡性とディナーミクのメリハリで聞かせる演奏から一歩も二歩も抜け出している だからこそ不満の向きもあるだろうが 視点を移せばこうも違う曲に聞こえるのかと眼を開かせられた 20世紀の後ろ方から振り返った見方なのだ 主副の区別なく全ての音を公平に鳴らす姿勢で交響曲と向きあっている もっともっと色々な演奏が登場する事を期待する 朋よ 音楽の旅は終わらない あなたも如何1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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テリーヌ | 兵庫県 | 不明 | 2016年08月05日
ルーセルの交響曲第3番は大交響曲ではなく、短い曲です。特に光輝くような第3楽章の浮揚感が素晴らしいです。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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淳メーカー | 愛知県 | 不明 | 2012年02月08日
マーラーの6番の如き始まる第3交響曲。エッシェンバッハの演奏は、あのフィラデルフィアとの名演奏を彷彿とさせる。ルーセル独特の節回し、硬質な抒情も見事に表現される。3楽章のユーモアの表出も素晴らしい。4楽章はパリ管の実力が如何なく発揮されている。「くもの饗宴」は構成力と多彩な音色で聴き手を飽きさせない。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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