近現代アイヌ文学史論 アイヌ民族による日本語文学の軌跡 近代編

寿郎社

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784909281029
ISBN 10 : 4909281029
フォーマット
出版社
発行年月
2017年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
須田茂 ,  
追加情報
:
524p;19

内容詳細

不条理な“死角”と“ネグレクト”のなかで文学の普遍性を堅持した知られざるアイヌ民族文学、近代の軌跡。

目次 : 序章/ 第1章 異言語(日本語)の強制と同化教育/ 第2章 樺太からの発信“その1”―山辺安之助『あいぬ物語』/ 第3章 樺太からの発信“その2”―アイヌの民俗誌/ 第4章 武隈徳三郎の『アイヌ物語』とその周辺/ 第5章 知里幸惠の『アイヌ神謡集』―原風景の創出/ 第6章 詩歌人たちの登場―内なる越境の始まり/ 第7章 近代後期の言論者たち/ 第8章 近代後期のキリスト教系アイヌ文学の系譜―ジョン・バチェラーの弟子たち/ 第9章 内なる越境文学としての近代アイヌ文学

【著者紹介】
須田茂 : 1958年東京都生まれ。学習院大学法学部政治学科卒。民間企業に勤務する傍ら明治以来の近現代のアイヌ文学を研究し、その成果を「近現代アイヌ文学史稿(一)〜(八)」として札幌の同人誌『コブタン』に発表。現在同誌に「現代編」を連載している。北海道文化財保護協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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