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マーラー(1860-1911)

CD 『大地の歌』 カラヤン&ベルリン・フィル、C.ルードヴィヒ、コロ

『大地の歌』 カラヤン&ベルリン・フィル、C.ルードヴィヒ、コロ

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  • ★★★★☆ 

    海尾水  |  神奈川県  |  不明  |  2021年07月12日

    淡い色彩のパステル画のような印象を受けた演奏であり、洗練度は最も突き詰めたものであろう。美の儚さをクレンペラーとは全く異なる方法で解釈しているようだ。

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  • ★★★★★ 

    Nowhere Man  |  石川県  |  不明  |  2015年09月30日

    大地の歌はクレンペラー盤が評価が高いのだが、聴くと重い感じがします。この盤はカラヤンらしく柔らかく流麗です。マーラーの諦感を感じて、素晴らしいと思います。

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  • ★★★★☆ 

    johnbach  |  東京都  |  不明  |  2014年03月18日

    「大地の歌」は本来ならば交響曲第9番となるはずだったが、あえてマーラーは番号を付けなかったという。ベートーベンの第九の呪いのジンクスを意識したのだろうか。ともあれ、そのようにしたことは賢明だった。テノールとアルトが交互に歌う6楽章のこの作品を交響曲と呼ぶには無理があると思うから。「大地の歌」は管弦楽伴奏付き歌曲以外のなにものでもないというのが、聴き終えた率直な感想だ。曲は唐詩のドイツ語訳をテキストにして自由に用いているようで、ネットで原文と翻訳を読んだが、高校時代に漢文の授業で出てきた李白や孟浩然といった名前がなつかしかった。ただし、曲はあまり魅力的ではありませんね。所どころ美しい部分もありますが、これからは余り聞くこともないでしょう。同じドイツ系でも、R・シュトラウスやワーグナーの歌曲やオペラを聴いていた方がはるかに幸福に感じます。ただ、カラヤンの演奏とソリストの歌唱はいいと思う。それゆえ星は四つにします。

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  • ★★★★★ 

    mid-massa  |  三重県  |  不明  |  2014年01月24日

    ワルター/VPO、クレンぺラー/POと共に「大地の歌」のベスト3と言うたら怒られるかな?パツァ−ク、ヴンダーリッヒ、そしてこのコロ、どれもそれぞれ特徴があってよろしい。またルートヴィッヒはいつも素晴らしいと思う。ずっとLP時代のキングMZシリーズから聴き続けているワルターがこれまで一番だと思ってきたし、フェリアーも良くて今でも良く聴くが、録音年代(1952年、小生の生まれた年だ)から仕方ないがやや音が弱い気もする。ワルターより少し新しいクレンぺラー盤も捨てがたい。そしてこのカラヤン盤だが、録音が良すぎて、どこか完成されすぎていて近寄りがたい気もする。マーラーの曲、特にこの「大地」はもうちょっと人間臭さがあってもいいんじゃないかなあ、と思う。でも確かにたまには聴きたくなる演奏ではある。甘いかも知れないがこれも満点かなあ?

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  • ★★★★★ 

    マラ3マニア  |  東京都  |  不明  |  2012年06月03日

    よく言われる事ですが、「大地の歌」の声楽は感情を込めて歌われると、何か違和感を感じるという事。この意見には全く同感で、それが他のマーラーの他の楽曲と決定的に違うところだと思います。声楽をひとつの楽器として扱うカラヤン。まさしくこの曲にうってつけです。今回再発売を機に聴き直しますますその思いを強くしました。コロとルードヴィヒの声は、オケのの中の楽器のひとつに完全になりきり、特に「告別」のルードヴィヒ歌唱は恐ろしいほどの美しさで私に迫ってきます。この演奏は「大地の歌」の究極の名演奏のひとつだと確信しました。

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  • ★★★☆☆ 

    エーテルの風  |  長野県  |  不明  |  2011年02月03日

    中国の詩が使われていると言う理由で、この曲を「東洋的」と考える解釈には賛成しないが、強いて東洋を持ってくるなら、パリ万博に「中国(当時は清国)テーマパーク」があったとしたら、こんな感じだったのではなかろうか?と想像しながら聴くなら何となく納得してしまうのがこの演奏だ。同曲の貴重な解釈だとは思うが、寞としたスケール感が乏しく、湿り気がないのが残念。

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  • ★★★★★ 

    黒い帳面  |  神奈川県  |  不明  |  2009年09月11日

    カラヤンの大地の歌はあまり騒がれない。クレンペラーは「カラヤンの演奏はみんなが言うほど悪くない」というようなことを言ったが、これを聴くとなぜかこのコメントを思い出す。独唱陣も良い。アンチカラヤンにも聴いてほしい。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2009年07月22日

    カラヤンは数々の作曲家の交響曲全集を録音したが、マーラーの録音には慎重であり、一部の曲しか録音していない。しかし、残された録音は、好き嫌いはあろうが、カラヤンならでは個性に満ち溢れた高水準の演奏に仕上がっている。中でも、大地の歌は、第5に次いで録音されたが、オペラを得意とした巨匠だけに、必ずしもマーラーを得意としなかったカラヤンとしても比較的取り組みやすい曲目であったのではなかろうか。したがって、オペラ風の劇的な表現(たとえば、第4楽章の中間部)が散見されるのが特徴と言えるが、そうしたカラヤンの指揮とともに、全盛期のルネ・コロやルートヴィヒのオペラ的な熱唱(特に、ルネ・コロによる第1楽章の終結部)も大いに聴きものである。

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  • ★★★★☆ 

    uso-800  |  神奈川県  |  不明  |  2009年06月04日

    私はクリスタルードリッヒのファンですが、良く聞いていたのはクレンペラー 指揮による盤のほうです。とは言えこちらも勝るとも劣らない名演だと思います。聞きなれたクレンペラーのほうが耳になじんでいるのでどうしてもそちらを聞く機会のほうが多くなってしまいうのはしょうがないですね。 男性のほうはこちらのKOLLOのほうがすぐれているような気がしますが ルードリッヒはどちらも堂々と安定しています。さすが!

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  • ★★★★★ 

    ハルデン  |  東京都  |  不明  |  2009年01月18日

    カラヤンのマーラーの録音の中でベストを挙げるなら私は断然大地の歌を挙げる。他の御二方が仰るように音響的な観点でこの演奏は他の追随を許さない。ルートヴィヒとコロの立派な歌唱もカラヤンの演奏とはまっている。「告別」では孤独や諦念など微塵も感じない強い人間がここでは描かれている。異質かもしれないが、私はここを聴いていると感動する。大地の歌がどういう曲かを知る上で絶対に外せない演奏。

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  • ★★★★☆ 

    高島  |  佐賀県  |  不明  |  2009年01月02日

    先のレヴュアーが仰るとおり、声楽を含めた音響的効果の追求が尋常ではない。70年代にカラヤンが追い求めた音響美学の成果のひとつと思う。精神論だけでカラヤンを切り捨てるのはもったいない。「音響主義」。カラヤンが音楽史上に残したひとつの答えだったと思う。贅沢な音の洪水に身を沈めてみよう。精神的ものを求めるならまた別の音盤に手を伸ばせばよい。一家に何枚も音盤をコレクションできる現代の贅沢。カラヤンは消費時代の音楽の位置づけをやはり深く読んでいる。

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  • ★★★★★ 

    トドカラ狂  |  名古屋市  |  不明  |  2005年03月24日

    30年前、カラヤン一筋だった頃、発売されたLPを大切に持って帰った覚えがあります。19世紀の後半は東洋に対する関心がヨーロッパでは強まり、マーラーもそうした社会背景の中、この交響曲を作曲したと言われています。カラヤンの演奏は、ワルター達に比べれば、精神論より音響的な完成度を目指したものとして、大いに評価されるべきだと思います。2人の独唱者も立派です。

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