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CD 宇和島ライヴ Vol.1 ハイドシェック(p)

宇和島ライヴ Vol.1 ハイドシェック(p)

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  • ★★★★☆ 

    BWV  |  北海道  |  不明  |  2013年04月03日

    モーツァルトはさすがにやりすぎだと思った。恣意的な表現が不自然にすぎる。 ベートーヴェン「テンペスト」は素晴らしい。「鬼神もたじろぐ」という表現がピッタリの凄演だ。ここではハイドシェックの自由奔放にして劇的な表現によって、ベートーヴェンが古典派様式におさめきれなかった燃え上がる情熱が解き放たれている。これを聴いてしまうと他のどのCDの演奏も物足りなく感じてしまうほどの、ロマン全開、ベートーヴェンそのものの音楽である。 ドビュッシー「版画」もトップクラスの名演。テクニックが超絶的なので、曲想の描き分けや音色の色彩感が抜群で、脳裏にその情景が浮かんでくるのだ。それでいてハイドシェック自らの情熱も投影されており、音楽が息づいている。 録音も生々しく、ハイドシェックの息遣いを伝えてやまない。 一度は耳にするべき素晴らしいCDである。

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  • ★★★★★ 

    マコシュテット  |  神奈川県  |  不明  |  2010年08月17日

    ピアノ対象作品ではないのでピアノで弾くという事自体がすでにロマンティックですよね。それでもプレーヤーは、モーツアルトらしく、とか、ベートーベンらしくとか、はたまたバッハらしく弾き分けられるところが凄いですね。 デビューしたての梯さんのどこまでもクリアなモーツアルトとこれとを比べさせて頂くとハイドシェックの音には希望があり(人は年齢を重ねると無常の悟りを深くするはずなのに、すでに通り超したのか)、梯さんの音にはただただ無常感だけが聞こえてくるように思えてなりません、しかし、これも僕の幻想でしかないでしょう。ドビュッシーは静と動、明と暗の繋がり方がとても自然で馴染みます。 ピアノのできも悪いのに腐らず弾いているのが好感もてますね。◎ 録音は加工的でないライブな音、もう少し低域方向で量感と解像度が欲しいですね MAC G4>

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  • ★★★☆☆ 

    七海耀  |  埼玉県  |  不明  |  2010年05月04日

    このハイドシェクのモーツアルトは、もちろんこういう弾き方もあると思うのですが、この曲の性格を考えると、やはりもう少し「節度」というか、「造形美」があっても良いと思います。「左手を生かす」のは良いとしても、ここまでロマンティックに弾くのは、モーツアルトには不向きと思えます。ベートーヴェンとなると、そこまでの違和感はありません。解説者が持ち上げる「気迫」のようなものが、確かに伝わってくる。録音が素人くさく、それがその感を助長します。

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  • ★★★☆☆ 

    robin  |  兵庫県  |  不明  |  2009年07月02日

    20のレヴューがあるので、私のが載るかどうか分からないが、モーツアルトもテンペストもユニークな演奏であことは間違いない。このcdはすでに両曲とも十分聴き込んだ人なら感動するかもしれないが、演奏優位で曲の自然体なメロヂーの美しさが損なわれてており、初めて聴く人には曲の良さがわかりにくいと思う。宇野氏の評するほど期待以上に楽しめなかった。残念ながら幾度も取り出して聴きたい、とはおもはない。

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  • ★★★★★ 

    kaneko  |  えひめ  |  不明  |  2008年11月03日

    すばらしい。こんなテンペストは二度と現れないでしょう。感動して涙が出ました。 ショパンのバラードやリストの狂詩曲、シューマンもあれば聴いてみたいところです。

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  • ★★★★★ 

    yoppe  |  横浜市  |  不明  |  2008年09月20日

    「最高」をつけます。この「テンペスト」はたしかにすごい、けれんみたっぷりのパフォーマンスだけどそれはエスプリです。第二楽章のアダージョには泣かされます。 ぼくはかつてリヒテルの1961年盤を聴いてテンペストフリークになりました。リヒテルの独特の空気感とドラマ性に惹かれました。「テンペスト」は曲の強さのうえに演奏家の創造性をかきたてる何かがあって、いい演奏が多いと思います。宇和島と同時期のギレリスもいいです。名演はこれからも出るでしょう。宇野さんの「その人の顔をみたい」うんぬんは言い過ぎです。

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  • ★★★★★ 

    tombokiri  |  sendai  |  不明  |  2008年05月29日

    昨日、ハイドシェックのピアノリサイタルを聴いてきました。これまで私はピアノソナタでは眠くなるのが常でしたが、ハイドシェックの演奏には鳥肌が立って、涙が出てきました。あまりに感動したのでこのCDを買ってみました。鬼神のごとき、はよくわかりませんが、一つ一つの音がきれいに響いてくるのはライブと同じで、とても気に入りました。音が心に響いてくるライブの感動を思い出させてくれます。

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  • ★★★★★ 

    まあくん!  |  テラにて  |  不明  |  2008年05月16日

    この名盤が復活したのはなんとも嬉しい。愛撫 先さんの「このピアニストを評価するのは宇野だけなのだ。」には反論しよう。宇野氏以外にも何人もの評論家が褒めてますよ。もし仮に宇野氏のみ、あるいは誰ひとり褒めてなくてもそれが何だというのだ。このレビュー欄にある通り多くの方が感動しておられる。それが全てだろう。けなす場合にももっとまともな姿勢があるべきだ。訳のわからない誹謗中傷は控えよ。

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  • ★★★★★ 

    氷狼  |  北海道  |  不明  |  2007年11月28日

    天才の閃きだ! モーツァルトの12番ソナタはうっとりするほどの名演である。そしてテンペストはまさに嵐のように吹き荒んでいく。 弾き崩してはいるが、音楽の本質自体は壊れていない。むしろ本質をむき出しにするかのような演奏である。 これにはどんな賛辞も足りないだろう。

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  • ★★★★★ 

    ケイサン  |  森之宮  |  不明  |  2007年05月18日

    楽譜というものは演奏家にとっては一種のヒントでしかないし、主に自分で演奏することを前提にした当時の作曲家にとってはメモ程度のものでしかない。楽譜どうりに弾かせたいならロボットにでもさせればいい。私にとってはハイドシェックのテンペストもバックハウスのそれもまさにベートーベンそのもの、要は 演奏家が作曲者の次元にどれだけ近づけるか、ということで録音状態やスタイルの問題ではない。おしまい。

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  • ★★★☆☆ 

    たけかわ  |  豊中  |  不明  |  2007年03月16日

    このピアニストの責任ではないのでしょうが、誇大広告はやめましょう。クラシックを愛好するものとして、あまりにふざけていてがまんならない。演奏は特筆するべきものでなかった。たとえもっといい内容の演奏だったとしても、度がすぎませんでしょうか・・

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  • ★★★★★ 

    村井 翔  |  名古屋  |  不明  |  2007年03月05日

    個人的にはモーツァルト最高のピアノ・ソナタと考えるK.332の最美な演奏として長らく愛聴してきた。今回はやや響きがスリムになった印象だが、致命的な違和感はない。いま風に言えば楽譜無視の「のだめ」型ピアニストだが、楽想ごとに最適な表情とテンポを求め、それをモザイクのように組み合わせて曲を作っていくのであって、イン・テンポという概念さえ捨てれば、もちろん名人芸ではあるが、ちゃんと理にかなった演奏だ。こういうピアニズムは、コルトーからルイサダへと受け継がれるフランスの一つの伝統ですらある。

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  • ★★☆☆☆ 

    sunset  |  月島  |  不明  |  2007年03月03日

    オリジナル(テイチク)盤とは明らかに音質が違う。好みにもよるが、ノイズをカットするなど整理した分、あの『伝説』とも言われるLIVEの臨場感が失われている。人にあげようと思って2枚も購入したが、結局中古版盤を探す結果に・・・。まあ再発のおかげで旧盤の相場が下がったことはありがたいが。いずれにしても『名盤』には違いないので、気に入った方は是非比べてみて!ちなみにvol.4は内容、音質ともに高水準。

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  • ★★★★★ 

    牧童の笛  |  相模湖  |  不明  |  2007年03月01日

    4日前彼のリサイタルを聴いて来たが、その感動を伝えるには到底字数が足りない。こんなに豊かな感情に溢れた自在なピアノは、滅多に耳に出来るものではない。当盤はそんな彼の多彩な表現力を味わえる。総ての曲が素晴しいが、何度聴いても褪せることのない特異な美しさを具えた「版画」を、私は最も好む。ハイドシェックのCDに感動し、未だ実演に接しておられない方は、是非この機会に!

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  • ★★★★★ 

    風雷暴  |  横浜  |  不明  |  2007年02月25日

    音質:初版未聴だが、本盤音質に致命的欠陥なく、即物的で良好(芸術的とは言えぬが)。解説ではプロの録音スタッフ抜き(当然機材も)のDAT収録(当然ノイズ無し)、しかも楽器はホール所有のYAMAHA CFV使用と。いくらホールの音響が良く(?)ても当然音質上(演奏も)不利だが、楽器マイクの距離感は妥当。ホールトーンや開放弦の交錯する響きも一応再現される。音像質感も充実しており、YAMAHAらしい渋い中高域と雄大な低域(要はSteinwayならではのブリリアントで扇情的な中高域や、芯の強い深みあるデモーニッシュな低域が出ないだけ)。これ以上は無い物ねだり...

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