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岡本太郎

本 今日の芸術 時代を創造するものは誰か 知恵の森文庫

今日の芸術 時代を創造するものは誰か 知恵の森文庫

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    ウシバス  |  東京都  |  不明  |  2012年01月14日

    今日の芸術は うまくあってはならない、 きれいであってはならない、 心地よくあってはならない と主張する岡本太郎の芸術論が分かりやすく説明されている。 1954年に書かれたとは思えないほど古さを感じない。 現代でも通用するというより、より現代に必須の生き方論でもある。

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    ポルツマン  |  岩手県  |  不明  |  2010年08月02日

    要するに、表面の美しさはどうでもいいとか、「これが良いということになっている」という慣習に安心してしまってはいけないというような、そういうことを強く訴えかける内容です。 たとえば、富士山。日本中、どこに行っても判で押したように富士山の意匠があちこちに見られる。たとえば蕎麦屋にいけば暖簾にも額縁にもどんぶりにも割り箸の袋にも富士山の「へ」の字形が描かれている。それがきれいだということがこの日本社会で決定しているので、それを描いておけば安心なのだ。だけど、そんなことをしてたってちっとも美の本質には迫れないよ、ということです。 岡本太郎先生は、なにせ話し方があんなんでしたから、晩年は大衆のおもちゃみたいな扱いを受けて、絵が達者な変人くらいにしか思われなかった節もありますが、このひとこそ本当の教養人だとぼくは思います。昔、片岡鶴太郎が岡本先生のものまねをして笑いをとってましたが、岡本先生が鶴太郎の絵を見たら、きっと「これは割り箸の袋に最適だ」と言うような気がします。

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