北海道放送報道部道警ヤジ排除問題取材班

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ヤジと民主主義

北海道放送報道部道警ヤジ排除問題取材班

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784907239657
ISBN 10 : 4907239653
フォーマット
出版社
発行年月
2022年10月
日本
追加情報
:
220p;19

内容詳細

「帰れ!安倍やめろ!」ヤジをとばした聴衆が北海道警察に排除された。この「小さな事件」の深層をしつこく追った地元放送局のドキュメンタリー!

目次 : 第1部 ヤジと民主主義(安倍総理に飛んだヤジ/ 排除され、付きまとわれた女性 ほか)/ 第2部 なにが裁判で裁かれたのか(舞台は国家賠償訴訟へ/ 道警側の主張 ほか)/ 第3部 北海道警元幹部に訊く(原田氏インタビュー(第1回)「治安維持のためなら、多少のことはいいじゃないかという風潮が警察にはある」/ 原田氏インタビュー(第2回)「カメラのいる前で堂々と警察は違法なことをやった。マスコミは無視されたんですよ」)/ 第4部 ヤジとメディア(2019年夏/ 2020年春 ほか)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kinkin さん

    安倍首相の演説を妨害したとして排除された人々そしてその人を「あんな人達」と言ったことはもう6年前になるのかと思いながら読んだ。日本という国は言論の自由、表現の自由が当たり前のはz。それがいつのころからかないがしろになってきている。海外のニュースをみていると現政権に対する批判や講義をプラカードを持って更新している様子が映される。よほどの独裁主義でモンければ当たり前の光景だが、当時はプラカードを持ったり呼びかけても排除されていた。込み入った話はいいとしてやっぱり自由にものの言える保障はされないといけない。

  • 秋 眉雄 さん

    与党側の大物政治家の演説中、ヤジをとばすと警察が飛んできて取り囲んでその場から連れて行かれるらしいよ。ヤバいよね。そのことについて書かれた本が、それが起きた地方のほとんどの本屋さんに置かれてないらしいよ。ヤバいよね。上下左右どの立場の人間も、そのことについて考えたほうが良いと思います。

  • 遊々亭おさる さん

    参議院選の応援演説でマイクを握った安倍総理(当時)の演説中にヤジを飛ばした市民が半強制的に排除された。なかには声は出さずにプラカードを掲げただけの人も。排除された者はこれを表現の自由の侵害として裁判に訴える。一審では原告の(ほぼ)全面勝訴となったこの出来事を通して国民が物言えぬ国になるリスクに警鐘を鳴らした一冊。有権者が政治家に直接声を届けることが出来る機会は少なく、演説の場はその数少ない機会のひとつ。これは少数派に限った話ではない。権力は国民の安全を守ってくれるが、逆にその安全を脅かす諸刃の剣にもなる。

  • 二人娘の父 さん

    安倍元首相の件を踏まえて読むと、なかなかに深い問題を内在した事件だったと思える。結論的に言うならば、警備警察の主眼は「演説妨害者の排除=異論の排除」に重点が置かれており、演説者を直接攻撃する人物への警戒心はほとんどないと言わざるを得ない。当然、札幌と奈良では条件や環境は異なる。しかし警備で最も重視している点は、やはり明確だ。安倍元首相の事件は決して奈良県警の怠慢ということだけではないと感じる。声を上げた方と判決を下した地裁裁判長には敬意を表したいと思う。

  • どら猫さとっち さん

    2019年、北海道で安倍総理にヤジ(抗議)を飛ばしたことで、警察に強制的に拘束された人たち。警察はなぜ強制的拘束をしたのか。そして、裁判へ。この国の民主主義とは何か?人権と国民の願いをかけて、闘った事件の記録。もし、抗議したことで、民主主義が脅かすことがあったら。私たちは、このことについて、真剣に考えないといけない。本書に登場した「真実ー新聞が警察に跪いた日」と併せて読みたい。

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