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マーラー(1860-1911)

CD 交響曲第9番 ヘルビヒ&ザールブリュッケン放送響

交響曲第9番 ヘルビヒ&ザールブリュッケン放送響

商品ユーザレビュー

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    pocha  |  大阪府  |  不明  |  2018年05月08日

    あまり期待せずに聴いたのですが、あまりに良い演奏で一気に聴き通しました。演奏には緩みがなく緊張感の高い音楽の流れが切れ目なく続きます。いつのまにかコンサート会場で聴いているような感覚を覚えました。今はほとんど名前が出ることはなくなりましたが、かつて日本のマーラー演奏で一時代を築いたガリー・ベルティーニさんのマラ9を実演で何度か聴きましたが、これに通じる演奏だと思いました。特に第3楽章の緊張感とダイナミクス、最終楽章の研ぎ澄まされた清らかな調べにはうっとりさせられました。マラ9のコレクションは既に30枚は超えていますが、ずっと聴き続けたい一枚になりました。

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  • ★★★★★ 

    風信子  |  茨城県  |  不明  |  2017年11月21日

    後1と7か これまで5と6そして9を録音 ということはヘルビヒのマーラーは非声楽入り交響曲が好みということになる 頷ける演奏スタイルだ どこかせかせかしたと評される目の詰まった畳み掛ける譜読み故 ”歌う”演奏とは隔絶している ロマン性を排したマーラーに息の詰まる思いもあるが これがヘルビヒのマーラー観なのだ 同時にマーラーの常態が当にこの切迫した様相を呈していたと読める 中間楽章の”レントラー”と”ブルレスケ”が”田舎風の踊り”でも”悪戯っぽい冗談”でも済まない焦燥感に染め上げられている 故にフィナーレのアダージョが壮絶な抒情詩となった このための前三楽章であり演奏であった 感動の焦点はここにある 実に聴かせる第4楽章だ 苦悩や喪失を経て解脱の時空に入った魂は悲哀も絶望も超えて透き通っている 人間がこんな音楽を奏でるとは信じ難いことだ 願わくば”巨人”と”夜の歌”を聴かせてほしい 一度では解らないかもしれないこの名演をお聴きになっては如何  

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  • ★★★★★ 

    四郎右衛門  |  大阪府  |  不明  |  2010年03月31日

     弦が飛切。金管も素晴しい。鐘も明瞭、Pauken も良い。然し録音の勝利と言う訳では別してありません。こういう演奏を真に最高と言うのでしょう。只今の所、Herbig/Saarbrucken RSO, Pesek/Royal Liverpool PO, Halasz/Polish NRSO が私にとっての Mahler/9 の best 3. 三楽章 accellerando と、四楽章 finale だけは Gilbert/Royal Stockholm PO が一番の様に思えます。当方の耳では気の所為か、その時の気分と言う程の者ですが、只今は先述三者が最高。

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  • ★★★★☆ 

    レオナルド  |  日本  |  不明  |  2007年04月15日

    BERLIN CLASSICSの録音は渋くて心に沁みる演奏が多いので好んで聴いています。しかも録音が良いです。ヘルビッヒはザールブリュッケンを今日のような姿に鍛えた指揮者ですが、曲を弄り回すことなく、切々と曲想が伝わってきます。大声でわめくマーラーでもなくな、ザッハリヒでもない演奏です。

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