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ブルックナー (1824-1896)

CD 交響曲第8番 カラヤン&ウィーン・フィル(1988)

交響曲第8番 カラヤン&ウィーン・フィル(1988)

商品ユーザレビュー

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    mid-massa  |  三重県  |  不明  |  2012年09月08日

    今回1枚に収められて安くなったので購入した。カラヤンのハース版というのは7番でだまされて以来、信用していないが、8番はちゃあんとハース版を使用しているので宜しい。このCDはVPOのライブとのこと、それも逝去する1年前のものらしく、これまで聴いた彼の8番の中ではベストかな、と思う。アダージョも、まあまあで、フィナーレも前回のBPOのもののようにいかにも「作り物」という感じはない。これはこれでまあ、いいのではないか?他の指揮者、例えば、ヴァントとか朝比奈等とは比べようもないが、カラヤン嫌いの小生もまあ、許せる範囲内だった。小生はSACDとかには興味がない。装置がそんなものに対応していない普通の装置だからだ。だからこれ以上の音は期待していない。良い音を聴きたいのならアマチュアオケの実演の方がよほど良い音で聴ける。若い頃なら、「カラヤンだけは絶対聴かない」はずだったが、それを許してしまうという小生もそれだけ年齢を重ねたってことかな?カラヤンの演奏として聴けば充分な気がする。よって★は4つ。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年04月09日

    カラヤンは、ブルックナーの交響曲の第8番を、DVD作品などを除けば、3度スタジオ録音している。その中でも本演奏は3度目の最後の録音に当たるものであるが、ダントツの名演であり、他の指揮者による様々な同曲の名演の中でも、上位にランキングされる至高の名演として高く評価したい。カラヤンの最初の録音は、ベルリン・フィルの芸術監督に就任して間もない頃の演奏であり(1957年盤)、カラヤンがいまだベルリン・フィルを必ずしも掌握しきれていないこともあるせいか、立派ではあるがいささか重々し過ぎる演奏になってしまっていた。そして、モノラル録音というのも大きなハンディがあると言わざるを得ない。これに対して、2度目の録音(1975年盤)は、その後に全集に発展する第1弾となったものであるが、カラヤン全盛時代ということもあり、鉄壁のアンサンブルと流麗なレガートの下、金管楽器のブリリアントな響きや肉厚の弦楽合奏、フォーグラーによる雷鳴のようなティンパニなど、いわゆるカラヤンサウンド満載。音のドラマとしては最高ではあるが、ブルックナーというよりはカラヤンを感じさせる演奏であったことは否めない。これら1957年盤及び1975年盤に対して、本盤の演奏は、そもそもその性格を大きく異にしていると言える。ここには、カラヤンサウンドを駆使して圧倒的な音のドラマを構築したかつてのカラヤンの姿はどこにもない。第1楽章や第2楽章などにはその残滓がわずかに聴き取れるが、第3楽章以降に至っては、自我を抑制し、虚心坦懐に音楽そのものの魅力をダイレクトに伝えていこうという自然体のアプローチの下、滔々と流れる崇高な音楽が流れるのみだ。カラヤンとしても、最晩年になって漸く到達し得た忘我の境地、至高・至純の清澄な境地であると言うべきであり、これほどの高みに達した名演は、神々しささえ感じさせる荘厳さを湛えているとさえ言える。このようなカラヤンとともに、美しさの極みとも言うべき名演奏を繰り広げたウィーン・フィルの好パフォーマンスにも大きな拍手を送りたい。録音については従来CDでも十分に鮮明ではあるが、いまだにSACD化どころか、SHM−CD化すらされていないのは、非常に不思議な気がしている。歴史的な名演でもあり、今後、更なる高音質化を大いに望みたい。

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  • ★★★★☆ 

    kura-ota  |  不明  |  不明  |  2010年07月30日

    晩年のカラヤンらしいゆったりとしたテンポ設定ですが、ジュリーニほどスローではありません。さっそうとしたクールな感じもジュリーニとは異なります。第3楽章では頂点のあとにテンポを幾分速めてあっさり流してしまうのが惜しまれます。ディスク1と2では音量の差が大きく、2枚目を聴く前に音量を少し下げないと大音量になってしまうのも難点です。これらの点を除けばカラヤンの長い演奏キャリアが発揮された良い演奏だと思います。

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  • ★★★★★ 

    ぱちげる  |  西日本  |  不明  |  2008年02月04日

    カラヤン晩年の、ひとつの到達点ではなかろうか?珍しく、いつも以上に、思いのたけを込めているような気がして、聴いた後、言葉では表現できない“何か”にとらわれてしまう・・・もう、こんな8番は今後、現れないような気がする。

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  • ★★★★★ 

    I&W  |  JAPAN  |  不明  |  2007年09月08日

    16’56/16’25/25’13/23’59

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  • ★★★★★ 

    ◎◎◎◎◎  |  ●●  |  不明  |  2007年02月25日

    昔の雑誌を読んでいると、VPOには1軍と2軍がある。しかもフィルハーモニーと歌劇場管弦楽団がある。同じだろうと思っていた。母体は同じだそうだが、日本と欧州でツアーやってるときに、地元でオペラやってたときもある。巨大なのだろう。差し障りがあるので最近雑誌でも全く触れられないが、まあ謀事の街ウィーンらしい。この録音は正真正銘の1軍らしい。確かに音の格が違う。VPOが世界有数というのは、この1軍の実力のことをいうらしい。

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  • ★★★★☆ 

    たか  |  東京  |  不明  |  2006年11月04日

    晩年のカラヤン/VPOの演奏の中ではシューマンの4番、ドヴォルザークの8番と並んでよい演奏だと思う。ブル8は70年代の聖フローリアンのライブ映像も良いがテンポがやや速く流麗に過ぎると感じる部分もあった。やや遅くなったこの演奏の方がオケやホールの長所が生きているように思う。映像については確かに注文はあるが、CDより安い値段で映像がついており、ディスクを入れ替える必要がない点はメリット。

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  • ★★★★☆ 

    CD小僧  |  川越  |  不明  |  2005年12月29日

    ドイツの片田舎の校長先生のような風采であったブルックナーに(とどこかの批評家が言っていた気がする)、カラヤン印の付いた絹のヴェールを頭からふんわりとかぶせた。それも、彼一流の確信犯的犯行で。彼の目の前にはブルックナーの真実の姿などは無く、ただ功なり名をなした老人の静かな感慨を吐露できる格好の話相手を見出したというだけなのだろう。一生を俳優的指揮者として過ごした彼としてみれば、ふさわしい締めくくり方だ。この名演にヴァントを並べたら実に対称的な図柄ができる。

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  • ★★★★☆ 

    フランツ  |  宮崎県  |  不明  |  2005年10月12日

    マラ3マニアさんが書かれてる聖フロリアンのライブかと思って買ったら、違ってて映像にがっかり。2回目からは音だけで充分。特に弦の美しさは特筆。2楽章は映像見ながら聞くとダレル。音だけならいいかな?ちょっと遅い感じがします。あとは特上の演奏です。やっぱりウイーンPOは指揮者が誰でも指揮者がどんな状況でもいつでもウイーンPOなんだ!

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  • ★★★★☆ 

    OLD FAN  |  TOKYO  |  不明  |  2005年08月16日

    演奏は前人未到の領域に達していると思います。 ただし映像が・・・。 皆さんが指摘している通りです。それでも、音楽が想像される瞬間の真実は垣間見れます。

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  • ★★★★★ 

    ワタミ  |  江東区  |  不明  |  2005年05月24日

    カラヤンの白鳥の歌。 添付のブックレットによればカラヤンはVPOのコンサートを240回指揮し、ブルックナーはそのうちの60回でありかつ第8交響曲は19回指揮したそうです。 指揮はすばらしいの一語に尽きるが、きびきびした感じではありません。 涙なしには聴くことのできない貴重な一枚です。 なお文句のある人は聴くべからず。音楽のわからない人が聴いても時間の無駄です。

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  • ★★★★☆ 

    HIROAKI  |  東京  |  不明  |  2005年05月03日

    最初に聴いた時 とても感動した。壮年期のカラヤンとは違う ひたむきな演奏は素晴らしい。二度目に聴くと やはり演奏は良いのだけれど どうしても映像の不自然さに目が行って音楽の邪魔をする。こういう余分な要素が一種の疑念になってしまうのが この大巨匠の因果なんだろうな。目をつぶって聴くべき映像ソフトっていうか… 難しい問題になった。

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  • ★★★★★ 

    チョロ助  |  栃木  |  不明  |  2005年04月30日

    やはりカラヤンは素晴らしかった!ってことを改めて実感できます。また、今は亡きヘッツェルがオケを完璧に統率している姿が見られる。やはりヘッツェルの時のVPOは観ていてうっとりしてしまう。

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  • ★★★★★ 

    たけ  |  兵庫県  |  不明  |  2005年03月07日

    演奏のすばらしさは、文句のつけようがない。カラヤンの演奏スタイルもブルックナーでは活きている。別のレヴューでカラヤンの演奏の批判をしたら「音楽を語る資格なし」と数人からバッシングされたが、個々の感想を述べるのが悪いのか?良い物は良い、悪い物は悪い、ただそれだけだ。

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  • ★★★★★ 

    暮らし苦・B’zは良い音で  |  松中信彦の出身地  |  不明  |  2005年02月18日

    ここにはその巨匠が円熟の果てに(でも大迫力!!!)辿り着いた境地が在ります。皆さんは、この演奏を素通りしてしまうのでしょうか?勿体無いヨ。

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