ヴィリコニウム-パステル都市の物語 TH Literature Series

M・ジョン・ハリスン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784883754601
ISBN 10 : 488375460X
フォーマット
出版社
発行年月
2021年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
320p;19

内容詳細

スチームパンクの祖型とも評され広範な影響を及ぼしてきた、傑作ダークファンタジー!

【著者紹介】
M・ジョン・ハリスン : 現代イギリスを代表する作家。1945年、イギリス・ウォーリックシャー生まれ。1968年、イギリスSFの“新しい波”の牙城であった「ニュー・ワールズ」誌で、短篇と評論の同時掲載でデビュー。1970年代から80年代にかけて『パステル都市』『翼の嵐』などのダークファンタジー“ヴィリコニウム”連作で人気を博する。90年代には『登山家たち』『心の行方』『人生の徴』などのノンジャンル小説を書きつつ、イギリスの若い作家たちの新しい作風「ニュー・ウィアード」と命名して論争を起こした

大和田始 : 翻訳家・評論家、「SF Prologue Wave」編集委員。1949年宮崎県生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。1972年、ロバート・シルヴァーバーグ「太陽踊り」(「SFマガジン」1月号)の翻訳で翻訳家として、「遊侠山野浩一外伝」(「NW‐SF」No.5)で評論家としてデビュー。詩人・フランス文学者の父・服部伸六、翻訳家の叔父・神戸政郎の顕彰活動でも知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アルビレオ@海峡の街 さん

    以前から読みたかったパステル都市。アトリエサードさんのおかげで読むことができた。(サンリオSF版もどこかにあるが発掘が面倒)正直なところ最初の短編でイメージがつかめずに何度もくじけそうになった。中世的な世界観にロストテクノロジー、錆でできた砂漠。飛行艇や外骨格をまとい戦う小人トゥーム(マトリックスのAPUのイメージ)はるか未来の地球を舞台に、魅力的な小道具は散りばめられているが、全体的に話が暗く気持ちが乗り切らなかった。ただ、価値ある一冊であることは間違いないと思う。

  • スターライト さん

    何らかの理由で機械に象徴される人類文明が衰退して久しい未来の地球。〈たそがれの文明〉後に興り、500年以上にわたって存在したヴィリコニウムを舞台に繰り広げられるダーク・ファンタジイ。主人公のクロミス卿は優れた剣の使い手だが、戦いよりも詩を愛す騎士。幻視的なムードもあってか、読んでいるとプリーストの〈ドリーム・アーキペラゴ〉を思い出してしまった。アメリカにおける〈新しい太陽の書〉的位置をイギリスで占めるという本書の刊行を皮切りに、さらなるハリスン作品の邦訳を期待するのは僕だけではないだろう。

  • OHNO Hiroshi さん

    うーん。ひと通り眺めて読んでみた。まだまだ僕が未熟。よくわからない。もっとデープに世界に浸ろう。

  • 5〇5 さん

    ああこれ、高度なテクノロジーを有した文明が滅んだあとの、中世ヨーロッパのような騎士が活躍する世界・ヴィリコニウムを舞台にした作品集なのよ。最初はちょっと難解で戸惑っちゃった。でも「風の谷のナウシカ」をイメージすると入り込み易いかな。特に中編の「パステル都市」は読み応え十分よ。世界観がパッと広がって納得の一作。これを最初に読んだほうが良いわねぇ。

  • マト文庫 さん

    作品のことも著者のこともほぼ知識ゼロで、サンリオSF文庫に入っていたことも知らなかった。SFでも幻想小説寄りのものは苦手としていたからかもしれないけど、最近ようやく魅力に触れつつあるので、いい読書だった。ナウシカを想起させる世界、文明と人類の関わり、英雄的でない登場人物たち。M・ジョン・ハリスンの諸作を追ってみたくなったけど、翻訳は少ないようだ。

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