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ヘンデル(1685-1759)

DVD Serse: Hampe Rousset / Les Talens Lyriques Rasmussen Hallenberg

Serse: Hampe Rousset / Les Talens Lyriques Rasmussen Hallenberg

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  • ★★★☆☆ 

    山葵  |  神奈川県  |  不明  |  2010年04月12日

    L・バーンスタインがかつて「ビートルズはヘンデルやシューベルトよりは偉大な作曲家」と言ったそうです。ヘンデルの膨大な作品を全て聞いたことがあるのかどうか知らないが、そうは思わない。  このクセルクセス(セルセ)は「オンブラマイフ」以外は初めて聴いたが、作品としては悪くはないと思います、まあまあかな。お馴染みのヘンデルサウンドで、初めて聴いても「ヘンデルの曲だな」と分かる。しかし特別心に残るアリアが「オンブラマイフ」の他にあるわけでもない。  演出は紀元前のペルシャという雰囲気はなく、いったいどこのいつの時代ですかといった感じ。  演奏の方は、「オンブラマイフ」以外は他に聴いたことがないので比べようがないが、「オンブラマイフ」の他のいくつかの演奏に比べて素晴らしいとは感じないので、全体としても並みの演奏か。オーケストラが一時期流行した古楽器で、サウンド的に表現力に乏しくもの足りない。古楽器演奏はごく一部のオケしかまともなのはない。バロック音楽と言えば、目の敵のように未熟なオケのままでも古楽器で演奏されていたが、モダン楽器は20世紀に入ってから。だったらベートーヴェン、ブラームスとかも当時の楽器で演奏したらと思うが? で、そのようなのもあったが、全く受け入れられませんでしたが、どうしてでしょう? それは芸術性よりも博物館的感覚でバロック音楽を見ているからでしょうか。普通の楽器による表現力豊かなクセルクセスを聴いてみたい。 映像は2000年の収録だが4:3のSD。

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  • ★★★★★ 

     |  広島県  |  不明  |  2010年01月11日

    歌手陣はいずれも新鮮な魅力に溢れている。まずは歌にも容姿にも秀でたバイラクダリアン。次いで、ハレンベリの歌もなかなかいい。特にバイラクダリアンとの二重唱は。また、ラスマッセンは眼の演技が秀逸。さらには脇役陣ではビオーがことに光っている。そして、ガラスを多用したハンペの演出は、モノトーンのコスチュームと相まって実に美的効果をあげている。ルセの音楽がまた実に素晴らしい。ついでに画質・音質ともに優秀。全篇にわたってヘンデルのオペラを堪能できる。

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  • ★★★★☆ 

    baroque mania  |  広島県  |  不明  |  2008年10月03日

    コミックオペラにしては舞台の演出が直線的な背景とモノトーンによりやや堅い感じがするが、衣装が黒白灰色の3色のみでその組合せがむしろ視覚的に華やかさを際だたせている。歌手陣はいずれも高い水準で演技共に満足でき,特に女性陣は歌が、男性陣は演技がとてもよい。ただハレンベリが高音から中音域になる時に声が不安定になっていたのが残念。オーケストラはテンポと技術共に良い演奏で,お奨めの1枚です。

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  • ★★★★★ 

    poco  |  東京  |  不明  |  2005年09月23日

    女声陣が充実。ピオー、バードンと実力のある歌手が脇を固めていて、どの場面も安心して楽しめた。またバイラクダリアンの映像が見られたのも嬉しい。舞台はモノトーンで堅い印象だが、人物像や人間関係が浮き彫りにされ、わかりやすい。何よりルセの指揮は、統率がとれていて、愉快なストーリーの中でも、品格が失われない。最初のアリアが「オンブラ・マイ・フ」なので親しみ易く、ヘンデルのオペラを初めて見るのにもお勧め。

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