『ドン・カルロ』全曲 デッカー演出、シャイー&コンセルトヘボウ管、ヴィラゾン、ロイド、他(2004 ステレオ)
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ito | 横浜 | 不明 | 2008年07月18日
白い大理石と青の色調で統一された演出は、奇抜だがあまり説得力が無い。今のところドン・カルロを歌わせたらNo1なのはカレーラスのCDとDVDだと思うが、熱唱型のヴィラゾンに期待して購入したが、歌がやや一本調子で、音質のせいか歌唱力も今一つという感じ。他の歌手も同様で、ウルマーナのエボリの登場で、ようやく安心して聴くことができた。私はカレーラスやドミンゴ盤を良く聴いていますが、全体的に歌の水準が当時に比べて落ちているような気がする。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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カバポチ | 横浜市 | 不明 | 2008年05月26日
シャイー指揮のコンセルトヘボウの引き出す音色・音響が絶品!「トスカ」も素晴らしかったが、「ドン・カルロ」はそれ以上の出来。このオケにはどんどん名作オペラ、特にワーグナーやモーツァルトを録画してもらいたい!1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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村井 翔 | 名古屋 | 不明 | 2008年05月03日
テーマを鮮明に打ち出した演出の見事な勝利。大胆な歌詞の読み替えは火刑の場を劇的緊張みなぎる場面に変えているし、オリジナルと違うエンディングもまさしくこうでなくてはと納得。ヴィラゾン、ロイドという両極が歌・演技ともにしかりしているので、歌に関してはやや小粒と思えるキャストがいても(カットのかなりある4幕版とはいえ)長いオペラを一気に観せてくれる。ヴェルディ指揮者としてのシャイーが充実の極みにあることはスカラ座の『アイーダ』でも感じられたが、指揮はここでも圧倒的。オケの暗めの音色もこの作品にはふさわしい。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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