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ショパン (1810-1849)

CD 4つのスケルツォ、舟歌 ポリーニ(p)

4つのスケルツォ、舟歌 ポリーニ(p)

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年12月26日

    聴き終えた後の爽快感はポリーニが一番だ。例えば、同じスケルツォの全集を録音したポゴレリチなどと比較するとよくわかる。ポゴレリチ盤は、聴く際にも凄い集中力を要求されるだけに、聴き終えた直後は、もう一度聴きたいとは思わない。一度聴いただけで満腹になってしまうのである。しかしながら、しばらく時間が経つと、もう一度聴きたくなる。そして、その強烈な個性が頭にこびりついて離れない。ところが、ポリーニのスケルツォは、聴き終えた後の疲れはないが、しばらく経つと、どういう演奏だったのかすぐに忘れてしまう。それ故に、もう一度聴きたいとは思わないから、CD棚の埃の中に埋もれていく。これは子守歌も舟歌も同じ。これらの楽曲をはじめて聴くには最適のCDと言えるが、スケルツォや舟歌の本質を味わおうとするのであれば、やはり、他の個性的な内容のある演奏を聴くべきである。こうした演奏評価は、一流のピアニストにとってははなはだ不本意なことである。本盤は、今から20年も前の録音。最近では、ポリーニも円熟の境地に足している。例えば、ショパンで言うと、夜想曲全集などの名演も成し遂げてきており、仮に、本盤の各楽曲を再録音すれば、次元の異なる名演を成し遂げることができるのではないか。本盤の各楽曲は、いずれも有名曲だけに、大いに期待したい。

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    MusicArena  |  神奈川県横浜市  |  不明  |  2008年07月17日

    1番と3番は女性的ながら抑揚の効いたスピード感あふれる解釈、2番と4番は男性的で剛直な、そしてエネルギーが漲った解釈だ。圧巻は2番の怒濤のような弾きっぷりで、アチェレランドとリタルダントの出し入れが天才的だ。音質は昔の典型的なDGのピアノの音で、硬質かつクリア、少々細めの音像を結ぶ。悪い音ではないが昨今の超高音質マイナー・レーベルと比較してしまうと可哀想な出来映えだ。

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