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ブルックナー (1824-1896)

CD 交響曲第9番 ヴァント&ベルリン・フィル

交響曲第9番 ヴァント&ベルリン・フィル

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検索結果:34件中1件から15件まで表示

  • ★★★☆☆ 

    k.k  |  大阪府  |  不明  |  2014年01月26日

    なかなかブル9番の決定盤に出会わないのが正直な気持ち。指揮者、オーケストラで期待したが、響きがやや暗め(録音のせいか)どちらかというとあっさり感。粘り気味の演奏が好きなので少し期待外れ。宇野氏は絶賛だと思うが・・・。シューリヒト盤は、1・2楽章までは完璧なのに、3楽章の突風のようなテンポ設定は興ざめだし。ヴァントでは、ミュンヘン・フィル盤が好きである。

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  • ★★★★★ 

    ひろの  |  東京都  |  不明  |  2011年12月16日

    NDR盤やMPO盤等と聴き比べると、その差は歴然としている。本盤の方が桁違いに気迫が漲っている。桁違いに気力が充実している。指揮者もオケも最高のコンディションだったに違いない。半永久的ではなく、永久に本盤を超える演奏は現れない。私が世界遺産に指定する。

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  • ★★★★☆ 

    ワレンペラー  |  広島県  |  不明  |  2011年09月21日

    僕も当時テレビで観、CD初出時にも飛び付いたが、正直ちょと期待外れだった。2日分のテイクを使ったようだが、テレビで聴いた演奏より弛いと感じた。今じゃNDR、MPOなどの超絶ライヴが正規盤で出ているので残念ながらBPO盤にはあまり惹かれない。確かにBPOパワーは強大だがチト濁り気味で進行もよろけ気味。スケルツォは低音に独特の凄みがあるし、第3楽章もガッチリした造形美で聴かせるが他の盤の方が完成度高く聴き所も多い。ちなみに僕はヴァントのブル9だとNDR(01年)とSRSOを最高位に置く。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年06月09日

    ヴァントがブルックナーの交響曲の中でも特に高く評価していたのが、第5と本盤におさめられた第9であったというのは、ヴァントの伝記などを紐解くとよく記述されている公然の事実だ。実際に、ブルックナーの第9は、ヴァントの芸風に見事に符号する交響曲と言えるのではないか。最後の来日時(2000年)に、シューベルトの「未完成」とともに同曲の素晴らしい名演を聴かせてくれたことは、あれから10年経った現在においても鮮明に記憶している。いずれにしても、本盤におさめられた演奏は至高の超名演だ。同時期にミュンヘン・フィルと行った演奏(1998年)もあり、ほぼ同格の名演とも言えるが、同曲の峻厳とも言える性格から、オーケストラの音色としてはベルリン・フィルの方が同曲により適していると考えられるところであり、私としては、本盤の方をより上位に置きたいと考える。なお、前述の来日時の2000年盤との比較については、なかなか難しい面があるが、オーケストラの安定性(ホームグラウンドで演奏しているかどうかの違いであり、北ドイツ放送交響楽団との技量差はさほどではないと考える。)において、本盤の方がわずかに上回っていると言えるのではないか。なお、本名演に匹敵すると考えられる同曲の他の名演としては、シューリヒト&ウィーン・フィル盤(1961年)、朝比奈&大阪フィル盤(1995年)が掲げられるが、前者は特に終楽章のスケールがやや小さいこともありそもそも対象外。後者については、演奏内容はほぼ同格であるが、オーケストラの力量においては、大阪フィルはさすがにベルリン・フィルと比較すると一歩譲っていると言えるだろう。今後、本名演を脅かすとすれば、未だDVDも含め製品化されていない、朝比奈&シカゴ交響楽団による演奏(1996年)がCD化された場合であると考えるが、権利関係もあって容易には事が運ばないと考えられるところであり、おそらくは、本名演の天下は、半永久的に揺るぎがないものと考える。本名演でのヴァントのアプローチは、いつものように眼光紙背に徹した厳格なスコアリーディングによって、実に緻密に音楽を組み立てていく。造型の堅固さにも際立ったものがある。金管楽器なども最強奏させているが、無機的な音はいささかも出しておらず、常に深みのある壮麗な音色が鳴っている。スケールも雄渾の極みであり、前述の堅固な造型美や金管楽器の深みのある音色と相まって、神々しささえ感じさせるような崇高な名演に仕上がっていると言える。特に、終楽章のこの世のものとは思えないような美しさは、ヴァントとしても、80代の半ばになって漸く到達し得た至高・至純の境地と言えるだろう。いずれにしても、前述のように、本名演が古今東西の様々な名演に冠絶する至高の超名演であるということに鑑みれば、ヴァントは、本超名演を持って、ブルックナーの第9の演奏史上において、未踏の境地を切り開いたとさえ言えるだろう。

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  • ★★★☆☆ 

    kura-ota  |  不明  |  不明  |  2010年07月26日

    当盤でのヴァントの演奏は、概ねこれまでのブルックナー演奏を受継いだものとなっている。ズヴェーデンやヤノフスキーのような大胆な個性はないと言う点では、多くの人にお薦めできる。オケがよく鳴っている点でもシャイーよりは受入れ易いと思う。この演奏の個性を上げるとすれば、@スケルツォの音量が若干抑えられている。Aアダージョの第3楽章途中で思い切ってテンポを速めている部分がある。B第3楽章の第1主題の二度目提示・反行形による確保の直後のチェロとコントラバスによるパッセージがfくらいで演奏されている(通常はpp)。C第3楽章のfffクライマックスの最後の不協和音でティンパニーを鳴らしている(スコアではティンパニーなし、シャイーも同じように鳴らしている)。ということくらいだが、重箱の隅を突付く程度のことで、全体としては良好な演奏と捉えている。

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  • ★★★☆☆ 

    アマデウス  |  京都府  |  不明  |  2010年06月20日

    ベルリンフィルの上手いだけの安全運転の演奏が残念です。かつて世界最高の名をほしいままにしたベルリンフィル…、その緊張感ただよう、ダイナミックな演奏はどこへ行ってしまったのでしょうか?ヴァントの指揮は悪くはないのですが…。

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年02月18日

    ヴァントの指揮によるブルックナー交響曲第9番にはいろんな演奏盤があり夫々が割りと評価が高いようです。彼の厳しい音楽作りがブルックナー最後の未完成交響曲にマッチする処が大いに共鳴を得ているのではないでしょうか。さて本盤は1998年BPOを振っての原典版演奏ライブ録音分で演奏タイムは概ね@26’23A10’31B24’57となっており第1楽章初めジワジワとスタートし大きく波打たせての見得切りは素晴らしく、BPOの凄さで先ず先制攻撃した感じであります。テンポを触りながら・・・ディテールではいろんな音が浮かび私にはやや神経質かなという印象も受けたのですが・・・。しかしひょつとした緩やかさと「間」がそれを救うようでやがて大嵐の後のホルンそして霧が晴れたら高い山頂が見える如く長く時間をとってクライマックスへ。第2楽章は早めのテンポで、ただスケルツォ間の繋ぎにやや曖昧さ・弱さが感じられ表情をもう少しつけて欲しい気もしましたが最後の〆めには勢いがあります。この演奏では第3楽章が一番気に入りました。メリハリがあり叩き込む様な厳しい面と崇高なまでのサウンド活かしがBPOの上手さと相俟ってブルックナーの物をぶっつけ合う大きな咆哮音に快感すら覚えそして最後の方のあの落ち着いた持って行きようはこの曲を知り尽くしたヴァントだからの技だったのでしょう。ヴァントの演奏は時として虚飾・虚栄を嫌う余りか?情感に乏しいと感じる場合もありますが冷水を浴びさせる厳しさが持ち前の演奏効果に活きているブルックナーは聴き物ではあります。本盤はヴァント86歳の時でありその他やはり80歳代演奏の相前後する彼のこの曲のタイムをメモしておきますね、1988年NDRSO@25’58A10’21B26’02、1993年NDRSO@26’55A10’43B26’52、1998年MPO@27’02A10’48B26’18、2000年NDRSO@26’50A10’29B24’59・・・・といった具合になっているようです。最高ランクにさせて下さい。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年02月18日

    ヴァントの指揮によるブルックナー交響曲第9番にはいろんな演奏盤があり夫々が割りと評価が高いようです。彼の厳しい音楽作りがブルックナー最後の未完成交響曲にマッチする処が大いに共鳴を得ているのではないでしょうか。さて本盤は1998年BPOを振っての原典版演奏ライブ録音分で演奏タイムは概ね@26’23A10’31B24’57となっており第1楽章初めジワジワとスタートし大きく波打たせての見得切りは素晴らしく、BPOの凄さで先ず先制攻撃した感じであります。テンポを触りながら・・・ディテールではいろんな音が浮かび私にはやや神経質かなという印象も受けたのですが・・・。しかしひょつとした緩やかさと「間」がそれを救うようでやがて大嵐の後のホルンそして霧が晴れたら高い山頂が見える如く長く時間をとってクライマックスへ。第2楽章は早めのテンポで、ただスケルツォ間の繋ぎにやや曖昧さ・弱さが感じられ表情をもう少しつけて欲しい気もしましたが最後の〆めには勢いがあります。この演奏では第3楽章が一番気に入りました。メリハリがあり叩き込む様な厳しい面と崇高なまでのサウンド活かしがBPOの上手さと相俟ってブルックナーの物をぶっつけ合う大きな咆哮音に快感すら覚えそして最後の方のあの落ち着いた持って行きようはこの曲を知り尽くしたヴァントだからの技だったのでしょう。ヴァントの演奏は時として虚飾・虚栄を嫌う余りか?情感に乏しいと感じる場合もありますが冷水を浴びさせる厳しさが持ち前の演奏効果に活きているブルックナーは聴き物ではあります。本盤はヴァント86歳の時でありその他やはり80歳代演奏の相前後する彼のこの曲のタイムをメモしておきますね、1988年NDRSO@25’58A10’21B26’02、1993年NDRSO@26’55A10’43B26’52、1998年MPO@27’02A10’48B26’18、2000年NDRSO@26’50A10’29B24’59・・・・といった具合になっているようです。最高ランクにさせて下さい。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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  • ★★★★★ 

    オーディオマン  |  大阪府  |  不明  |  2009年04月04日

    私もmid&ampさんと同じく4番との2枚組で激安価格で手に入れたが、価格、演奏、指揮者、オケ、録音ともどもありえないレベルに達している(!)。どれだけ強靭にffで咆哮しようともそれと同じくらい有機的なppと共に耳に心地よいのだ。シューリヒト盤は枯れた味わいがあるが、ヴァント盤は瑞々しさを失わずかつ作曲家の意図が手に取るようにわかるのだ。しかしヴァントがVPOを振っていたら、と思いを巡らせるのもまた一興。

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  • ★★★★★ 

    mid&massa  |  三重県松阪市  |  不明  |  2008年12月30日

    小生これと4番の2枚組で1000円以下でHMVで手に入れたもんで、何も文句ありませんわ。強いて挙げれば、2枚組の紙ケースの印刷にバーンスタイン何とかと誤記されていたことと、2枚のデザインが違っていることぐらいでしょうか?そんなもん全然平気ですわ。どちらも素晴らしい演奏で文句ありません。

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  • ★★★★☆ 

    味噌カツ  |  名古屋  |  不明  |  2008年11月30日

    細部まで丁寧で、強大なBPOパワーの前でもヴァントの職人的な個性は消えていない。BPOのブル9としては、オケの性能を極限まで駆使し壮絶なまでの美しさを誇るカラヤン盤(75年DG)よりも素晴らしい出来である。感銘度では断然ヴァントが上。堂々たる第1楽章、歯切れよい第2楽章、とびきりに美しい第3楽章。不調な箇所もあるが、全体としては高水準な演奏だ。録音も良い。

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  • ★★★★☆ 

    タンノイおやじ  |  東京  |  不明  |  2008年09月29日

    ヴァントは一度サントリーホールでみました。どうもオケに不満が残る演奏でした。今度はオケが凄すぎて指揮者が 消えてしまいました。とはいえやはり名演奏ですね。録音もいいし。

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  • ★★★★★ 

    saitaman  |  saitama  |  不明  |  2008年02月16日

    個人的な意見としては、等身大のヴァント節を聴くならやはりNDR盤の方かな、とは思う。それでもベルリンフィルは流石である。この圧倒的なサウンドは捨てがたい。一旦身をゆだねてしまうと抜けられない。なんだかんだといっても、ブルックナーの音楽はオーケストラの力量に負うところが大きいことを再確認する機会にもなった。確かにLiveだから完璧ではないが、それを非難する人は普段コンサートホールで生の演奏に接する機会が少ないのではないか。まあ、終盤のいいところで観客の咳きが入ったりするのはご愛嬌。

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  • ★★★★★ 

    金さん  |  長野県長野市  |  不明  |  2008年02月04日

    シューリヒトの名演と並ぶ名盤と思います。第3楽章にやや不満なところはありますが、全体的な出来としては同曲の中ではベストでしょう。7番8番共にお薦めします。

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  • ★★★★★ 

    Sirius  |  Tokyo  |  不明  |  2008年01月19日

    豪快にして繊細、剛直にして神秘的な輝き・・・、この作品の多様性をしっかりと織り込んだ名演奏。ベルリンフィルのポテンシャルを最大に引き出したヴァントのけれんみのない指揮は素晴らしい。

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