アルバン・ベルク・コレクション クラウディオ・アバド、カール・ベーム、ピエール・ブーレーズ、他(8CD)
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nari | 宮崎県 | 不明 | 2015年04月15日
調性からの脱却を主眼としたのではなく、あくまでも音楽の歩みをすすめた作品としてのベルク。マーラーの精緻な管弦楽法を引き継ぐものとしてのベルク。 その理解のために、とても良いアルバムだと思います。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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はな | 東京 | 不明 | 2008年02月20日
ベルクは時として十二音の作品でも調性的な部分が残っており新ウィーン楽派で一番穏健と云われていますが、この様に出版された作品全体を見ますと「ベルク」は「ベルク」であって素晴らしい作曲家と分かるでしょう。彼の作品はまさに「ベルク」のみが生み出せたのです。理論よりこの「ベルク」の表現を私達は虚心に聴くべきです。 彼は大変な読書家でやはり、代表曲は「オペラ」でしょう。「ルル」「ボッエック」 は劇場から消えることもないでしょう。 新ウィーン楽派に抵抗がある方はぜひこのCDBOXの購入をお勧めします。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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AUSNAHME | 宝塚市 | 不明 | 2006年04月20日
ベルクの全集としての価値の高さは下のお二人のおっしゃる通りですが、いかんせんドイツ語の歌詞も、そしてもちろん日本語訳も一切添付されていないのが、推薦するにためらわれる所です。私は、ベルクの本領は歌曲とオペラにあると思っていますので、ここは少々痛い部分ですね。何らかの形でこの歌詞の問題がクリア出来る人ならば、この全集は「最高!」の評価に値するでしょう。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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otto | japan | 不明 | 2005年10月29日
「出版された全作品集」として、国内企画で10枚組の別セットが出ていますが、収録されている作品は、実はこちらのセットも全く同じです(こちらには全作品集とは書いてありませんが…(笑))。音源の選択はDGが複数持っているものに関しては、新しい録音を意識してチョイスしてあり、アバド/VPOで2枚出た素晴らしいベルク録音すべて、同じコンビの驚異的な「ヴォツェック」、ブーレーズ、記念碑的録音の「ルル」など、とても贅沢な内容です。また、これも書いてありませんが、「ルル」と「酒、女、歌」はOIBPリマスター盤でした。お薦めの全作品集です!3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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新青騎士 | 不明 | 2003年10月16日
以前国内盤でリリースされていた全集とは違って、アバド/ウィーンpoがほとんどの部分で採用されているのが大変嬉しい。これからベルクを時代的な流れ(後期調性→無調→十二音)で把握し、研究したい人にオススメ。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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