【中古:盤質AB】 Orch.works: Toscanini / Milan Scala.o / Sym.3: Toscanini / Nbc.so (1952)
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 2011年06月16日
サン=サーンス交響曲第3番は1952年の放送用とリハーサル演奏からのNBCSOを振っての収録と思われます。演奏タイムとしては@10’10+9’54A6’46+7’48とそんなにトスカニーニ(本盤演奏時推定85歳)にしては速いとは思えませんが第二楽章はややタイム的には短いかなという程度でしょう。中々説得力があり求心力ある切れの良い演奏で第1楽章前半から道筋は明確で内包するエネルギーには凄いものがありそのエネルギーで推進して行く緊迫感は聴きもの。同楽章後半もストレートな表現でアウトラインを打ち出しますが若干弛みも感じました。第2楽章前半も強い意思により歯切れ良く次々処理・・・そして最終コーナー躊躇いなく前進あるのみ、歯切れは更に良く錯綜する各音の構成がはっきり分かります。最後ティンパニーの楔を打つ如くの連打に思わずウーンと呻くのみであります。ワーグナー作品8曲は、トスカニーニがスカラ座で指揮した最後の演奏会の1952年ライブ録音分(オーケストラは勿論ミラノ・スカラ座O)なのですが残念ながらこちらの方は殆ど聴いておりませんけれど聴衆の反応が熱烈であります。一応、タイムデータだけメモしておきます・・・「マイスタージンガー」第1幕前奏曲9’55/「ジークフリート」森のささやき8’40/ジークフリート牧歌18’12/「神々の黄昏」−ジークフリートのラインへの旅12’51/「パルジファル」聖金曜日の音楽11’38/「神々の黄昏」ジークフリートの葬送行進曲11’47/「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死18’50/「ワルキューレ」ワルキューレの騎行9’49・・・参考にしていただければ幸いです。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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いまちゃん | 横浜市 | 不明 | 2007年12月08日
このCDダメです。聴く価値がありません。肝心のスカラ座コンサートのピッチが半音近く低いのです。したがってトスカニーニにしては悠然とした重い演奏になります。これではこの日の演奏について聴取者が誤解してしまうことになります。一方のサンサーンスは正常。RCAと同じ音源だが、やや擬似ステレオっぽい立体的な音になっている。こちらはもしかすると楽しめるかもしれない。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Pianist | Tokyo | 不明 | 2007年01月05日
ファンにとってはこたえられない魅力を持ったモニュメンタルな記録。演奏のパワー、聴衆の熱狂に間違いはなく、確かに一聴に値する演奏だが、ユーザー評価が低いのはおそらく収録音質の状態の悪さゆえ。レコ芸誌で山崎浩太郎氏が「こんな演奏を聴いてなおかつ音質がどうのこうのと言える人はよほど…」と書いておられたが、CDとしての条件を色々考え合わせるならこれは熱心なトスカニーニファン向きのセットでは?これらに負けず劣らず素晴らしいトスカニーニのワーグナーの演奏が遥かに状態の良い録音で聴けるのも事実。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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MasahideYoshida | 海のそば | 不明 | 2003年03月31日
トスカニーニ&スカラ座の録音のなかでも、最もセンセーショナルな録音! 演奏が始まる前からの聴衆の熱狂ぶりには驚くばかり。同年代のトスカニーニの録音に比べ、この演奏は、弦のグリッサンドなど、スカラ座のオーケストラのやや古くさい演奏スタイルもあり、独特の色彩を放つ。NBCとの演奏のようなテンションの高い、集中力のある指揮ぶりとは違い、もっと自然体のトスカニーニを感じることができる。トスカニーニ・ファン必聴の1枚!0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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