拝一刀  |  千葉県  |  不明  |  2014年07月20日

そんなにカイルベルトの指揮ダメかなぁ？「神々の黄昏」第3幕後半の畳掛けるような金管の鋭い咆哮など圧倒的だけど。歌手はヴィントガッセンは全然良くない。棒読みの歌い方で感情が全く入っていない。この人大概そういう感じだけどなんか評価高いよね？まぁ聴く人の感性の違いもあるけど、戦時中のマックス・ローレンツに比べたらヴィントガッセンなど屁のようなもの。とにかくそんなに酷評するほどカイルベルトの指揮・解釈は決して悪くない。それどころか大変素晴らしいと私は思う。

 

Perfect Wagnerite  |  東京  |  不明  |  2008年05月25日

『第一次黄金時代』とは何のことかわからないが(20世紀初頭・1920/30年代の同音楽祭の水準はより卓抜)、今回Kempe盤が出て卓越した指揮がこの長大な曲を如何に意味深く聴かせる事ができるかを証明してしまった点で、KeilberthにはWandererさんが仰る通り、望む所が多い。Hotter, Neidlinger, Varnay, Uhde, Brouwenstijnは、過去のどの時代に比較しても遜色無いと思うが、歌手も全員偉大とは云えない。Wagnerでは如何せん指揮が最重要でイタリア・オペラの様に歌手だけ聴く訳にはいかない。このdiscのrelease自体は有難く、敢えて粗探しをすればです

 

エステ荘の噴水  |  奥州  |  不明  |  2008年04月08日

全曲盤CDを聴いての感想です。55年の、それもライブ録音ですから、録音チームとしては何かを採り何かを捨てる必要があったでしょう。結局歌手達の声を残すことを優先したようですが、それは大正解。歌手達の見事さをこれほど実感させられる録音を他には知りません。代わりにオケの方は迫力今一つ。カイルベルトの指揮も当初の批評から想像していたよりもずっと早いテンポで淡々としているように感じられます。これは偉大な歌手達を聴くべき録音であると思われます。

 

Der Wanderer  |  Tokyo  |  不明  |  2008年04月01日

第一次黄金時代の記録としての価値は測り知れない。だが歌手はピカ一だけどカイルベルトの手腕はいまいち。表情、テンポ、ダイナミクス、呼吸感といったニュアンスの変化が足りず単調になっているのが惜しまれる。細かく聞き込むとクナは無論、似たアプローチのクラウスやベームと比較しても明らか。吉田翁が54年に聞いたはずなのにカイルベルトの指揮について書いていない（クナのパルジは絶賛）のも頷ける。

 

cherubino_492  |  東京都  |  不明  |  2008年01月19日

全曲セットになるのを待っていて、ようやく入手できました。ステレオ録音というだけで奇跡ですが、歌手の声が予想以上に良く録音されていました。錚々たる歌手たちの各々の出来も良く、特にホッターはデッカの時より断然良い。カイルベルトの指揮が大人しく思えるのは好みの問題でしょうか。20世紀半ばのワーグナー歌手を聴くのに最高のアルバムとして、不滅の価値があります。尚「ラインの黄金」のニーベルンゲンの場面のノイズは、電気的なものではなく、演出で煙でも出した時のものだと思います。

 

カバポチ  |  横浜市  |  不明  |  2007年01月07日

バラで全部揃えたが、この「指環」の演奏水準は極めて高く、音質もＬＰと比較しなければ驚異的に素晴らしいので（デジタル的な硬さがなく、アナログ的な生々しさが最大の魅力）、今後「指環」のＣＤのチョイスとしては、ベスト１になると思う。このセットは割安なので、バラで買っていない人は即買い！です。全曲盤が出るまで待てなかったのは、ワグネリアンの性かな？

 

カバポチ  |  横浜市  |  不明  |  2007年01月06日

ＬＰを入手した後、ＣＤもバラで４部作を入手したが、結果はＬＰの圧勝！まだ、ＬＰは国内で在庫があるようなので（タワー○コード等）、プレーヤーを持っている人は絶対に入手すべきだ。確かに９万円近くして高いが、「一生の宝物」になること必至だ。ＣＤもＬＰと比較しなければ、音質はかなり落ちるが入手して損はしない。ＬＰと違って機能面で優れているから便利だ。

 

かずちゃん  |  世田谷  |  不明  |  2006年12月26日

28000円は，高くないが，現段階では懐が寒いので我慢です。いずれは買うでしょう。 待っていて良かったワイ。