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スクリャービン(1872-1915)

CD 交響曲全集、管弦楽作品全集 セーゲルスタム&ストックホルム・フィル(3CD) 

交響曲全集、管弦楽作品全集 セーゲルスタム&ストックホルム・フィル(3CD) 

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    風信子  |  茨城県  |  不明  |  2018年04月20日

    最も若い24歳の作”ピアノ協奏曲”から死の五年前38歳で書いた”プロメテウス”まで スクリャービンの音楽書法がどのように変遷したかがよく分かった セーゲルスタムはスコアを忠実に再現している 第1交響曲は弱音に終始して優しいと言うよりは儚いロマンティシズムが漂っている 最後に声楽が入らなければ完結しなかったと頷ける これを失敗作と見るか作曲者の資質として面白く聴くかはわたしたちに預けられている 第2交響曲は逆に合唱から始める構想であったが出版社が説得して回避させた テーマは親しみやすく楽曲は幻想的な風貌を持つに至った 32歳で完成した第3交響曲・神聖な詩で一気に1つの頂点を築く ここに神秘主義を打ち立てる 36歳で完成された第4交響曲・法悦の詩は神秘主義の結論であり同時に交響曲の終焉でもある 多楽章は単一楽章に凝縮しひとつの奥つ城となった それはまた新たな出発の予告であった 2年後第5交響曲・プロメテウスは未知の宇宙への旅立ちを告げる一曲となった 音に光を加える試みは未だ誰も描かなかった未踏の芸術への挑戦だった 次回作”神秘劇”は壮大な構想のまま中断され残された 100年を経た今も病に倒れたスクリャービンを惜しむばかりだ ここに美しい演奏がある あなたも如何    

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    淳メーカー  |  愛知県  |  不明  |  2011年06月29日

    北欧の大巨人がスクリャービン交響曲全集?スヴェトラーノフを超える壮大なスケールで迫ってくると思いきや、巨大さは勿論のこと繊細さも濃厚さも激しさもすべて兼ね備えた名演。録音の良さを考慮すると歴史的名演。個人的には2番が好きだが、ついに理想的名演を見つけました。(インバル盤も良いが)

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    Masahiko  |  福岡県  |  不明  |  2009年05月05日

    珍しく北欧系の演奏家によるスクリャービンの録音ですが、これがまたずいぶんとロマンティックで優男なスクリャービンに仕上がっています。ロシア系の演奏家による重量感たっぷりで豪快な演奏とは一線を画した繊細な表情付け、力任せでない自然な強弱の対比は時としてフランス印象派の作品さえ思わせるほどです。やれニーチェ哲学だ、神智学だと神秘主義的な面でのみ語られることの多いスクリャービンだけど、そうした面を抜いて音楽だけにじっくり向き合って見ると、様々な楽器の様々な音色を自在に操っていたり、独特のリズム感など聞き飽きる事が

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