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ワーグナー(1813-1883)

DVD 『ニーベルングの指環』全曲&ドキュメンタリー ブーレーズ&バイロイト(1980 ステレオ)(8DVD)

『ニーベルングの指環』全曲&ドキュメンタリー ブーレーズ&バイロイト(1980 ステレオ)(8DVD)

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  • ★★★★★ 

    YKO  |  東京都  |  不明  |  2022年09月19日

    オペラといえば基礎疾患の第一要件であるBMI30を軽く超えてるデブ連中の暑苦しいやり取りがスタンダードであり、音楽だけならまだしも映像が伴うと、歌ってるデブ連中だけでなく見ているこちら側も息苦しくなってくるものだが、この舞台には主要歌手にデブが一人もいないという快挙を成し遂げている。 特に実の妹を略奪婚するという、その種の嗜好家からしたら至上の幸せを得た数時間後に非業の死を遂げるジークムント役の人はロックシンガーもやっていたそうで、映画俳優のルトガー・ハウアーを彷彿させる野性的なイケメンのうえ、双子の妹役の女性も不幸を背負った美人といった風情が似合い、兄役とどこか顔つきが似ているので、二人が抱き合うと実の兄妹が愛し合う背徳を存分に感じさせる素晴らしいキャスティングである。 そしてこの女性が主人公の一人であるジークフリートを産むわけだが、神々のたそがれでは惚れ薬でジークフリートを誘惑する女という意味深な二役を演じている。正直言って主役のブリュンヒルデ役の女性より若くて美人なので、自分がジークフリートだったら惚れ薬など飲まされなくとも、こちらに靡いてしまうだろう。 オペラに興味はあるけどデブがイヤで敬遠してる人にはぜひ観てもらいたい名作である。 ちなみに肝心の演奏や演出の良し悪しについてですが、初公開当時はかなり物議を醸したと聞くけど、普段はロックばかり聴いている門外漢なのでよく分かりません。 追伸.今年(2022年)のバイロイトの新演出もデブだらけの醜悪極まりないビジュアルで、最終夜終了後の凄まじいブーイングは意味の分からないダメ演出に対してだけのものではないだろう。

    8人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★☆ 

    John Cleese  |  静岡県  |  不明  |  2022年06月12日

    当然のことながら、本製品は、2月に既発売のブーレーズDG全集に含まれるリング全曲BDと同一製品と思われますので、その部分のレヴューをいたします。 リングBDはオリジナルがアナログビデオですからブルーレイにアップコンバートされても映像はさほど向上なし。これはカラヤン先生やチェリビダッケ先生の映像BDリリースから学びましたので予想通りですが、音声はかなり向上しており、過去のレーザーディスク(とんでもなく高価だった!シリアル・ナンバー入りでね。当時ゲッツ・フリードリッヒのリングが本邦初上演の年に同時リリースで、ワーグナー・ファンは上演チケットのセット券購入と合わせて、実際のバイロイト詣でに匹敵する出費を強いられたものです。)やDVDよりかなりいい音。DVDのDTS音声は「なんちゃってDTS」でしたが、こちらは本格的なDTS-5.0になっています。今回のリリースでは、上記LD時に付録でついていた(DVDでも既発売ですが)若きシェローがとんでもなくさわやかなイケメンぶりで登場するメイキング・ビデオのディスクが一緒です。このメイキングはブーレーズDG全集には含まれてはいなかったので、商売上手ですなあ。しかしメイキング目当てで、すでに全集CDセットに含まれているBDを購入している人々が、はたしてどれくらい本製品を購入するかなあ。個人の価値観の問題ですけど。その懸念だけマイナス一つ星。内容そのものは5つ星。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    トラトラトラ  |  佐賀県  |  不明  |  2022年06月11日

    ブーレーズのユニバーサルの全集箱を買いました。そのブーレーズのユニバーサル全集箱には、『指環』のブルーレイは収録されていました。しかし、ユニバーサル全集箱には、ブーレーズ、シェローコンビの指環の革命的な上演を巡るドキュメンタリーが付いてきませんでした。しかし、ブーレーズ、シェローコンビのブルーレイ版『指環』には、このドキュメンタリーブルーレイが、付いて来ます。しかも、日本語版で!!!これが、このブルーレイ版の指環の注目ポイントであります。このドキュメンタリーブーレーズ、シェローコンビのブルーレイの単なるおまけではありません。ブーレーズ、シェローコンビの『指環』ドキュメンタリーは、本編の『指環』に負けず劣らず素晴らしい内容の作品です。このドキュメンタリーで語られるのは、この実験的な、前代未聞な、そして、歴史を変えたバイロイトにおける指環上演が実は、基本(テキスト、つまり、ワーグナーの書いたト書き、台詞)に徹底して忠実なものであったと言う事実の記録、証明、証言であります。このドキュメンタリーにおいて、上演の関係者たちの基本(ト書き、台詞)に対する強いこだわりが、子細に映像化されています。このドキュメンタリーは、まとまりもよく、関係者の基本に対する情熱は非常に感動的なものであります。このドキュメンタリーが、日本語字幕付きで、ブルーレイの指環におまけで付いてくるというのは、一般のオペラファンにとって素晴らしいニュースであります。ただ、ブーレーズのユニバーサル全集箱にはこのドキュメンタリーは付いてきませんでした。

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  • ★★★☆☆ 

    kobucha  |  北海道  |  不明  |  2021年02月10日

    日本語字幕付きのもの、Blu-ray版で再発売してほしい。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    カバポチ  |  神奈川県  |  不明  |  2010年08月25日

    私はこの盤の前の輸入フィリップス盤を持っているが、演奏も演出もとっても素晴らしいと思う。ただ、字幕が英語とフランス語のみで、日本語はもとより、ドイツ語もないのに参っている。是非とも、国内盤を一刻も早く復活させて欲しいものだ。

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  • ★★★★★ 

    納豆ロッカー  |  群馬  |  不明  |  2008年06月18日

    2006年1月に日本語字幕付き国内盤DVDが出ています。それも知らずにメーカーを駄目とか馬鹿呼ばわりするのはお門違いかと。優れた演出・演奏ですので再発を期待しましょう。

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  • ★☆☆☆☆ 

    chemistration  |  Japan  |  不明  |  2007年06月24日

    ほんと、DGは日本市場を馬鹿にしています。日本語字幕を入れないDGには最近失望しています。ユニバーサルにも絶望感を持っています。作品は良いだけになんともやり切れません。

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  • ★☆☆☆☆ 

    naminchu  |  Tokyo  |  不明  |  2006年08月12日

    演奏は、素晴しい。 それなのに、いつまでたっても日本語の字幕つきのDVDを発売しないユニバーサルは、ほんとに駄目だと思う。恥ずかしい。 LDでは出ていたのに……。

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  • ★★★★★ 

    waowao  |  東京都  |  不明  |  2005年07月17日

    登場人物の性格、感情や心理の変化がよく表現されており、歌手に魅力を感じました。各々の場面で常に動きがあるため、オペラにありがちな、歌手が歌のみに集中して朗々と歌い上げる、あるいは歌のない場面で音楽だけが無為に流れるようなことはありません。フーコーの振り子や鏡などのセットの使用も効果的で、なるほどと思える場面もいくつかありました。オペラという枠組みを感じさせない作品と思います。

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  • ★★★★★ 

    un portrait de PB  |  東京都  |  不明  |  2005年07月16日

    《指環》全体を政治的・社会的寓話と捉え、細部においては自然主義的に処理するシェローの演出は今日からは隔世の観があるが、群集の扱いを含め卓越しており一つの時代の芸術的達成と言えよう。演奏は細かい瑕疵を言えばきりがないが(歌手の音程の悪さなど)、全体としてブーレーズは驚くべきクラリティを保ちつつ演劇との緊密な連携を実現しており、溜飲を下げさせてくれる。これが最高とは言わないが、ある意味テクストに忠実な「最後の」《指環》であり、広く観られるべきものだ。

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  • ★★★★★ 

    Waldvogel  |  Neu Schwanstein  |  不明  |  2005年05月28日

    バイロイトでの初演当時「指輪から手を引け」と中傷ビラをまかれ、会場で殴り合いまで起きたいわくつきの演出ですが、最近よくある視覚的奇抜さのみのトンでも演出ではありません。Deutsche Oper BerlinのG.フリードリヒ演出とともに20世紀後半のRingの代表作でしょう。M.ユングのSiegfriedは、日本ではボロクソ言われますが、W.シュミットなどに比べれば、はるかに良いです。

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  • ★★★★☆ 

    Oyaji2  |  埼玉県  |  不明  |  2005年05月12日

    場末のキャバレーのホステスみたいなラインの乙女、アル中の中年アルベリヒ、よれよれのフロックコート姿の疲れた老人ヴォータン等々初めて観たときの衝撃は忘れられない。歌唱ではマッキンタイヤは合格点、ツェドニクのローゲは素晴らしいが肝心のジークフリートは?、ジョーンズは声は出ているがリズムが不正確、しかしジークムント・ジークリンデのペアはOKとムラがある。オケはいかにブーレーズとはいえ最初の頃は今一(年末のNHK−FMで聞きました。)だったが、80年は本来の実力発揮。総じてDVD版の指環の中ではぴか一。

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