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Mendelssohn / Brahms

CD メンデスゾーン:交響曲第4番『イタリア』、ブラームス:交響曲第3番 カンテッリ&フィルハーモニア管弦楽団

メンデスゾーン:交響曲第4番『イタリア』、ブラームス:交響曲第3番 カンテッリ&フィルハーモニア管弦楽団

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  • ★★★☆☆ 

    robin  |  兵庫県  |  不明  |  2024年01月26日

    皆さんの評価が高いが私は普通です。カンテルリは早くなくなって録音数も多くはないが、割と地味な指揮者だと思う。演奏にもそれが表れてイマイチインパクトに欠け突き抜けたものがないようだ。そんなところが、トスカニーニと違っている。彼の少ないCDでも特に<これだ>、というのがないのは残念ではあるが。余談だが、彼のベート―ヴェン7番のステレオLP、英ASD盤は数少なく高価であったが、演奏はまあまあ普通というところだった。

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  • ★★★★★ 

    MMT  |  不明  |  不明  |  2010年11月04日

    演奏時間は、メンデルスゾーン4番「8:28/5:57/6:12/5:54」、ブラームス3番「10:17/8:51/6:23/8:33」となっています。メンデルスゾーンは1951年のモノラル録音ですからさすがに広がり感はありませんが、古いわりにはクリアな音です。驚くべきはブラームスです。いくらステレオ録音といえども1955年のものです。にもかかわらず到底この時代の録音とは思えないほどのサウンドが溢れ出てきます。1970年代の録音だと言われたら「ああ、ホントだな」と思ってしまいそうなレベルです。演奏内容も、私はメンデルスゾーンよりもブラームスのほうが良いと思いました。ブラームスに求められがちな渋みはあまりありませんが、それに代わって温かくて優しくて色彩的な音に包まれる気分になる演奏だと思います。さすがに終楽章には厳しさが伴っていますが、それでも温もりがあり、ある種の清々しさも加わった格調高い演奏となっています。3番は「ブラームスの英雄」なのだそうですが、カンテッリの演奏を聴くと、3番のほうが「田園」なのかな、と思ってしまいそうです。3番屈指の名演です。カンテッリの夭逝が非常に惜しまれます。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年02月06日

    1956年僅か36歳で航空機事故で亡くなったカンテルリは同年録っていたベートーヴェンの運命交響曲の内第1楽章のみを録らず(第2,3,4楽章は一応録り終えた?)生を断たれたのも皮肉な運命なのでしょう。トスカニーニを師とするけれど師ほど癇癪的なイメージの演奏ではなく流麗さというかその辺りがトスカニーニと違った魅力がある指揮者と本盤演奏を聴いて思いました。さて、先ず1951年PHOとの録音「イタリア」交響曲なのですがイタリア指揮者の先入観も手伝ってのコメントにどうしてもなってしまいますね。第1楽章の覇気がありリズム・メロディの推進力が新鮮です。第2楽章は潤いと余裕が感ぜられ第3楽章はきっちりと運んでいます。後年1955年にこの「イタリア」交響曲を録り直しているのですが特にこの楽章が1955年再録ではタイムが少し長めとなっているらしく・・・寧ろだれるのでは?とも素人の私などは思ったりして・・・。最終楽章はこの交響曲の魅力の一つでスピード感を出しつつ前へ突き抜けていく爽快な感じが素晴らしいです。演奏タイムは@8’28A5’57B6’12C5’54でマァマァな感じです(あのトスカニーニの超名演盤タイムは@7’32A5’47B6’25C5’48で第1楽章の断然な速さが分ります)。この「イタリア」交響曲はモノラルですが録音状態は良いです。続く初期ステレオによるブラームスの第3交響曲は1955年やはりPHOとの収録で私の聴き誤りなのか若干縦線不合ズレみたいに受取れるパッセージもありますが実に丁寧にこの曲の構築美を表現しているのでしょう、屈託は皆無の演奏であります。タイムとしては@10’17A8’51B6’23C8’33と心持ち各楽章速めでメロディ表現も抑制・・・第3楽章もっと歌えるのに控えめでも中ほど後消え入りそうにゆっくり・・・しかし黄昏という屈託は無いサッパリ感に漂う微妙な変化は独特です。デニス・ブレインのホルンも聴きものです。最終楽章はがっちりと先述の構築美を見せつつ若干スピードアップして「〆め」へ・・・・小波の立つ内に。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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  • ★★★★★ 

    九郎田京一  |  お茶どホール  |  不明  |  2008年03月13日

    ”イタリア”はモノーラルだが、下手なステレオ初期の録音より余程聴きやすいと、言えなくもないようです。 僕がこれまで愛聴してきたのは、クレンペラー/PO盤ですが、これはそれをも超えると言えなくもないようです。 ブラームスの第三交響曲も素晴らしい録音です。 聴けば聴くほどにカンテルリの夭折が惜しまれます。

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  • ★★★★★ 

    桜子  |  fukuoka  |  不明  |  2007年03月19日

    やっぱりカンテッリは天才だわ・・・(独り言です)。 渋く濃厚な香りのブラ3が好みなのですが、今私は自分の嗜好の硬い殻を破り、流麗にしてきめ細かなカンテッリにひれ伏します。こんな演じ方があったとは。

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  • ★★★★★ 

    犬  |  犬小屋  |  不明  |  2006年10月31日

    何といってもブラ3がすばらしい!豊かなサウンド、全曲通して切れることのない緊張感。この録音の古さでこれだけ聴き応えがある演奏はないのでは? イタリアに関しては個人的には1955年の録音(EMI)が好きだが、しかしこれもかなり良い演奏といえよう。 ブラヴォー!

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  • ★★★★★ 

    たか  |  東京  |  不明  |  2006年03月05日

    イタリアは以前から名盤の誉れ高いがブラ3はそれにも増して素晴らしい。カンテルリの指揮もさることながら第三楽章のホルンソロでデニス・ブレイン様の妙技が堪能できる。同時期のクレンペラー盤のソロはブレインではないようなのでこの演奏は貴重。(クレンペラーとブレインはソリが合わなかったらしい)とにかく必聴!

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  • ★★★★☆ 

    風雷暴  |  横浜  |  不明  |  2003年06月23日

    初聴きだがCantelli の本質は、トスカニーニ的ヒステリーとは無縁のしなやかでナイーヴな瑞々しい抒情性と感じた。造形も非常に丁寧で荒さが無く、色彩に対する感性も抜群で当時の稀有な存在!でも僕はメン4に更なる流麗なスピード感が欲しい。ブラ3も当時では珍しく、剛毅な熱い「英雄」ではなく、たおやかな抒情的「田園」に変貌している。音質良好(特にブラ3はstereo)。

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  • ★★★★★ 

    トドカラ狂  |  名古屋市  |  不明  |  2003年05月08日

    メンデルスゾーンのイタリアが大好きで、いろいろな演奏者のものを持っていますが、躍動感といい、この演奏が一番です。ブラームスの3番も良いですね。「ブラームスもカンテルリもお好き」になること請け合いです。

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  • ★★★★★ 

    sk  |  Fukuoka  |  不明  |  2003年01月03日

    イタリアもブラームス3番も、目の覚めるような素晴らしい演奏で、特にブラームス3番がこれほどすばらいい曲であったことにおどろいた。

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