小津夜景

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なしのたわむれ 古典と古楽をめぐる手紙

小津夜景

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基本情報

ジャンル
：
文芸
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784910413051
ISBN 10 : 4910413057
フォーマット
：
本
出版社
：
素粒社
発行年月
：
2022年03月
発売国
：
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
須藤岳史 ,  
追加情報
:
２３２ｐ；19

内容詳細

文芸と音楽、地中海と北海、断片と物語との、あざやかな響きあい。フランス・ニース在住の俳人とオランダ・ハーグ在住の古楽器奏者による、言葉と音への親愛と懐疑に満ちた２４の往復書簡。

目次 : １（きらめくらくがき/ 耳は意味を探してしまう/ なしのたわむれ/ 辺境への誘惑/ ことばはこばと/ 音のこどもたち/ ありやあらずと/ 詩と道と/ 存在の青い灰/ 片隅と世界と/ ゆめにめざめる/ この地上で）/ ２（日曜日の午後の軽い手紙/ 文と不死/ うちのそと/ ふわふわふうみ/ 未来を読むこと/ ものがたりのはじまり/ 隠された接続詞/ みえないたくらみ/ 間の呼吸/ わたしのあだしの/ 限りない広がりと空白/ ふりだしにもどる）

【著者紹介】
小津夜景 : １９７３年北海道生まれ。俳人。２０１３年、連作「出アバラヤ記」で攝津幸彦賞準賞、２０１７年、句集『フラワーズ・カンフー』で田中裕明賞受賞

須藤岳史 : １９７７年茨城県生まれ。ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。演奏活動の傍ら、「望星」「三田文学」「現代詩手帖」「図書」等に書評や随筆を執筆（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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読書メーターレビュー

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  • アマヤドリ さん

    読了日：2022/08/21

    感想はこちらに https://amayadorinoshoko.hatenablog.com/entry/20220925/1664104520

  • 藤 さん

    読了日：2023/12/01

    ニースとハーグの描写や古典と音楽が響き合う文章を愉しく読んだけど、読みこなせたかというと疑問。置いておいてまたいつか再読したい。小津夜景さんの文章に惹かれたので他エッセイも読む。

  • garyou さん

    読了日：2023/05/13

    南仏とオランダと、こんなに違うのかと思って読むうちに、突然新型コロナウイルスが猛威を振るって様相ががらりと変わってしまう。というのは本書では背景に過ぎないのだが、うつくしい景色・おいしい食事・周囲の人々とのつながりが突如として断たれてしまうことに意識が向いてしまうほど、この本に書かれていることは自分にはよくわからなかった。小津夜景を追って手にした。

  • ckagami さん

    読了日：2022/12/15

    往復書簡集というのが好きで、見つけると読むのだが、こちらは小津夜景さんのほうの文章が手強く、ところどころ理解できず。須藤岳史さんのほうは、バロック奏者ってみんな文章がうまいのか……？となる面白さ（鈴木秀美さんのエッセイが好き）。終盤の物語についての応酬はとても面白かった。

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小津夜景

１９７３（昭和４８）年、北海道生まれ。２０００（平成１２）年よりフランス在住。’１３年「出アバラヤ記」で攝津幸彦記念賞準賞、’１７年句集『フラワーズ・カンフー』で田中裕明賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

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