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ブルックナー (1824-1896)

CD 交響曲全集 スクロヴァチェフスキ&ザールブリュッケン放送交響楽団(12CD)

交響曲全集 スクロヴァチェフスキ&ザールブリュッケン放送交響楽団(12CD)

商品ユーザレビュー

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    abbadondon  |  栃木県  |  不明  |  2013年11月30日

    スクロヴァチェフスキーのブルックナーは良い。 しかし、短期間で廉価盤を出すレコード会社の姿勢はどうだろう。 私は、ブルックナー・ベートーヴェン・ブラームス他を超廉価で買った。 それでもいいものはいい。 こんな発売の仕方はファンを裏切るものではないだろうか? それと、ザールブリュッケン放送交響楽団という表記、 ザルツブルグと表記したほうがいいのではないだろうか? さらに、この指揮者がベルリンPOやウィーンPOを指揮してたら 最高の名盤が出来たであろうということ、ヴァントでさえ、 BPO盤は名盤だが、ミュンヘンPOやケルン放送響とのブルックナーは 平凡な演奏に終わっている。 プロモーションの部分で無理なのかもしれないが、 数多くの指揮者が、オケが2流なばかりに才能を開花できないのかもしれない と思った。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    爺さん  |  千葉県  |  不明  |  2012年05月26日

    全集としてのバランスは極めて良いと思う。もともと1枚1000円程度という廉価で発売されていたが、録音、演奏ともにすばらしいものであった。特に5,7,9番は今でも自分の標準である。2003年にこのコンビによる5,7,8番の連続演奏会を聴く機会に恵まれたが、5番の演奏はCDを聴きこみすぎていたせいか、生演奏の方がややパンチに欠けた印象を持ってしまった。残念な思い出である。ブルックナーの交響曲をこれから聴き始めるのであれば、この全集から入ることをお勧めしたい。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年07月01日

    1990年代にブルックナーの交響曲の神々しいまでの崇高な超名演の数々を遺したヴァントや朝比奈が相次いで鬼籍に入ったことにより、現在では、いわゆるブルックナー指揮者と称される巨匠はスクロヴァチェフスキ一人となってしまった。とりわけ、ここ数年のスクロヴァチェフスキのブルックナー演奏は、かつてのヴァントや朝比奈のような高みに達しており、昨年の来日時に読売日本交響楽団と演奏された第7番及び第8番は、神々しいまでの崇高な超名演であった。もっとも、スクロヴァチェフスキが、このような崇高な超名演を成し遂げるようになったのは、この数年間のことであり、それ以前は名演ではあるものの、各楽器間のバランスや細部の解釈に気をとられるあまりいささか重厚さを損なうなど、もちろん名演ではあるが、ヴァントや朝比奈のような高みには達していなかったと言えるところだ。本盤におさめられたブルックナーの交響曲全集は、ヴァントや朝比奈が崇高な超名演の数々を成し遂げていた1991年〜2001年にかけて、スクロヴァチェフスキがザールブリュッケン放送交響楽団とスタジオ録音を行ったものである。前述の昨年の来日時の超名演においては、もちろん細部への拘りもあったが、むしろスケール雄大で骨太の音楽が全体を支配していたが、当該演奏と比較すると、本演奏でのスクロヴァチェフスキは、前述のように各楽器間のバランスを重視するとともに、スケール自体も必ずしも大きいとは言い難いと言える。もっとも、各楽器間のバランスを重視しても、録音の良さも多分にあるとは思われるが、重厚さを失っていないのはさすがと言えるだろう。また、細部への拘りも尋常ならざるものがあり、その意味では楽曲の細部に至るまで彫琢の限りを尽くした表現と言えるのかもしれないが、いささかも違和感を感じさせないのはさすがと言えるだろう。緩徐楽章などにおける旋律の歌い方には、ある種のロマンティシズムも感じさせるが、それが決していやではないのは、スクロヴァチェフスキがブルックナーの本質をしっかりと鷲掴みにしているからに他ならない。各交響曲の演奏ともに出来不出来はさほど大きいとは言えないが、それでも、第00番、第0番、第1番、第2番及び第6番といった、比較的規模の小さい交響曲においては、スクロヴァチェフスキによる細部への拘りや各楽器間のバランスを重視するアプローチがむしろ功を奏しており、他の指揮者による名演と比較しても十分に比肩し得る素晴らしい名演に仕上がっていると言える。他方、第5番や第8番については、一般的には名演の名に値すると思われるが、そのスケールの若干の小ささがいささか気になると言えなくもない。いずれにしても、本全集は、さすがに近年の演奏のような崇高な深みがあるとは言い難いが、現代を代表するブルックナー指揮者である巨匠スクロヴァチェフスキの名をいささかも辱めることのない、素晴らしい名全集と高く評価したいと考える。

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  • ★★★★☆ 

    七味とうがらし  |  新潟県  |  不明  |  2010年03月25日

    わかりやすい演奏。そこがウケているのだろう。 ヨッフム、ヴァント、朝比奈が亡くなり、新たな巨匠に祭り上げられてしまった感がある。でもこういう演奏も好きだし、様々な解釈やアプローチが可能なブルックナーの交響曲は普遍性があるのだと思う。

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  • ★★★★★ 

    トラトラトラ  |  佐賀県  |  不明  |  2010年02月15日

    最近ヴァントに興味を持ちいくつか聴いてきた。ヴァントは、非常に成功法正統派の演奏で素晴らしいのだが、途中で、急に曲想が変わり、ブチ切れになった印象を受けてしまうのが惜しい。それが正統派の解釈として弁明可能であったとしても、ちぐはぐな印象は消えない。また、晩年はウケ狙いか唐突な流れで突飛なことをやりだすので、全体としては渋い演奏が台無しになってしまう。ということで、スクロヴァ氏の演奏を取り出して聴いてみたが、本当に感心した。何に感心したかというと、解釈に首尾一貫した流れがあるのだ。クレンペラーとも近いと思うが、こちらの方がずっと柔軟でリラックスした音楽だ。そして、些細な部分にも十分過ぎるほど注意が向けられ、長大な曲の中にしっかりとした意義づけがなされている。そのために本質を見事にとらえた印象を持ってしまう。さらに素晴らしいのは、彼の解釈が無批判に受け入れられた過去の伝統に根ざしているのではなく、自分の共感から出発しているように思われることである。ブルックナーを指揮する人間は星の数ほどいても、彼ほどの個性を持ちながら正当な演奏をする指揮者は他にはいない。

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  • ★★★★★ 

    guinness  |  kawasaki  |  不明  |  2008年11月23日

    Mr.Sの実力を天下に知らしめた最高傑作の全集だろう。オーケストラビルダーとしての手腕には唸らされるし、演奏の解釈も素晴らしい。また曲によるむらが少なく全て高水準、録音もバランスが取れていて非常に聴き易い。

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  • ★★★★★ 

    gusutol  |  山梨県  |  不明  |  2008年11月18日

    4番のみ力瘤が入りすぎて(改訂版の影響?)いささかフォルムを乱しているが、曲が“ロマンティック”だからこれもありか。とにかくそれ以外は出色の出来。細部にまで神経が行き渡り、それでいてこせこせとせず、充分スケール感もある。しかも0番や00番、さらには弦楽五重奏曲のアダージョや序曲まで収録されており貴重。何度聴いても飽きが来ず新しい発見がある完成度の高い全集だ。

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  • ★★★★☆ 

    金さん  |  長野県長野市  |  不明  |  2008年02月04日

    特に6番の演奏はバランスなどが非常に上手くて、スクロヴァチェフスキの代表盤であるばかりでなく、この曲の中ではベストであると思います。00番や0番も含んだ全集は貴重です。

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  • ★★★★★ 

    タコ8  |  金沢市  |  不明  |  2007年03月21日

    ジュリーニファンであり、ヴァント・朝比奈も好む私が、ここにあるものこそ史上最高の第8と感じてしまうのは何故か。疲れ果て力という力を心から遠ざけ、縋る者もなく深く癒されたい夜、全身を委ねられるのはこれだけだ。他では充分に感じられぬ深い謙虚さ誠実さ純粋さとで神に最も即した自然で無私な響き。冬の澄んだ夕暮れ時、走る雲と尖った山脈に哀しむ三日月と煌く明星とを観た思い出。霧の湖畔の原生林の朝の酸素。花咲く春の野に舞う数多の蝶。嗚呼エベレストの頂上でこの音楽の風に打たれながらそのまま土へと還ることができたなら。

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  • ★★★★☆ 

    マーラー教の信者  |  石川県  |  不明  |  2007年02月01日

    適切なテンポをとった好演。微妙に物足りないものを感じるときもあるが、基本的にはとてもよい。9番の第1楽章に限って、ものすごいテンポのゆらしがある。始めて聞いたときはびっくりしたが、確固たる解釈に基づいていると思うので、反則技ではないと思う。

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  • ★★★★★ 

    ラジオデイズ  |  九島  |  不明  |  2006年02月05日

    このレベルまで、合奏を完璧に合わせることを要求し、かつそれを実現できる指揮者はちょっと見当たらない。ここまでピタリと合っていると、それを聞くだけで快感です。また同じフレーズが戻ってくる場合、必ず表情が変えているが(ヴァントなら音のベクトルそのものを変えるので、比較すると面白い)、音楽的修辞法も明解、分かりやすく聞かせてくれる。「合奏は精度が命!」の人は是非お薦めします。痙攣にも似たマニアックな喜びに浸れます。本当に合奏の分かる人向き。

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  • ★★★★☆ 

    三河武士  |  愛知  |  不明  |  2005年10月15日

    息の長いクレッシェンドとしっかり使い切る全休符は淡白に聞こえそうな演奏をぐっと締めて聴き応えあり。特に4番の終楽章がこんなに楽しめたのは最近無いと思った。力で押し切るタイプではなく技が切れるタイプか。レーグナーもそんな演奏があったと思う。あとこの録音も含め、このオケはブルックナー向きに聞こえた。金管の咆哮を期待する向きにはやさしいかも知れないが。

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  • ★★★★★ 

    七海耀  |  さいたま市  |  不明  |  2004年07月23日

    0・2・5・7・8番が出色の出来。その他も上々の仕上がり。若干線の細さを感じるが、気になるほどではない。全集としての完成度高し。

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  • ★★★★★ 

    北の火薬庫  |  北海道  |  不明  |  2004年03月03日

    fuka(横浜)さんの書かれているように、聞きなおし組には興味深い内容と思います。演奏にはムラがなく、実に丁寧です。旋律をベビーに歌わせるのが好きな方の期待には合わないと思います。調所に、埋もれていた副旋律が見えてくるような発見も多い演奏です。ホールトーンもきれいで、録音も申し分ありません。

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  • ★★★★★ 

    U-CHAN  |  Kumamoto  |  不明  |  2002年06月18日

    一曲一曲に演奏の良し悪しのムラが、あまりなく安心して聴ける全集。細かい部分を決して、力技でごまかしたりせず、実に丁寧に聴かせようとする意気込みが感じられる。演奏力も想像以上で、素晴らしい。

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