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シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

CD 『ドン・ファン』『ティル』『死と変容』 フルトヴェングラー(平林直哉リマスター)

『ドン・ファン』『ティル』『死と変容』 フルトヴェングラー(平林直哉リマスター)

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年05月23日

    ウィーン・フィルと録音した3曲が、さすがはグランドスラム盤ならではの見事な復刻である。これまでのやや不鮮明な音質とは段違いの、素晴らしい音質に蘇っている。これによって、フルトヴェングラーの名演を良好な音質で味わうことができるようになったことを大いに喜びたい。R・シュトラウスの交響詩と言えば、カラヤンによる名演が真っ先に思い浮かぶが、フルトヴェングラーの名演はそれとは全く対照的なもの。カラヤンの演奏が、オーケストラの機能美を活かした音のドラマであるとすれば、フルトヴェングラーの演奏は、劇的な人間のドラマであるということができよう。ここで指摘しておきたいのは、両者に優劣はないということ。両者ともに、それぞれのやり方で最高峰の名演を成し遂げたのだから、あとは、好みの問題と言える。ドン・ファンの彫りの深い表現、ティルのめまぐるしく変遷する場面毎の描き分けの巧みさ、死と変容のダイナミックレンジを幅広くとった劇的な表現は、フルトヴェングラーならではの至芸と言えよう。ウィーン・フィルも、フルトヴェングラーの統率の下、最高のパフォーマンスを示していると言える。併録のベルリン・フィルとのティルは、グランドスラム盤をもってしても録音はいささか良くない。演奏自体は、ウィーン・フィルとの演奏よりも劇的な表現を行っているだけに少々残念な気がした。

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    川崎次郎  |  神奈川県  |  不明  |  2008年03月05日

    EMIのシュトラウスは、ポール・ベイリーがリマスタリングした外盤CDを永く聴いていたが、このグランドスラム盤の音は、EMI盤を優に上回る出来。正直、シュトラウスの音楽はそれほど好きではないのだが、VPOの音色の美しさ、内容の詰まった演奏づくりにこの名盤に今さらながら感動した。

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